アニメを斬る!

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【個人的な面白さ】厳選お勧めアニメを紹介 ~ライトノベル原作編~【随時更新版】

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――オンエア、START!

 

 

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いつも当ブログへの訪問感謝です、リスナーの皆さま。ナビゲーターの淡雪で御座います。
この第30回目の放送は、『お勧めアニメ』企画の第2弾、オリジナルアニメ編に続く、ライトノベル原作編です。

           ※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)

 

アシスタントの締里だ。オリジナルアニメ編と同様に更新を重ねていくスタイルだ。
完成は何時になるか分からないが、地道にコンプリートを目指していくぞ。

           ※)アシスタント。15歳(高等部一年生)

 

 

YouTube版はこちら

 

 

なお、このページにおいては劇場版は含みません。そして第2期以降も1作品としてまとめて紹介します。

 

劇場版アニメは劇場版アニメで、別にまとめるからな。

 

注意事項ですが、お勧めアニメとして厳選しますので、全てのラノベ原作アニメを網羅するというわけではありませんので、どうかご承知置きを。

 

2023年1月以降の作品はYouTube動画にて

下のYouTubeチャンネルを参照して下さい


www.youtube.com

 

【 ア行(あ~お)】

●アクセル・ワールド

アクセル・ワールド

引用元――アクセル・ワールド(原作:川原礫/HIMA、AW Project)より抜粋】

 

 

世界的なヒット作『ソードアート・オンライン』の川原礫先生が第15回電撃大賞を受賞して、商業作家として世に出たデビューシリーズとなります。

 

これも『SAO』と同じくWEB小説が元で『超絶加速バースト・リンカー』が最初のタイトルだったのは有名な話だ。電撃大賞を受賞後、商業出版に際して『黒雪姫は止まらない!』というタイトルも検討されたそうだが、現在の『AW』で刊行された。

 

アニメ版は2012年放映で2クール(全24話)でした。アニメーション制作はサンライズが元請けです。

 

オンラインネットゲームを題材としているのは『SAO』と同じだが、『SAO』よりも後の時代設定(約20年後)となっている。

 

 

●アサシンズプライド

アサシンズプライド

引用元――アサシンズプライド(原作:天城ケイ/ニノモトニノ、アサシンズプライド製作委員会)より抜粋】

 

 

2016年1月から刊行されている第28回ファンタジア大賞「大賞」受賞作品だ。察するにシリーズ開始から1年程度でアニメ化が決まっているな。

 

《マナ》という能力を持つ貴族がノーブリス・オブリージとして人類を守る責務を負っているという世界観です。中世的ファンタジーですね。そんな中、能力者養成学校に通うのはヒロインである貴族の娘、メリダさん。彼女には《マナ》がありません。

 

家庭教師としてヒロインの面倒をみる主人公は、『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負う。そして主人公はヒロインの暗殺教師になる。

 

2019年秋に1クール(全12話)で放映されております。制作の元請けはEMTスクエアードですね。

 

 

●安達としまむら

f:id:ayafumi-rennzaki:20200918103742j:plain

引用元――Another(原作:入間人間/のん、安達としまむら製作委員会)より抜粋】

 

 

電撃文庫の人気作にして、奇才・入間人間が描く学園系の百合作品だ。

 

ライトノベル系の文学と百合が上手くミックスしている感じですね。

 

入間人間のテイストが絶妙で、きらら系とは一味違った趣向だ。

 

2020年の秋クール(全12話)に放映されました。元請けは手塚プロダクションです。

 

 

●Another

Another

引用元――Another(原作:綾辻行人、「Another」製作委員会)より抜粋】

 

 

巨匠・綾辻行人によるサスペンス・ホラーのアニメ化作品だ。

 

連載は『野性時代』(角川書店)で、ライトノベル系雑誌ではありませんでした。イラストは単行本と角川文庫版で遠田志帆先生、スニーカー文庫版はいとうのいぢ先生です。コミック版は『ヤングエース』掲載ですね。

 

原作は累計65万部超で、第10回本格ミステリ大賞の最終候補作でもあるぞ。

 

2012年冬に1クール(全12話)で放映されております。制作の元請けはP.A.WORKSですね。

 

 

●甘城ブリリアントパーク

甘城ブリリアントパーク

引用元――甘城ブリリアントパーク(原作:賀東招二/なかじまゆか、甘ブリ再生委員会/TBS)より抜粋】

 

 

『フルメタ』の作者、賀東招二先生によるシリーズです。

 

潰れかけのテーマパークを主人公が再建するドタバタ日常系だ。『フルメタ』の短編に近いノリだ。

 

2014年秋で全13話+未放送分1話です。

 

元請けは京都アニメーションだった。

 

 

●アリソンとリリア

アリソンとリリア

引用元――アリソンとリリア(原作:時雨沢恵一(一つの大陸の物語シリーズ)、「アリソンとリリア」製作委員会)より抜粋】

 

 

この作品は『アリソンとリリア』という原作があるわけではありません。

 

電撃文庫から刊行されている時雨沢恵一の『一つの大陸の物語シリーズ』から『アリソン』および『リリアとトレイズ』をアニメ化した作品となる。

 

リリアさんはアリソンさんの娘で、舞台は18年後になります。

 

2008年春で2クール(全26話)。マッドハウスが元請けを担当した。

 

 

 ●R.O.D -THE TV-

R.O.D -THE TV-

引用元――R.O.D -THE TV-(原作:倉田英之、アニプレックス)より抜粋】

 

 

この作品は原作が少し特殊な経緯です。原作は今は亡きスーパーダッシュ文庫から出ておりまして、『R.O.D READ OR DIE YOMIKO READMAN "THE PAPER"』が正式タイトルとなっております。著者は倉田英之先生です。

 

メインストリームは《紙使い》の能力者――読子・リードマンを主人公としているが、このTVアニメ版は続編的な位置づけで《紙使い》の3姉妹を主役に据えている。読子も後半から登場するが。

 

2003年9月から2クール全26話でした。 J.C.STAFFが元請けです。

 

キャラデザは原案(原作)が羽音たらく、アニメでは石浜真史だな。

 

 

●アルスラーン戦記

アルスラーン戦記

引用元――アルスラーン戦記(原作:田中芳樹/荒川弘、「アルスラーン戦記」製作委員会/MBS)より抜粋】

 

 

巨匠・田中芳樹先生による大河ファンタジー小説のアニメ版ですね。キャラクターデザイン原作は、コミック版を担当している荒川弘先生と表記しました。

 

