【アニメ1クール総評その10】視聴した作品をメインに振り返って感想・考察する【2025年の春アニメ】
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――オンエア、START!
- 【アニメ1クール総評その10】視聴した作品をメインに振り返って感想・考察する【2025年の春アニメ】
- 前振りトーク
- この期に放映されたアニメ
- 視聴した作品の感想
- アポカリプスホテル
- ある魔女が死ぬまで
- 一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる
- ウィッチウォッチ
- 宇宙人ムームー
- ウマ娘 シンデレラグレイ
- 俺は星間国家の悪徳領主!
- 片田舎のおっさん、剣聖になる
- 勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~
- 機動戦士Gundam GQuuuuuuX
- この恋で鼻血を止めて
- ざつ旅-That's Journey-
- Summer Pockets
- 忍者と殺し屋のふたりぐらし
- 日々は過ぎれど飯うまし
- プリンセッション・オーケストラ
- 前橋ウィッチーズ
- mono
- LAZARUS ラザロ
- ロックは淑女の嗜みでして
- 未視聴だが話題になった作品について
- 円盤の売上など
- 視聴した作品の感想
前振りトーク
リスナーの皆さま、ナビゲーターの淡雪がアニメの感想を語りましょう。
第141回目の放送は2025年の春クールにおいて、未視聴の作品も含めて総合的に語っていきたいと思います。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
お馴染み、アシスタントの締里だぞ。この期は好評作が多かった。
今期はここ最近のクールの中では、全体的に豊作だったという評価で固まったな。平均視聴作品数もかなり多目な感じがした。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
連続2クール作品と分割2クール確定作品が面白いのは幸運でした。
クソアニメらしいクソアニメは、個人的には3作だった。
低予算にも程がある低レベル作画の『工房主』と、メインヒロインの性格が壊滅的だった『だんじょる?』、そして後半はガッカリだった『この恋は鼻血』の3作ですね。
視聴を断念した作品は『ボールパーク』と『鷹峰さん』と『ゴリラの神』『紫雲寺家の~』だな。
このクールは視聴継続作品が多かったので、観る予定だったのに視聴する機会を逸した作品も何作かありましたね。
この期に放映されたアニメ
まずは下の動画を視聴して下さい。
視聴した作品の感想
五十音順に語っていくぞ。
アポカリプスホテル
【引用元――アポカリプスホテル(原作:ホテル銀河楼管理部、アポカリプスホテル製作委員会)より抜粋】
視聴開始前はあまり期待していませんでした。
ところがどっこい、凄く面白かったぞ。
人間がいない設定の為、数十年から数百年という月日をスキップできるのが、話の面白さに貢献していましたね。
ホテルを題材にしているというよりも、地球再興と宇宙からの来訪者というテイストも良かった。
最後は「戻っていた人類」も、かつての主ではなく、この星に帰還定住は叶わない「他の異星人と同じ」お客様に過ぎなかった、というオチも素晴らしかったです。
ある魔女が死ぬまで
【引用元――ある魔女が死ぬまで(原作:坂/コレフジ、ある魔女が死ぬまで製作委員会)より抜粋】
スタートは凡庸な現代ファンタジーかと思っていました。
実際、『嬉し涙』を集めるミッションに特化して、話の展開がマンネリ化すると思っていた。
『嬉し涙』とか「一年後に死ぬ呪い」に囚われずに、大胆にストーリーと世界観を広げていっったのが好評の勝因かと。
主演の青山吉能のあだ名が「ぼっち」から「ズベリー」に変化した感がある。
最後の最後に投げっぱなしで終わったのが悔やれるかと。
2期やって、きちんと原作ラストまでアニメ化して欲しいよな。
一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる
【引用元――一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる(原作:菱川さかく/だぶ竜、闇ヒーラー製作委員会)より抜粋】
なろう枠として「とりあえず」視聴スタートしました。
残念な作画以外は普通に面白いレベルだったぞ。
3バカ娘がちょっとキャラとしてありきたりでしたが。
なろう版ブラックジャックというよりも、能力がヒーラーというジャンル皮を被った『賢者の孫』系だ。
なろうアンチ以外には楽しめるコト、保証できます。
配信ランキングも常に上位だったな。
最後も綺麗にまとめて、2期があるのならば見たいです。
ウィッチウォッチ
【引用元――ウィッチウォッチ(原作:篠原健太、集英社・ウィッチウォッチ製作委員会・MBS)より抜粋】
流石はジャンプ本誌の人気作といった面白さ。
ギャグがキレッキレだった。
このクォリティで連続2クールもご褒美です。
短編連続方式で、ラブコメ要素は薄いけどな。
連続2クールで総評はできないが、シリアスパートはイマイチでした。
宇宙人ムームー
【引用元――宇宙人ムームー(原作:宮下裕樹、京急大学人類再生研究会)より抜粋】
マイナー原作ですが、ニッチ人気は獲得できたかと。
サークルメインだが高校ではなく大学舞台の意味あったよな。
でも、ムームーと桜子さんより天空版さんと園子さんをメインにした方が、明らかに面白そうなのが残念です。
ラブコメとして応援できるの、その2人だった。
っていうか、まさかの連続2クールという。
ウマ娘 シンデレラグレイ
【引用元――ウマ娘 シンデレラグレイ(原作:久住太陽・杉浦理史&Pita・伊藤隼之介、ウマ娘 シンデレラグレイ製作委員会(C) Cygames, Inc)より抜粋】
期待通りの出来だったかと。
分割2クールまでは確定だが、その先まではどうなのだろう?
