【アニメ1クール総評その1】視聴した作品をメインに振り返って感想・考察する【2023年の冬アニメ】
スポンサーリンク
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
前振りトーク
リスナーの皆さま、ナビゲーターの淡雪がアニメの感想を語りましょう。
第80回目の放送は2023年の冬クールにおいて、未視聴の作品も含めて総合的に語っていきたいと思います。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
お馴染み、アシスタントの締里だぞ。この企画を主役にしていく狙いがある。
前回の記事が「2022年の秋クールのアニメ感想」企画だが、この記事からはYouTube動画と連動していくこととなるからな。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
この期のアニメは、ハッキリいって全体的に低調といった所感でしたね。見る作品がないと嘆く視聴者も多かったです。
ぶっちゃけ、地獄みたいな寒いクールだった。
この期に放映されたアニメ
まずは下の動画を視聴して下さい。
視聴した作品の感想
五十音順に語っていくぞ。
アルスの巨獣
【引用元――アルスの巨獣(脚本:海法紀光、アルスの巨獣製作委員会)より抜粋】
序盤は面白く、設定もオーソドックスで良い感じだったんですけどね。
最終回がクソ過ぎたよな、これ。
歴史上、まれに見る投げっ放しエンドでした。
最終回に伏線を回収して物語を最低限でも畳んでくれていれば、個人的には良作以上だったんだけどな。
視聴者の反応的に「後世に語り継がれるレベルの糞アニメ」という位置づけに落ち着いたと思います。
2023年の最クソなのは間違いない。
英雄王、武を極めるため転生す
【引用元――英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~(原作:ハヤケン/Nagu、『英雄王、武を極めるため転生す』製作委員会)より抜粋】
作画も安定して高レベルでしたし、ストーリーも爽快で満足な作品でしたね。
主人公のイングリスがいいキャラしていた。
下手な「いい子ちゃん」キャラではなく、自身の欲望を最優先というのも、なかなかありそうでなかった設定でした。
TSモノではなく、王道のファンタジー系バトルものといった趣だったな。
サブタイトルの長さだけは、ちょっと勘弁して欲しかったですけどね。
大雪海のカイナ
【引用元――大雪海のカイナ(原作:弐瓶勉、大雪海のカイナ製作委員会)より抜粋】
3DCGアニメでした。
続きというか「真の本編」は劇場版パターンだ。
主人公が凡人なのが残念だったかと。
この世界観とストーリーに『アルスの巨獣』みたいな特殊能力設定が加わると、もっと面白かったと思う。
それから世界というか海が、もの凄く狭い印象でしたね。
トイレも大の方の謎とか、リアリティの詰めが甘かった様にも思えた。
解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ
【引用元――解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ(原作:岡沢六十四/ sage・ジョー、解雇された暗黒兵士製作委員会)より抜粋】
ヒロイン以外は、かなり平凡な「なろう系」といった感じでしたね。
逆に言うとマリーカが超強烈だったな。
原作だと4児の母になります。
でもアニメは1期で綺麗にまとまっていたから、そこまで映像化されないだろう。
スパイ教室
【引用元――スパイ教室(原作:竹町/ トマリ、「スパイ教室」製作委員会)より抜粋】
KADOKAWAの「これ賭け」でした。
ハッキリ言って失敗だったけどな。
分割2期なのが悲しいです。
『SPY×FAMILY』よりスパイしていなかったというか、自称スパイな特殊部隊だった。
美少女動物園としてもキャラ多過ぎでしたね。
原作1巻の叙述トリックの映像化に無理があり過ぎた印象だったな。
『空の境界』みたいに、いっそ潔く叙述トリックを切り捨てた方がよかったのかも。
しかし後半クールも視聴する予定だぞ。
トモちゃんは女の子!
【引用元――トモちゃんは女の子!(原作:柳田史太、トモちゃんは女の子!製作委員会)より抜粋】
出だしは面白かったのですが。
話が進むごとに普通の凡百ラブコメになったな。
原作完結済みですしね。
アニメも綺麗に終わった。
正直、最終回は惰性で観てましたよ。
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです
【引用元――人間不信の冒険者たちが世界を救うようです(原作:富士伸太/ 黒井ススム、「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです」製作委員会)より抜粋】
色々ともったいないアニメ化でしたね。
途中から作画がボロボロだったもんな。
話も後半で失速しました。
タイトルに反して、アニメ化範囲内では「世界を救う」云々ではなかったよな。
冰剣の魔術師が世界を統べる
【引用元――冰剣の魔術師が世界を統べる(原作:御子柴奈々/ 梱枝りこ、「冰剣の魔術師が世界を統べる」 製作委員会)より抜粋】
残留率がこのクールで唯一100パーセントを超えたのが、冰剣の魔術師でした。
低予算丸出しだったが、製作者の情熱で面白くなるという好例だった。
作画は最初から最後まで予算相応でしたね。
原作も全く売れていないが、コミック版の評判は良かった。
糞アニメ枠だと思い洒落で視聴してみましたが、最後まで楽しめました。
このクールで1番良かったのがこれだったよな。
便利屋斎藤さん、異世界に行く
【引用元――便利屋斎藤さん、異世界に行く(原作:一智和智、「便利屋斎藤さん、異世界に行く」製作委員会)より抜粋】
期待していた内容とは、ちょっとばかりズレておりました。
もっと、こう、便利屋技能を活かした異世界DIYみたいなのを期待していたのだが。
魔女パートでシリアス成分多目になってから、あまり面白くなかったというか。
話がぶつ切りっぽく、ストーリーラインに集中し難い感じでもあったな。
結局、最後の方はモーロックさんの物語みたいな印象も個人的にはマイナス要素だったかと。
もういっぽん!