原作は完結済みで、映画・OVA・TVアニメと映像化されている。TVアニメは第2期まで放映された。

 

第1期は2015年4月からの全25話。第2期はサブタイトルに『風塵乱舞』を付けまして2016年7月から全8話となっております。

 

元請けはライデンフィルム、サンジゲン(第1期)だ。第3期以降は未定だが、できれば完結まで映像化して欲しいものだ。

●異世界食堂

異世界食堂

引用元――異世界食堂(原作:犬塚惇平/エナミカツミ、「異世界食堂」製作委員会)より抜粋】

 

 

ご存じ、『小説家になろう』からのアニメ化作品ですね。ヒーロー文庫から書籍化されてメディアミックスされています。

 

異世界モノでも『なろうテンプレ』とは違った切り口だったな。もっとも今ではそれすら異世界料理モノのテンプレートといえるだろうが。

 

2017年夏で1クール(全12話)、元請けはSILVER LINK.でした。第2期は元請けをOLMに代えて2021年秋クールです。

 

 

●異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

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引用元――異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(原作:むらさきゆきや/鶴崎貴大、 異世界魔王製作委員会)より抜粋】

 

 

MMORPG系かつ『オバロ』系です。

 

内容はほぼ上の台詞で網羅できるのだが、講談社ラノベ文庫ではかなり売れている。ブラウザゲームにもなっているし。

 

なろう系ファンタジーを求めている人にとっては決して外す事のない作品だとお勧めできます。

 

アニメは第1期が2018年の夏クール。第2期のΩが2021年の春クールだ。

 

サブタイトルにΩって聖闘士星矢みたいですね。

 

元請けは第1期が亜細亜堂、第2期は 手塚プロダクション×オクルトノボルが担当したぞ。放送局も第1期と第2期では変わっている。

 

 

●IS〈インフィニット・ストラトス〉

IS〈インフィニット・ストラトス〉

引用元――IS〈インフィニット・ストラトス〉(原作:弓弦イズル、Project IS/TBS)より抜粋】

 

 

愛称である『アイエス』読みで「あ」行に加えてもよかったのですが、『インフィニット・ストラトス』読みを優先して「い」行にしました。

 

良くも悪くも原作者である弓弦イズルが話題になった人気作だ。

 

美少女系パワードスーツというジャンルを確立した記念碑的な作品ですからね。特にアニメ第1期は大ヒット。後に同系統の作品をIS系とまで呼ぶ様になりましたし。

 

MF文庫Jからオーバーラップ文庫に移籍している。故に引用部のイラスト原作の表記は避けた。MF版がokiuraで、アニメ版のデザインもokiuraをベースにしている。オーバーラップ版ではCHOCOとなるぞ。

 

アニメ第1期と第2期ではデザイン担当が変わっておりまして、第1期が倉嶋丈康先生、第2期が堀井久美先生です。第1期は2011年冬(全12話+OVA)、第2期は2013年秋(全12話+OVA)の放映でした。

 

元請けはエイトビットが担当したぞ。

 

 

●インフィニット・デンドログラム

インフィニット・デンドログラム

引用元――インフィニット・デンドログラム(原作:海道左近/タイキ、ホビージャパン/インフィニット・デンドログラム製作委員会)より抜粋】

 

 

HJ文庫の未来を担うエース作品が満を持して、待望のアニメ化だ。

 

SAOの流れを汲むVR系です。いわゆるダイブ型VRMMOですね。

 

内容としてはオーソドックスかつ王道だ。

 

『小説家になろう』にてオリジナルWEB版が読めますので、アニメ版と合わせて試し読みしてみては。気に入ったのでしたらHJ文庫版やコミカライズ版も是非。

 

2020年冬クールでの放映で、元請けはNAZが担当したぞ。

●裏世界ピクニック

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引用元――裏世界ピクニック(原作:宮澤伊織/shirakaba、早川書房/DS研)より抜粋】

 

 

ハヤカワ文庫JAより刊行されている「女子大生2人組(百合テイスト)×異能風怪異世界のサバイバル』な作品だ。

 

思わず『異世界ピクニック』と誤認してしまいそうですね。

 

まあ、実際に「ネット怪談×異世界探険」という作風なんだけどな。ストルガツキー兄弟の『ストーカー』を意識した作品で「理解の及ばない異世界でのお宝探索」というコンセプトになっている。

 

ライトノベル系でありながら、本格的な冒険怪奇談が期待できそうです。第1エピソードでオッドアイになってしまうオタク的な外見の主人公が私的にはツボでした。

 

2021年の冬クール放映で、 ライデンフィルムとFelixFilmが元請けだったぞ。

●86-エイティシックス-

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引用元――86-エイティシックス-(原作:安里アサト/しらび、Project-86)より抜粋】

 

 

第23回電撃小説大賞の大賞作品で、特に受賞部分である第1巻が絶賛されております。近年の電撃大賞作品では最も成功していますね。

 

どことなく『某亡国の誰かさん』との共通点が多い、という指摘はあるが、まあ、別にオマージュ系の作品なんて腐るほどあるしな。扱うテーマもテーマだから似るのは避けられないとも言える。

 

完全自立無人戦闘機械《レギオン》のデザインが本格SFっぽく、これも賛否が分かれますね。プラモ的には売れるかといえば。

 

なんにせよ〈86〉の精鋭部隊《スピアヘッド》の少年少女たちの活躍が楽しみな作品だ。ラノベらしからなぬ骨太さも含めてな。

 

2021年の春クール、秋クールの分割2クール放映で、元請けはA-1 Picturesでした。 

 

 

●N・H・Kにようこそ!

N・H・Kにようこそ!