原作が最終章に突入ですからね。
史実でもオグリキャップはドラマチックだったもんな。
俺は星間国家の悪徳領主!
【引用元――俺は星間国家の悪徳領主!(原作:三嶋与夢/高峰ナダレ、俺は星間国家の悪徳領主!製作委員会2025)より抜粋】
『モブせか』作者の別作品のアニメ化でした。
メカ作画がショボかった『モブせか』とは違ってメカ描写に予算が掛けられていた。
人間と見せかけて誰もがエルフ並みに長寿で若い期間が長いというのは、作品コンセプトを考えれば英断でしたね。
数十年から百年単位の規模だと、寿命100年だと世代を跨ぐ必要あるからな。
尺の関係で、海賊とのバトルで引き延ばしていたのが残念でした。
片田舎のおっさん、剣聖になる
【引用元――片田舎のおっさん、剣聖になる(原作:佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ、SQUARE ENIX・「片田舎のおっさん、剣聖になる」製作委員会)より抜粋】
コミカライズ版のアクションを期待していた人は、ガッカリだったかと。
原作小説準拠だったから、なろう版の剣客商売だった。
そんなに悪くはなかったんですけどね。
分割2クールだし、コミカライズ版のストックは1期の範囲で使い果たしてしまうから、出版社の権利問題を解決できても、結局は原作小説に寄せるしかなかったな。
第1クールのラストエピソードは良かったと思います。
勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~
【引用元――勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~(原作:時野洋輔/ゾウノセ、勘違いの工房主製作委員会)より抜粋】
このクールで正真正銘のクソアニメってこれだけかと。
原作ファンには悪いが、酷かったよな。
作画がボロボロだった時点で、原作者も割り切っていると思います。
前クールのクソアニメ達と比較して、笑える箇所がなかったのも辛い。
手堅くまとめたって感じのラストでしたが、盛り上がりには欠けていましたね。
『dアニメ』の人気ランキングで、30代~60代の年代でぶっちぎりの1位だったのが、色々な意味で頭を抱えてしまったな。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX
【引用元――機動戦士Gundam GQuuuuuuX(原作:矢立肇/富野由悠季、(C)創通・サンライズ)より抜粋】
ノーコメントで問題ないと思います。
老害がなにやら騒いでいたが、普通に面白いよな。
可能なら分割3クールが4クールが良かったですが。
話数の関係で展開が爆速だった。
11話でシャアさんが魔法少女テイストで変身したり、『逆シャア』のEDと共に初代ガンダムが並行世界から登場したりと、やりたい放題に笑いました。
思っていたよりも全12話で綺麗に締めたよな。
この恋で鼻血を止めて
【引用元――この恋で鼻血を止めて(原作:澄子「無聊就会死」、フジテレビジョン/bilibili)より抜粋】
最初は面白かったんですが。
ラブコメとして斬新で秀逸だったよな、これ。
ヒーロー要素がメインになってクソアニメ化しました。
所詮は中国産だった、という結論で終わったぞ。
最後まで視聴完走しましたが、残り3話は辛かったです。
これ、原作の途中でブツ切りエンドだったよな?
ざつ旅-That's Journey-
【引用元――ざつ旅-That's Journey-(原作:石坂ケンタ、「ざつ旅」製作委員会)より抜粋】
完全に「旅番組」でした。
もう少しだけ作画と背景を頑張って欲しかったな。
でも、これってアニメ映えしても原作マンガだと微妙では?
