【鉄血ガンダム】伝説の「止まるんじゃねえぞ……」を振り返ってみた【オルガ・イツカの名台詞】
スポンサーリンク
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
止まるんじゃねえぞ。ナビゲーターの淡雪が名言を残してしまいました。
この第32回目となる放送では『鉄血ガンダム』こと『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の名台詞を、改めて振り返ってみたい、そんな趣向です。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
アシスタントの締里だ。このブログも道が続いていけばいいな。
この伝説に昇華した屈指の名シーンがもとで、オルガは実力派にして人気声優、細谷佳正の不動ともいえる代表キャラになった。どの作品に出演しても「団長」「オルガ」と実況でコメされる様になってしまったが。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
そうですね。けれど時が経ち、新たな代表キャラが生まれれば、ファンの認識も変化していくと思われます。
そういう例ってあるか? 保志総一朗なんて未だに「キラ」だぞ。
あります! かつて何を演じても「お兄様wwwwww」と揶揄されていた人気声優、中村悠一さんですが、ジョジョ第5部に出演してから「ブチャラティお兄様」と形容される事も増えました。
やっぱり「お兄様」呼びじゃないか。
対する早見沙織さんの方は『さすおに』の印象そんなにありませんが。言っている当人の中の人なのですが。
早見沙織はな。メインキャラを演じても本人呼びのコメが多い気がする。
機動戦士ガンダム
鉄血のオルフェンズとは
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムシリーズにおて、宇宙世紀シリーズとは異なる『アナザーガンダム』に位置される作品。キャッチコピーは「いのちの糧は、戦場にある。」TVシリーズ(Zガンダム以降)では伝統となっていた主人公機の乗り換え(∀は除く)ではなく、機体が進化するという形態をとった。本作はガンダムシリーズの特徴である「大国同士の戦争」や「戦いに巻き込まれる主人公」とは一線を画し、自由を勝ち取る為の局地戦に話は終始しており、群像劇の色合いも濃かった。従来シリーズ以上に善悪の線引きがされておらず、主人公サイドが完全敗北に終わる初のTVシリーズでもあった。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
W主人公でありましたが、《ガンダムバルバトス》のパイロットであった三日月・オーガスさんよりも、《鉄華団》団長、オルガ・イツカさんの方が印象に残っています。
キラ・ヤマトが種死において「(ストライク)フリーダム(ガンダム)の生体CPU」と揶揄されていたの同じく、ミカ(三日月)は自らの判断をオルガに依存して、バルバトスの一部品みたいな役割から成長できなかったからな。
この作品はオルガさんの苦悩がテーマでもありましたね。
劇中の終盤なんて、団長という責務とミカ(三日月)からのプレッシャーに、全てを放り投げてトンズラこけたら――という願望(本音)がこれでもかと暗示されていた。
それでも最後まで仲間の為に生き様を貫いたオルガさんは格好よかったです。
最後まで《鉄華団》と共に、だったマクギリスを命乞いの為、ラスタル・エリオンに売り渡そうともしたが、そこは仕方が無いよな。
仲間を捨て駒扱いされた際に「《鉄華団》は手を組んだ相手を裏切ることはねえ」と啖呵を切っていたが。
その辺は、脚本の犠牲者かと。その後の展開も含めて。
では、状況を説明しよう。
皆さん、ご存じかと思いますが一応。『火星の王』を目指し【ギャラルホルン】の革命派(マクギリス)に乗ったオルガさんでしたが、革命に失敗し、《鉄華団》はテロリストの烙印を押されて指名手配です。
四面楚歌に等しい火星から地球へ仲間を逃がす為の算段を付け、その交渉からの帰り際に悲劇は起こった。
オルガ・イツカ名シーン
余裕で意気揚々なオルガ
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
《アドモス商会》からの帰りです。意気揚々ですね。
交渉がリークされていたとしても変装していないのがな。
ライドさんなんて《鉄華団》のジャケットのままです。
不用心にも程がある。そりゃ、革命に失敗するわけだ。
油断の中チャドが撃たれる
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
チャドさんが撃たれました。
冷静に考えると、どうして拳銃なんだろうな?
手榴弾かロケットランチャーの方が確実ですよね。
そこに突っ込んだら負けなんだろう。
撃たれまくるオルガ
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
防弾チョッキすら着ていないという……
ライドさんを庇い、背中から撃たれ捲りです。
オルガ、気迫の反撃!
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
反撃して、一矢報いました!
ヒットマン達はこれで見切りを付けて逃走だ。
手榴弾の置き土産はなしですか。
敵を追いやったものの
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
強がっていますが、これは、もう。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
ここから感動的な音楽が流れ始める。
まさか、ここでオルガさんが。視聴者は意表を突かれました。
せっかくだから公式からYouTubeのPVを。
【Official】Uru 『フリージア』 YouTube ver.『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第2期EDテーマ - YouTube
これを流しながら見ると、臨場感が増すでしょう。
電車の中でうっかり再生して、噴き出すなよ。
歌(曲)とグラフィック、そして演技――単体で評すると文句なく素晴らしいのですが、そのシチュエーション故に悪魔合体すると、悪い意味でとてつもない破壊力を発揮します。
スポンサーリンク
立ち上がるオルガ
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
俺は《鉄華団》団長、オルガ・イツカだぞ――そう胸を張るオルガ。
オルガ、名セリフ開始
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
いいから行くぞ、皆が、待っているんだ――そう言って歩き出すオルガ。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
ミカ、やっと分かったんだ。俺達には辿り着く場所なんて要らねえ――
対して、ミカ(三日月)さんは事切れる前に、とっくに辿り着いていた、と思って亡くなられるんですよね。
ぶっちゃけ、最後の最後まで噛み合ってなかったよな、この2人。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
ただ進み続けるだけでいい――オルガは懸命に足を前に。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
止まんねえ限り、道は、続く。
本当に迫真の演技ですよ。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
結局、オルガさんにとってミカ(三日月)さんという存在は、かけがえのない友情と人生の道標であると同時に、破滅に導く呪いでもありました。
途中で降りたり、ミカ(三日月)に謝る事が出来ていればな。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
俺は止まんねえからよ、お前等が止まらない限り、その先に俺はいるぞ!
唖然となる視聴者を置いてけぼりに、細谷さん渾身の演技が続きます。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
ついに、前のめりに倒れてしまうオルガさん。
色々なコラに使われているが、壁に寄りかかっているんじゃないぞ。
止まるんじゃねえぞ
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
そして伝説の名台詞が爆誕する。優しい声音で、オルガは最後に――
だからよぉ、止まるんじゃねえぞ……
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
|
さようなら、オルガさん。貴方は永遠の存在へと昇華しました。
某高校の卒業式で、卒業生の答辞にも引用されてたよな。
これですね。興味がある方はググって下さい。
卒業式――団長ならぬ生徒会長
344万回の再生数を誇っている。流石はオルガだ。
また、今年の京大入試においてもこんな胸像が。
京大オルガ像
|
あえなく撤去されてしまいましたが。
止まってしまったか。
お供えの鉄火丼が50円引きだったのが敗因かと。
それでは今回の放送はこの辺で。
【引用元――機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(原作:矢立肇/富野由悠季、サンライズ/MBS)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。