引用元――N・H・Kにようこそ!(原作:滝本竜彦/大岩ケンヂ、N・H・Kにようこそ!製作委員会)より抜粋】

 

 

引き籠もり系の葛藤ジャンル――原作が世に出た時は話題騒然でした。

 

『月刊少年エース』で連載された大岩ケンヂのコミック版も傑作だったしな。

 

しかし滝本さんのその後と現在を思えば、作家として世に出なかった方が幸せだったのでは、と思わずにはいられません。奇才ではありましたが、人生経験のなさからくる引き出しの少なさが早々に限界を迎えて、プロのクリエイターとして続かないのは明白でしたから。

 

2006年7月から2クール(全24話)だった。元請けはGONZOだ。

●狼と香辛料

狼と香辛料

引用元――狼と香辛料(原作:支倉凍砂/文倉十、「狼と香辛料」製作委員会)より抜粋】

 

 

電撃文庫発の中世ヨーロッパ風経済ファンタジーで御座います。

 

シリーズ累計発行部数は420万部を超えている人気作品だ。2011年に17巻をもって完結したが、2016年に『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙』として再開された。

 

アニメは第1期が2008年冬、全13話の1クール。第2期が2009年夏、全13話の1クールで放映されました。第1期と第2期で元請けが変更になっています。

 

第1期がIMAGIN、第2期がブレインズ・ベースとマーヴィージャックだ。

 

 

●Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-

Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-

引用元――Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-(原作:志倉千代丸/pako、Project OC9)より抜粋】

 

 

志倉千代丸先生の初ライトノベルシリーズ(オーバーラップ文庫)のアニメ化作品で、ゲームをはじめとしたメディアミックス展開の一部でもあります。

 

テーマは『超常科学NVL』となっており、まとめアフィブログがオカルト事件と関連している。『超常科学アドベンチャー』のジャンルで、2017年にゲーム版(開発・販売元、5pb.)が発売されているが、レーディングがCERO:D(17才以上対象)なので要注意だぞ。

 

2016年秋1クール(全12話)で、A-1 Picturesが元請けです。

 

 

●織田信奈の野望

織田信奈の野望

引用元――織田信奈の野望(原作:春日みかげ/みやま零、織田信奈の野望製作委員会)より抜粋】

 

 

春日みかげ先生による戦国時代ファンタジーのアニメ化作品です。タイトルは『織田信長の野望(コーエーテクモゲームス)』シリーズから。

 

主人公は戦国時代(美少女が武将)にタイムスリップした高校生だ。

 

GA文庫から富士見ファンタジア文庫に移籍しておりまして、その際に『織田信奈の野望 全国版』と改題されています。アニメは2012年の夏で1クールで全12話となっております。

 

元請けはStudio五組とマッドハウスが担当している。

 

 

●幼なじみが絶対に負けないラブコメ

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引用元――幼なじみが絶対に負けないラブコメ(原作:二丸修一/しぐれうい、おさまけ製作委員会)より抜粋】

 

 

電撃文庫のラブコメ枠ですね。

 

レーベルがレーベルなだけあり、文学チックな仕掛けが施されている。単純な美少女ハーレム系ではないぞ。

 

でも、幼馴染の黒羽さんがヒロインレースの最終勝者になるのは間違いなさそうですが。

 

このタイトルで白草が勝ったら伝説だ。

 

だけど黒羽=黒星で負け。白草=白星で勝ち。という連想も。

 

答えは原作完結までお預けだ。

 

2021年の春クールの放映で、元請けは動画工房ですよ。

 

 

●オーバーロード

オーバーロード

引用元――オーバーロード(原作:丸山くがね/so-bin、オーバーロード製作委員会)より抜粋】

 

 

なろう出身――というか、更に元は『Arcadia』に掲載されていたWEB小説です。今ではWEB版は原作のプロトタイプに近い位置づけでしょう。

 

そうだな。WEB版にはアルベドがいないし。

 

HN『モモンガ』さんが、アインズ様へと変わっていき、物語の世界観が広がっていく様は是非とも皆さまにお勧めしたいですね。難点をいえば味方サイドが強すぎて、ややパワーバランスが歪という事でしょうか。

 

アニメ第1期放映前は期待されていなかったが、予想外の大ヒットを記録して、この『オバロ』を一躍人気作へと引き上げた。原作売り上げも無双状態だった。

 

現時点で第3期まで放映されており、全て1クール全13話です。第1期が2015年夏、第2期が2018年冬、第3期が2018年夏となっております。そして4期が2022年に予定ですね。

 

元請けは全てマッドハウスだ。

 

 

●俺の妹がこんなに可愛いわけがない

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

引用元――俺の妹がこんなに可愛いわけがない(原作:伏見つかさ/かんざきひろ、アニプレックス/アスキー・メディアワークス/バンダイナムコゲームス/ムービック)より抜粋】

 

 

通称『俺妹(おれいも)』――妹系ジャンルで未曾有の大ヒットを飛ばした。

 

当時の盛り上がりは凄かったと記憶しております。ヒロイン論争とか。

 

原作のラストは物議を醸したが。

 

妹モノの宿命ですよね。義妹に逃げなかったのは感服しましたけど。

 

TVアニメは2期に渡って放映されている。第1期が2010年秋で全15話(本放送+Web配信)、そしてTRUE ROUTE スペシャル版が全13話になっている。

 

第2期は2013年春で全16話(TV版全13話+WEB版3話)、WEB版は遅れて8月からの放映でした。元請けも第1期と第2期で異なります。

 

うむ。第1期はAIC Buildで、第2期はA-1 Picturesだった。

 

 

●俺、ツインテールになります。

俺、ツインテールになります。

引用元――俺、ツインテールになります。(原作:水沢夢/春日歩、製作委員会はツインテールになります。/TBS)より抜粋】

 

 

『俺ツイ』の愛称で親しまれているガガガ文庫出身の異色作です。

 

ツインテール(ツーテール)愛好者の主人公が女性に変身する、特撮系テイストな作品であるが、放映当時は不幸にも作画崩壊が話題になってしまった。

 

円盤では見事に修正されております。2014年秋クールで全12話。

 

元請けを晒すのもアレだが、プロダクションアイムズだぞ。

 

 

●俺を好きなのはお前だけかよ

俺を好きなのはお前だけかよ

引用元――俺を好きなのはお前だけかよ(原作:駱駝/ブリキ、「俺好き」製作委員会)より抜粋】

 

 

異色のラブコメにして王道のラブコメでもあります。

 

ヒロインが文学系のメガネっ子だ。主人公はそのヒロインを嫌っているのだが、数あるヒロインの中で最初から主人公を好きだと判明するのは、メインヒロインだけでな。しかもストーキング付きという。

 

もちろんヒロインは隠れ超絶美少女+巨乳で、主人公に嫌われているのにも事情があったんですけどね。

 

元請けはCONNECTで2019年10月からの放送だったぞ。

 

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【 カ行(か~こ)】

●ガーリー・エアフォース

ガーリー・エアフォース

引用元――ガーリー・エアフォース(原作:夏海公司/遠坂あさぎ、GAF Project )より抜粋】

 

 

電撃文庫からのSF&架空戦記、そして+美少女モノです。

 