【引用元――もういっぽん!(原作:村岡ユウ、もういっぽん!製作委員会)より抜粋】
これは佳作だったと思います。
主人公が凡人だったのも目新しい。
国際大会とかオリンピックみたいなレベルとは程遠く、高校女子の頂点を競い合うみたいな競技レベルだったのもの良かったです。
でもアニメ放映後に、原作はWEBの方に島流しになってしまった。
2期がなさそうなのが残念です。
もののがたり
【引用元―― もののがたり(原作:オニグンソウ、もののがたり製作委員会)より抜粋】
王道の異能バトルで面白かったです。
作画がややショボいのが残念だったが。
全てにおいて70~80点の出来でしたね。
ヒロインの可愛さは100点だったぞ。
アニメ2期は早くも7月放映開始です。
放送延期になった作品
- あやかしトライアングル
- NieR:Automata Ver1.1a
- 魔王学院の不適合者 Ⅱ
『NieR:Automata Ver1.1a』は9話以降の配信は、まだ現時点(今年6月)で目途が立っていない様で公式HPでも音沙汰なしですね。
『あやトラ』『魔王学院』の2作品は、7月放映開始の夏クールにリスケだ。
『防振り2期』もクール内だが延期しまくってました。
でも、どうにか完走したけどな。
この他にも『白聖女と黒牧師』と『政宗くんのリベンジR』は放映前から全落としで、7月クール放映にスライドしていましたよ。
新型コロナも5種変更で落ち着いたし、今後の放映延期は減りそうだと信じよう。
スポンサーリンク
未視聴だが話題になった作品について
『異世界のんびり農家』と『とんでもスキルで異世界放浪メシ』は「なろう好き」な視聴者に好評だった記憶が。
原作とは別物っぽいがスーパー作画で話題を呼んだのが『おにまい』だな。
前述した『NieR:Automata』も延期がなければ、と思える程に、主に海外で好評でした。ゲームが本体とはいえ惜しかったですね。
オリジナルアニメでは『HIGH CARD』の評判が高かった。
百合というかガチレズだった『転天』も、百合好きにはストライクでしたが、トータル評価ではその域止まりだったかと。
ラブコメ枠では『天使様』かな。中身と内容が清々しいまでにスッカラカンなのが、逆に受けた要因かも。
途中で作画崩壊しましたが。
ライト層を連れなかったから大不作扱いのクールだったが、しっかり腰を据えて観れば「各視聴者にとっての」良作を発掘できるクールとも言えた。
インパクト抜群だったのが『アルス』の糞アニメ化と、『スパイ教室』の(主にスポンサー側からすればの)期待外れっぷりでしたね。
円盤の売上など
1位:にじよん(全1巻)――平均約1万枚
2位:おにまい(全2巻)――平均約6600枚
3位:魔導祖師(全1巻)――平均約6100枚
4位:天使様(全4巻)―――平均約5600枚
5位:吸血鬼(全3巻)―――平均約3600枚
6位:トライガン(全3巻)―平均約2700枚
7位:ツルネ(全3巻)―――平均約2600枚
8位:転天(全2巻)――――平均約2500枚
9位:ダンまち(全2巻)――平均約1800枚
10位:東リベ(全3巻)―――平均約1700枚
11位:のんびり(全2巻)――平均約1600枚
12位:とんスキ(全3巻)――平均約1500枚
13位:防振り2(全3巻)――平均約1500枚
14位:犬好き(全2巻)―――平均約1300枚
15位:文スト4(全3巻)――平均約1000枚
残りはオリコン推定1000枚未満です。
ただし、公式サイトからの直売とかが含まれていない(推定枚数)そうで、実際の実売はもっとあるとの事だ。あくまで参考程度に考えてくれ。
でも売上順位的には、このオリコン順で比例しているのは、ほぼ間違いないでしょうね。
24位に相当する『スパイ教室』の累計89枚が、なんとも切ない数字だった。
【引用元――アルスの巨獣(脚本:海法紀光、アルスの巨獣製作委員会)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。