確かに、ストーリーはあってなきが如しだった。
最後の旅は「一人旅」で締めて欲しかったですよ。
Summer Pockets
【引用元――Summer Pockets(原作:VISUAL ARTS/Key、鳥白島観光協会)より抜粋】
原作ゲームは未プレイですが、ノリは完全にエロゲです。
keyの作品で受けた要素を悪魔合体させたシナリオだしな。
なお連続2クールなので真ルートまでやりますよ。
予備知識なしで見ると7話目からループするから驚くと思う。
忍者と殺し屋のふたりぐらし
【引用元――忍者と殺し屋のふたりぐらし(原作:ハンバーガー、にんころ製作委員会)より抜粋】
制作はシャフトでした。
原作をかなり面白くアレンジしていたと評判だったな。最後も上手くまとめていたと思う。因果応報はなかったが。
かなりシュールなギャグでしたよね。
主人公がどんどんサイコパスになっていく。
ここまで人命が軽い作品は記憶にないです。
日々は過ぎれど飯うまし
【引用元――日々は過ぎれど飯うまし(原作:team apa、ひびめし製作委員会)より抜粋】
全く期待されていないオリジナルアニメでしたが。
めっちゃ好評だったよな、これ。
個人的には作画微妙で、内容は普通だったんですけど。
PAオリジナルでここまで評判は久しぶりだ。
『なれなれ』と『マヨぱん』、ダメでしたからね。
作画はショボかったし、個人的には『ぽんのみち』と大差なかったのに、もの凄く評判が良くて首を傾げたぞ。
プリンセッション・オーケストラ
【引用元――プリンセッション・オーケストラ(原作:UNISON×キングレコード、Project PRINCESS-SESSION)より抜粋】
残念ながら失敗だと思います。
女児向けシンフォギアって、チグハグだったよな。
大人向けストーリーだからこそ、シンフォギアのギミックや設定が活きたのであって。
しかも連続4クールという地獄だぞ、これ。
前橋ウィッチーズ
【引用元――前橋ウィッチーズ(原作・制作:サンライズ、(C)PROJECT MBW)より抜粋】
予想外に社会派なアニメでした。
いい意味でオリジナルアニメしていたよな。
いきなりライヴやり出すとか、無理矢理感もシュールだったかと。
マポとか、真面目にふざけてた。
合わない人には合わないでしょうが、とにかく凄い作品だと思います。
mono
【引用元――mono(原作:あfろ、芳文社・アニプレックス・ソワネ)より抜粋】
これ、原作だと主人公が漫画家に代わっています。
アニメですら、中盤から本来の主人公である筈のJK組の影が薄かった。
作画良かったし、個人的には好きですが。
視聴者に色々と叩かれるのも理解できる作品だったな。
しかし最終回のエピソードに限れば傑作中の傑作だったかと。
LAZARUS ラザロ
【引用元――LAZARUS ラザロ(原作:渡辺信一郎、2024 The Cartoon Network, Inc. All Rights Reserved)より抜粋】
個人的には楽しめましたが。
世間的には、そこまで好評ではなかったな。
中盤から失速して、7話8話くらいが酷いのは否定できません。
題材的に2時間半の映画にまとめた方がよかったかも。
真相を視聴者に見破られたくがない故に、情報開示が遅かったと思います。
結局、チーム結成秘話的なエピソードで終わった印象だ。
ロックは淑女の嗜みでして
【引用元――ロックは淑女の嗜みでして(原作:福田宏、)より抜粋】
ガールズバンドアニメのブームには乗れなかった模様。
主人公がニセお嬢様っていう設定が、そんなに活かされていなかった。
インストバンドでボーカル不在も痛かったかと。
やっぱり歌がないと、演出で誤魔化すしかないもんな。
最初の期待を大きく裏切った印象は否めません。
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未視聴だが話題になった作品について
『アン・シャーリー』が良くない方向で話題になっていました。
キャラデザはともかく年齢は三十路ヒロインなのに『九龍ジェネリックロマンス』は評判が良かったと思う。
『小市民』は好評なので、時間が作れれば1期から一気見したいのですが。
残念といえば『真・侍伝 YAIBA』は懸念した通りに空気化した。
『阿波連さん』『ウィブレ』『キミ戦2』黒執事』辺りの続編は無難だったかと。原作ありますし、ファンが騒ぐ改変もなかった模様。
ラブコメ勢も話題になっているのは連続2クールの『ウィッチウォッチ』だけだよな。『ボールパーク』は視聴者には好評だけど空気だったし。
そこそこ話題になった作品は目白押しでしたが、未視聴で「観ておくべきだった!」という作品は、このクールではなかったと思います。
円盤の売上など
○2025年 春アニメ1巻売り上げ
- *3,116 WIND BREAKER Season 2
- *1,610 日々は過ぎれど飯うまし
- *1,479 mono
- **,741 前橋ウィッチーズ(2巻のみ)
- **,479 スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ~そのに~ 【全1巻】
- **,409 LAZARUS ラザロ
- **,*** 6
- **,*** 7
- **,*** 8
- **,*** 9
【数字出ず】
**,*** ある魔女が死ぬまで
**,*** 2
**,*** 3
**,*** 4
**,*** 5
**,*** 6
**,*** 7
**,*** 8
好評だった『ある魔女~』は数字出ませんでしたね。
『ひびめし』はこんなもんだろう。そして『ウイブレ』は2期でも数字をキープしているのは偉いと思う。
【引用元――ウィッチウォッチ(原作:篠原健太、集英社・ウィッチウォッチ製作委員会・MBS)より抜粋】
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――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。