正体不明の飛翔体《ザイ(災)》が敵であり、その《ザイ》に対抗するべく開発された特殊兵器が《ドーター》=既存機体(戦闘機)のパワーアップ版となっている。

 

高校生の主人公が軍に関わっていき成長と、ラノベ的な王道ですね。

 

《ドーター》に関連した《アニマ》という人型ユニットも存在し、単純に少年少女が特別な事情でパイロットになるという話とは一線を画しているぞ。

 

2019年の冬クール(1月から3月)に放映されて全12話でした。

 

元請けはサテライトが担当していた。

 

 

●学戦都市アスタリスク

学戦都市アスタリスク

引用元――学戦都市アスタリスク(原作:三屋咲ゆう/okiura、 アスタリスク製作委員会)より抜粋】

 

 

ISがオーバーラップに移籍した後のMFJの「これ賭」枠だった。第2のISを生み出したかったんだろうな。

 

原作イラストがISと同じokiura先生でしたからね。

 

残念ながら宣伝費等の初期コストを考えるとセールス的には成功とはいえなかった。しかしライトノベル的な面白さを踏襲しており、視聴はお勧めできるぞ。

 

分割2クールで全24話。1st SEASONが2015年の秋、2nd SEASONが2016年の春に放映されました。元請けはA-1 Picturesでありました。

 

 

●風の聖痕(スティグマ)

風の聖痕

引用元――風の聖痕(原作:山門敬弘/納都花丸、風の聖痕製作委員会)より抜粋】

 

 

当時の富士見ファンタジアを代表する人気作でしたが、原作者の山門敬弘先生が亡くなられている為に、原作は未完で断筆です。

 

主人公の和麻は当時としてはレアな最強系クズ主人公だったので、『クズ麻さん』と呼ばれており、今も話題になる事がある。

 

2007年4月から全24話、元請けはGONZOでした。

 

 

●神様家族

神様家族

引用元――神様家族(原作:桑島由一/ヤスダスズヒト、神様プロジェクト)より抜粋】

 

 

桑島由一先生が手がけた、MF文庫Jの初期のヒット作ですね。この頃から、世間にライトノベルというジャンルが根付いていきました。

 

原作は完結済み。MF文庫J初期の功労者だろう。『神様家族』というタイトル通りの内容となっている。Wヒロインがお目付役の天使と人間の美少女という点も、いわばお約束といえよう。

 

2003年春放映で、1クール全13話でした。元請けは東映アニメーションで、NHK・BS2から放送されていました。

 

 

●神様のメモ帳

神様のメモ帳

引用元――神様のメモ帳(原作:杉井光/岸田メル、『神様のメモ帳』製作委員会)より抜粋】

 

 

杉井光先生と岸田メル先生がタッグを組んだ、電撃文庫の刊行作品です。

 

長く様々なレーベルで活躍し続けている氏の作品の中でも、初期の代表作といえるだろうな。タイトルに神様が付いているが、ファンタジー要素はなく、むしろ現実的な脅威を描いている。

 

高校生の主人公以外は、基本的にニート属性だったりします。

 

TVアニメは2011年夏クールで全12話、元請けはJ.C.STAFFだ。

 

 

●空の境界the Garden of sinners(テレビ放映版)

空の境界

引用元――空の境界 the Garden of sinners(原作:奈須きのこ/武内崇、劇場版『空の境界』製作委員会)より抜粋】

 

 

言わずと知れた超ビッグタイトルです。説明不要ですね。

 

元は制作がufotable、配給がアニプレックスでの連作劇場版として映像化されたものが、テレビ放映版として再編集された。

 

2013年夏に全13話で放送されました。式さんと幹也さんの物語中心での再構成で、第5章「矛盾螺旋」と第6章「忘却録音」はカットされております。

 

 

●可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

可愛ければ変態でも好きになってくれますか?

引用元――可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(原作:花間燈/sune、変好き製作委員会)より抜粋】

 

 

これぞMF文庫Jといった青春系学園ラブコメだ。

 

通称『変好き』――これで9割方の説明は済んでいます。

 

女性としては進めたくないが、アニメとしてはお勧めだ。

 

2019年の夏クールで全12話です。

 

元請けはギークトイズだから、アニメ制作としては珍しいな。

 

 

●カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜

カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜

引用元――カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜(原作:丈月城/シコルスキー、カンピオーネ!製作委員会)より抜粋】

 

 

原作はスーパーダッシュ文庫からダッシュエックス文庫にかけて全21巻だ。

 

登場人物の一部は次作『神域のカンピオーネス』にも登場しております。主人公や舞台は刷新されているので、続編ではありません。

 

最強系主人公のハーレムバトル系と王道中の王道といえる。OP映像のみで作品の売りがここまで鮮明というケースも、そうはないだろう。

 

2012年夏放映で1クール全13話となっております。元請けを担当したのはディオメディアでした。

●究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら

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引用元――究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら(原作:土日月/よう太、究極進化した製作委員会)より抜粋】

 

 

作品タイトルとキービジュアルで中身の説系がほぼ不要な作品です。

 

原作はMF文庫Jで、まだ既刊2巻だ。

 

アニメ化前提での企画みたいですね。

 

2021年の春クールに放映されて、元請けはENGI――聞き慣れないだろうが、KADOKAWAの連結子会社だ。つまりそういう事だろう。

 

 

●機動戦士ガンダムUC RE:0096

機動戦士ガンダムUC RE:0096

引用元――機動戦士ガンダムUC RE:0096(原作:矢立肇/富野由悠季/福井晴敏、サンライズ/メ〜テレ)より抜粋】

 

 

これも説明不要のタイトル――ガンダムブランド、しかも宇宙世紀ものです。

 

OVAとして発売された映像の再編集化がメインだ。

 

OPをはじめとして新規映像や作画と演出の変更もありました。2016年4月から全22話での放映で、宇宙世紀シリーズでのTV放映はVガンダム以来、実に22年振りとの事でした。

 

 

●キノの旅

キノの旅

引用元――キノの旅(原作:時雨沢恵一/黒星紅白、『キノの旅』製作委員会(第1期)/キノの旅の会(第2期))より抜粋】

 

 

2000年から20年近くも刊行が続いている、ロングラン作品だ。

 

少年めいており中性的だったキノさんですが、アニメ第2期では割と明白に女の子っぽかったという印象です。第1期が2003年、第2期が2017年と14年も開いています。

 

第1期が全13話、『-the Beautiful World-  the Animated Series』とサブタイトルが付いた第2期は全12話だ。製作委員会方式なのは両期とも同じだが、第1期はWOWOWで放送されていた。

 

元請けは第1期がA.C.G.T.、第2期ではLercheとなっております。

 

 

●キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

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引用元――キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦(原作:細音啓/猫鍋蒼、キミ戦製作委員会)より抜粋】

 

 

富士見ファンタジア文庫をメインに長く活動している実力派作家、細音啓先生の初アニメ化作品です。

 

これぞ中世風の王道ファンタジーといった内容や、分かり易いSFといった赴きが多い作家だ。

 

ロミジュリ的な要素をメインに、主人公のイスカさんとヒロインのアリスリーゼさはどの様な結末を迎えるのでしょうか?

 

2人を揺るがす大国同士の事情や策略にも注目だ。

 

放映は2020年の秋クールで、SILVER LINK.が元請けを担当しております。

 

 

●境界線上のホライゾン

境界線上のホライゾン

引用元――境界線上のホライゾン(原作:川上稔/さとやす、境界線上のホライゾン製作委員会)より抜粋】

 

 

あまりのページ数から原作が『鈍器』と形容されている作品だ。

 

『都市世界』という世界観で描かれている『GENESIS』シリーズの1つです。

 

学園戦国風といった作風で、原作の売り上げに対して円盤の売り上げ率が非常に高いと話題になった。その反面、原作既読ではないとアニメは理解しにくい信者仕様だ。

 

TVアニメは第2期まで放映されております。1クール全13話で、第1期が2011年の秋、第2期が2012年の夏。元請けはサンライズです。

 

 

●狂乱家族日記

狂乱家族日記

引用元――狂乱家族日記(原作:日日日/x6suke、超常現象対策局分室)より抜粋】

 

 

日日日先生はデビュー時に多数の新人賞をほぼ同時期に獲って話題になりましたが、その1つである第6回えんため大賞(佳作)受賞作(ファミ通文庫より刊行)ですね。

 

家族とはいっても血族ではなく、家族の契りを交わした様々なモノ達の狂乱的な日常を描いたコメディ作だ。全24巻で完結している。

 

2008年4月から全26話の放映で、元請けはノーマッドでした。

●グイン・サーガ

グイン・サーガ

引用元――グイン・サーガ(原作:栗本薫、Project Guin)より抜粋】

 

 

栗本薫による超巨編ヒロイック・サーガだ。知らぬ者はいないだろう。

 

第1巻発売が1979年9月で、現在130巻を超えております。

 

すでに栗本薫は死去しているが、五代ゆう、宵野ゆめが執筆を引き継いでおり、グイン・サーガ・ワールドは展開されているぞ。栗本薫の遺作は丁度その130巻だった。

 

2009年4月から全26話、原作16巻部分までがTVアニメ化されました。元請けはサテライトが担当しました。

 

 

●紅 kurenai

紅

引用元――紅(著作:片山憲太郎、イラスト:山本ヤマト、スーパーダッシュ文庫)より抜粋】

 

 

同作者の『電波的な彼女』のクロスオーバー作品で、シリーズ累計で100万部を超えている人気作だ。

 

現代的舞台でのバトル系の作品ですが、凝った世界観なのにシンプルで分かり易い、そんな作風がヒットの要因だと思います。

 

2008年春に全12話、元請けはブレインズ・ベースだった。

●GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

引用元――GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(原作:柳内たくみ、ゲート製作委員会)より抜粋】

 

 

原作はWEB小説で『アルファポリス』より商業出版されている。現在は続編にあたる『ゲートSeason2 自衛隊 彼の海にて、斯く戦えり』へと続いているな。

 

かの『戦国自衛隊』の異世界バージョンといった作品ですね。

 

ヒロイン3名がステレオタイプなのにキャラが立っていた。それと別れても良い関係が続いている元妻も。

 

分割2クールで全24話、2015年夏と2016年冬に放映されました。

 

元請けはA-1 Picturesだった。

 

 

●ゲーマーズ!

ゲーマーズ!

引用元――ゲーマーズ!(原作:葵せきな/仙人掌、ゲーマーズ!製作委員会)より抜粋】

 

 

『生徒会の一存』シリーズで名を馳せた葵せきな先生のヒット作品です。

 

その『生存』もアニメ化されたが、時事ネタと掛け合いがメインなので、ちょっと今の時代にはお勧めできなかった。原作は今でも面白いと思うが。

 

こちらの方はゲーム✕学園✕恋愛と王道的な面白さですね。

 

2017年夏クールで全12話、元請けはPINE JAMだぞ。

●鋼殻のレギオス

鋼殻のレギオス

引用元――鋼殻のレギオス(原作:雨木シュウスケ/深遊、ツェルニ第十七小隊)より抜粋】

 

 

『自律型移動都市』――レギオスを舞台に繰り広げられる学園ファンタジーで、荒廃して人がレギオス以外に人が住めなくなった未来が舞台となる。

 

雨木シュウスケ先生の代表作で、全25巻、累計で400万部以上です。

 

TVアニメ放映は2009年1月から全24話、ZEXCSが元請けだ。

 

 

●この素晴らしい世界に祝福を!

この素晴らしい世界に祝福を!

引用元――この素晴らしい世界に祝福を!(原作:暁なつめ/三嶋くろね、このすば製作委員会)より抜粋】

 

 

低迷していたスニーカー文庫の救世主、『このすば』で御座います。

 

元は『なろう』に掲載されており、その当時は『祝福』と呼ばれていたが、WEBから引き上げて、商業作としてリメイクされた。

 

美麗な原作イラストに対して、意図的にコミカルな方向へ崩したアニメのデザイン、しかしその英断がプラスに結果して、アニメも大ヒットしました。

 

かつてファミ通文庫を背負った『バカテス』並のレーベルの柱っぷりだ。

 

TVアニメは2期まで放映されておりまして、角川仕様の全10話+OVA。

 

第1期は2016年冬、第2期は2017年冬、元請けはスタジオディーンだ。

 

 

●コップクラフト

コップクラフト

引用元――コップクラフト(原作:賀東招二/村田蓮爾、コップクラフト製作委員会)より抜粋】

 

 

『フルメタ』の賀東先生と、あの村田蓮爾先生とのタッグですね。

 

ガガガ文庫から発売されているハードボイルド系の刑事モノだ。

 

ライトノベルであり異世界モノでもありますが、骨子は非常に大人ライクといえるでしょう。登場人物、ほとんど大人で、しかも30代ですし。

 

ファンタジア文庫の作品『甘ブリ』とは、また違った賀東テイストといえよう。

 

2019年7月から全12話、元請けはミルパンセであります。作画崩壊でちょっと話題になりましたね。

 

 

●ゴブリンスレイヤー

ゴブリンスレイヤー

引用元――ゴブリンスレイヤー(原作:蝸牛くも/神奈月昇、ゴブリンスレイヤー製作委員会)より抜粋】

 

 

GA文庫から発売されている『ゴブリンスレイヤー』を紹介です。

 

本格的なダークファンタジーだ。

 

ドラゴンの様な大物狩りではなく、ゴブリン退治の専門家が主人公です。

 

ゴブリンとはいえ、徒党を組めば油断ならない脅威だし、繁殖力が高いので獲物として途絶える事もない。商売としては割と目の付け所が良いな。

 

2108年10月から全12話、元請けはWHITE FOXでした。

 

 

●これはゾンビですか?

これはゾンビですか?

引用元――これはゾンビですか?(原作:木村心一/こぶいち+むりりん、リフレイン年ライジング組(第1期)/マテライズ魔法学校(第2期))より抜粋】

 

 

『これゾン』の愛称で親しまれているファンタジア文庫の人気作品です。

 

ドタバタ系でバトルありといった学園モノだ。原作イラストはこぶいちとむりりんの両名が担当している。どちらがどちらなのか判別つかないくらい絵柄がシンクロしているので、こぶいち絵とむりりん絵を70%以上の確率で見分けられれば、立派な原画家ソムリエといえるだろう。

 

魔法少女ではなく魔装少女なんですよね。主人公が性別そのままで魔装少女になり続けるのには、賛否両論ありました。

 

TVアニメは2期までで、製作委員会の名称が変わっている。それから第2期には『オブ・ザ・デッド』とサブタイトルが付いているな。第1期は2011年冬の全12話、第2期は2012年春で全10話だった。

 

元請けは製作委員会の名称とは違い、変更なしでスタジオディーンです。

 

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【 サ行(さ~そ)】

●最弱無敗の神装機竜(バハムート)

最弱無敗の神装機竜(バハムート)

引用元――最弱無敗の神装機竜(原作:明月千里/春日歩、最弱無敗の製作委員会)より抜粋】

 

 

GA文庫発のIS系だ。時代設定は中世だけどな。

 

パワードスーツではなく《機竜》という古代兵器を纏って戦います。

 

舐めプで未勝利、されど無敗はいいが、それで最弱はちょっと無理があった。

 

2016年冬放映で、全12話です。元請けはLercheでした。

 

 

●ザ・サード ~蒼い瞳の少女~

ザ・サード ~蒼い瞳の少女~

引用元――ザ・サード ~蒼い瞳の少女~(原作:星野亮、ザ・サード製作委員会)より抜粋】

 

 

ラノベ初期の王者だった富士見ファンタジアの中興――より弱冠前の時期のレーベル主力か。

 

そうですね、ヒロイン・ファンタジーにして荒廃した未来世界を舞台とするSF的作品でもありました。ファンタジア文庫では後藤なお先生⇒きみしま青先生とイラストレーターが変更になった末に中断、その後、毎日新聞出版に出版社を変えて士郎正宗先生のイラストで完全版として再開しています。

 

2006年4月から全24話で、元請けはXEBECだぞ。

●死神のバラッド

死神のバラッド

引用元――死神のバラッド(原作:ハセガワケイスケ/七草、ポニーキャニオン)より抜粋】

 

 

電撃文庫が大ブレークした初期を支えた作品の1つです。

 

死神の少女を軸とした短編形式だった。当時の電撃らしい作風といえる。

 

2007年の冬放映で全12話、元請けはグループ・タックです。

 

 

●下ネタという概念が存在しない退屈な世界

下ネタという概念が存在しない退屈な世界

引用元――下ネタという概念が存在しない退屈な世界(原作:赤城大空/霜月えいと、SOX)より抜粋】

 

 

某有名作にちなんで『下セカ』と呼ばれた、社会風刺的な問題作だ。

 

性癖的に変態作でもあったのですが、ヒロインは思いの外まともだったというオチでしたね。赤城大空先生のデビュー作ですが、この作品をガガガ文庫の新人賞へ応募した時のPNが『ペロペロ山根』とかなんとか。

 

『下セカ』は全12巻で完結、そして『二度めの夏、二度と会えない君』でヒットを飛ばすが、再び同系統の作品――『出会ってひと突きで絶頂除霊!』でシリーズを始めた。

 

2015年夏の放映で全12話、元請けはJ.C.STAFFでした。

 

 

●灼眼のシャナ

灼眼のシャナ

引用元――灼眼のシャナ(原作:高橋弥七郎/いとうのいぢ、『灼眼のシャナ』製作委員会)より抜粋】

 

 

電撃文庫の中興の祖とは、まさにこの作品でしょう! 累計で1000万部を超えている『のいぢ絵』による超ビッグタイトルです。

 

壮大なバトルファンタジーにして、恋愛要素もふんだんに盛り込まれていた。そして、それ以上に世界観と二つ名が凝っていたな。能力はシンプルで分かり易かった。原作、アニメ共に見事に完結を果たした。

 

TVアニメは3期に渡り完結まで放映されましたが、なんと全て2クール(全24話)でした。つまりシリーズ72話という事になります。第2期がⅡと書いてSecond、第3期がⅢと書いてFinalと読みます。

 

第1期は2005年10月から、第2期は2007年10月から、第3期は2011年10月からで、全てJ.C.STAFFが元請けだ。

 

 

●弱キャラ友崎くん

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引用元――弱キャラ友崎くん(原作:屋久ユウキ/フライ、「弱キャラ友崎くん」製作委員会)より抜粋】

 

 

ガガガ文庫の作品ですね。こういった作風はガガガ系か電撃系に多い気がします。

 

主人公は人生(リアル)がクソゲーだから「神ゲー」に傾倒している自称「リアルでの弱キャラ」だ。

 

その「神ゲー」と人生においても強キャラであるヒロインが、主人公をリア充に改良していくというのがコンセプトとなっております。弱キャラ高校生の人生攻略はパーフェクト・ヒロインの協力で達成できるのでしょうか?

 

アニメは2021年1月からの放映で、project No.9が元請けを担当している。

 

 

●処刑少女の生きる道

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引用元――処刑少女の生きる道(原作:佐藤真登/ニリツ、処刑少女製作委員会)より抜粋】

 

 

『ダンまち』以降、7年ぶりとなるGA文庫大賞の大賞受賞作になります。

 

とはいっても、既刊6巻で累計発行部数が30万部なんだよな。

 

巻割りで5万部ですか。

 

2022年だと、もうYouTube等の動画コンテンツ主流で、ライトノベルもブームが去ってしまった印象だ。

 

ちなみに内容は、主人公の処刑人の少女が異世界・日本から《迷い人》を始末していくのが骨子みたいですね。その過程と結果において、《迷い人》の少女とどう関係性を変えていくのか。

 

デビュー直後からアニメ化は予定されていた刊行スケジュールだが、Wikipediaのデータ量の寂しさからして、アニメ化が起爆剤になればいいが。

 

2022年の春クールで、元請けはJ.C.STAFFとなっておりますよ。

 

 

人生相談テレビアニメーション「人生」

「人生」

引用元――「人生」(原作:川岸殴魚/ななせめるち、人生製作委員会)より抜粋】

 

 

『邪神大沼』シリーズで有名になった奇才・川岸殴魚の作品だな。

 

体育会系代表の方が非常に素晴らしい味を出しておりました。それと理系代表の方が不動のメインヒロインでしたね。

 

原作は全12巻完結だ。TVアニメ放映は2014年7月から全13話だった。元請けを担当したのはfeel.だぞ。

 

 

●人類は衰退しました

人類は衰退しました

引用元――人類は衰退しました(原作:田中ロミオ、「人類は衰退しました」製作委員会)より抜粋】

 

 

『CROSS†CHANNEL』で有名なゲームシナリオライター、田中ロミオによるガガガ文庫創刊ラインナップの一つだ。全11巻で完結している。

 

人類が衰退して旧人類となり、新人類として《妖精さん》が誕生した未来を舞台としています。主人公の「わたし」=語り手は2つの人類を取り持つ《調停官》として働く事になる――というのが骨子ですね。

 

2012年の夏クールで全12話、元請けはAIC ASTAだった。

 

イラストレーターは山﨑透先生から戸部淑先生へと変更になっています。

●スーパーカブ

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引用元――スーパーカブ(原作:トネ・コーケン/博、ベアモータース)より抜粋】

 

 

ライトノベル版の『ばくおん!』です。

 

出来の良いコミック版もあるけどな。

 

刊行は角川スニーカー文庫で、WEB小説投稿サイト『カクヨム』にも掲載されています。

 

コミック版はニコニコ漫画で読めるぞ。

 

ストーリーは極めて地味ですが、超お勧めな作品の1つですから。面白いです。

 

アニメは2021年の春クール放映で、元請けはスタジオKAIが担当していた。

 

 

●スクラップド・プリンセス

スクラップド・プリンセス

引用元――スクラップド・プリンセス(原作:榊一郎/安曇雪伸、すてプリ製作委員会)より抜粋】

 

 

多作で知られている榊一郎先生の初期の代表作にして、富士見ファンタジア最盛期の主力作品でもありました。通称は『棄てプリ(すてプリ)』。

 

王道のファンタジーと見せかけて実は科学的というテンプレートのひな形的な作品だ。魔法=呪文ではなくプログラムという発想も、この頃から広まっていった。この『棄てプリ』だけではなく、幾つかの作品で科学的な魔法が散見される様になる。

 

TVアニメは2003年4月から全24話で、ボンズが元請けでした。

 

 

●涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱

引用元――涼宮ハルヒの憂鬱(原作:谷川流/いとうのいぢ、SOS団)より抜粋】

 

 

スニーカー大賞といえば、この作品!  『涼宮ハルヒ』です。

 

シリーズ累計は2000万部を突破している。ブレイク前は『君が望む永遠』の涼宮茜のパチモン呼ばわりだったのだが。

 

シャナに並ぶ『のいぢ絵』のビッグタイトルでもあり、元請けであった京都アニメーションの評価が高まった作品でもありました。

 

エンドレス8という黒歴史もあったが、未だに根強い人気を誇っているぞ。

 

TVアニメは第1期が2006年4月からで全14話、第2期が全28話(再放送14話+新作14話)で、2009年4月放映開始でした。

 

 

●住めば都のコスモス荘

住めば都のコスモス荘

引用元――住めば都のコスモス荘(原作:阿智太郎/矢上裕、コスモス荘)より抜粋】

 

 

私個人としては阿智太郎先生の最高傑作がこのドッコイダーですね。

 

『Dr.スランプ』や『極楽大作戦』と同じく、アニメ化にあたりドッコイダーをタイトルに加える為、『すっとこ大戦ドッコイダー』とサブタイトルが入った。

 

後のリメイクで『アラレちゃん』をタイトルから外した『Dr.スランプ』はともかく、『GS美神』の原作タイトルが『極楽大作戦』だと知っている人は稀少でしょうから。

 

2003年の夏クールで全12話だった。

 

元請けは、なんと! ユーフォーテーブルだったりするんですよ!

 

 

●ストライク・ザ・ブラッド

ストライク・ザ・ブラッド

引用元――ストライク・ザ・ブラッドOVA(原作:三雲岳斗/マニャ子、PROJECT STB OVA)より抜粋】

 

 

『ストブラ』の愛称でお馴染みの『パンツアニメ』です。

 

内容はシリアスな異能バトル系(学園アクションファンタジー)なのだが、売りが露骨にパンツというな。

 

今年のクリスマスキャンペーンやグッズを見ても、もう苦笑いしか出ません。なんだかんだで、電撃アニメとしては勝ち組ですけどね。

 

TVアニメは2013年10月からの全24話だが、その後のOVAシリーズがヒットしている。その、ぶっちゃけ売りのパンツをより強調できるし、それが目当てのファンがシッカリと買い支えているという、Win-Winな関係だ。

 

元請けはSILVER LINK. / CONNECTが担当しています。

 

 

●スレイヤーズ

スレイヤーズ

引用元――スレイヤーズ(著作:神坂一、イラスト:あらいずみるい、富士見ファンタジア文庫)より抜粋】

 

 

ご存じ、超ヒットシリーズ『スレイヤーズ』です。全シリーズ累計が2000万部を超えているとされています。富士見ファンタジア文庫の代名詞的作品です。ライトノベルの金字塔といっても過言ではないでしょう。

 

アニメとしては第1期の無印(1995年)、第2期のNEXT(1996年)、第3期のTRY(1997年)、第4期のREVOLUTION(2008年)、第5期のEVOLUTION-R(2009年)まで作成されている。アニメで5期は鬼太郎の6期に次ぐ記録で、シンフォギアと並ぶぞ。

 

劇場版も実に5作と、原作が超ヒットシリーズかつ、富士見ファンタジア文庫というよりもライトノベルがヒットする黎明期を支えた作品の事だけはあります。

 

15巻で完結した原作本編も2018年に再開された。

 

元請けは第3期までイージー・フイルム、第4期以降はJ.C.STAFFです。

●青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

引用元――青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(原作:鴨志田一/溝口ケージ、青ブタ Project)より抜粋】

 

 

鴨志田一先生の『青春ブタ野郎シリーズ』のアニメ化です。通称『青ブタ』。

 

原作は『青春ブタ野郎は~~~~~~の夢を見ない』で統一されている。

 

日常の中に潜む思春期に関連した怪奇現象+青春モノ、といった構図です。アニメ版のタイトルは原作第1巻から。

 

2018年10月から全12話、元請けはCloverWorksだ。同時期放映の『いもいも』が作画崩壊で話題騒然だったが、この作品は反対に高レベルな作画をキープしていた。

 

 

●星方天使エンジェルリンクス

エンジェルリンクス

引用元――星方天使エンジェルリンクス(原作:矢立肇/伊東岳彦、サンライズ/バンダイビジュアル)より抜粋】

 

 

伊吹秀明先生の『星方遊撃隊エンジェルリンクス(富士見ファンタジア刊)』を原案としているので、このページにて紹介させて頂きました。

 

『星方武侠アウトロースター』と同じ世界観の作品だな。巨乳美少女、李美鳳(リ・メイフォン)が宇宙綜合警備事業《エンジェルリンクス》を率いて、宇宙を舞台に大暴れ――というのが基本コンセプトだ。

 

1999年4月から全13話です。2000年より前になりますね。

 

元請けはサンライズだ。制作として出資もしている。

 

 

●精霊幻想記

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引用元――精霊幻想記(原作:北山結莉/Riv、ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会)より抜粋】

 

 

HJ文庫から書籍化された「なろう」出身の作品です。なろう版は削除済みですよ。

 

Web版と書籍版に分かれているのが特徴だ。

 

『前世と現世が交錯する――異世界転生ファンタジー』がキャッチコピーです。

 

あくまで現世がベースのファンタジーだ。

 

アニメ化時点で既刊19巻の大作ですね。

 

2021年の7月からの放映で、元請けはトムス・エンタテインメントが担当した。

 

 

●戦闘員、派遣します!

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引用元――戦闘員、派遣します!(原作:暁なつめ/カカオ・ランタン、「戦闘員、派遣します!」製作委員会)より抜粋】

 

 

ご存じ大ヒット作『このすば』の作者による角川スニーカー文庫の新シリーズですね。

 

実は『なろう』での連載はこちらが先だったりする。実質的には『このすば』のプロトタイプ作を商業ベースにリボーンさせた感じか。

 

漫画原作の『けものみち』は面白かったですが、ヒットとまではいきませんでした。

 

この作品も今のところ第2の『このすば』にはなれていないが、アニメ化をきっかけにブレイクできるかどうか。

 

2021年の4月からの放映で、元請けは安定の J.C.STAFFでしたよ。

 

 

●ゼロの使い魔

ゼロの使い魔

引用元――ゼロの使い魔(原作:ヤマグチノボル/兎塚エイジ、ゼロの使い魔製作委員会)より抜粋】

 

 

ヤマグチノボル先生の遺作にして大ヒット作です。原作は全22巻+外伝5巻となっておりますが、途中で先生が逝去された為、残り2巻はヤマグチ先生のプロットを元に志瑞祐先生が代筆しました。

 

『なろう系』でスタンダードになった異世界転移系の先駆け的な作品でもある。

 

TVアニメは4期まで放映されました。アニメオリジナルで完結しています。

 

第1期の無印は2006年7月から全13話、第2期の~双月の騎士~は2007年7月から全12話、第3期の~三美姫の輪舞~は2008年7月から全12話と未放映分が1話、そしてラストとなる第4期のFが、2012年1月から全12話となる。

 

元請けは全てJ.C.STAFFが担当しております。

●ソードアート・オンライン

ソードアート・オンライン、SAO

引用元――ソードアート・オンライン(原作:川原礫/abec、SAO Project)より抜粋】

 

 

今さら説明不要の世界的なビッグタイトルです。

 

ラノベの王者・電撃文庫のスーパーエース的な大黒柱でもあるな。この作品を知らない者だったら、そもそもこんなブログやページなど閲覧しないだろう。

 

TVアニメの第1期は2012年7月から全25話+特別番組1話、第2期は2014年7月から全24話+総集編、第3期のアリシゼーション編は2018年10月からの放映となっております。アリシゼーション編の第2部War of Underworldは2部構成で、アリシゼーション編全部で3部構成となります。

 

元請けはA-1 Picturesが担当しているぞ。

 

 

●ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか外伝

ソード・オラトリア

引用元――ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか外伝(原作:大森藤ノ/ヤスダスズヒト(キャラクター原案)はいむらきよたか、ソード・オラトリア製作委員会)より抜粋】

 

 

サブタイトルにある通り『ダンまち』の外伝です。

 

よってキャラクター原案が本編のヤスダスズヒトで、原作小説のイラストははいむらきよたかに別れている。本編ヒロインの1人、アイズ・ヴァレンシュタインを主人公としている。

 

TVアニメは20174月から全12話、J.C.STAFFが元請けでした。

 

 

●それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ

宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ

引用元――それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ(原作:庄司卓、テレビ大阪/読売広告社/ヨーコプロジェクト)より抜粋】

 

 

1990年代の富士見ファンタジアの主力作品だな。

 

最終巻を残して長らく中断していましたが、アサヒノベルズから完全版として再出版されて完結しております。新房昭之監督の初期作品の1つでもあります。

 

原作イラストは赤石沢貴士であるが、メディアミックスに際しては、それぞれのオリジナルデザインが作成・使用された。

 

1999年4月からの全26話、ティーアップとJ.C.STAFFが元請けです。

 

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【 タ行(た~と)】

●大正野球娘。

大正野球娘。

引用元――大正野球娘。(原作:神楽坂淳/小池定路、東邦星華桜花会/TBS)より抜粋】

 

 

原作はトクマ・ノベルズedgeからの刊行になる。

 

女子スポーツものでも王道といったところでしょうか。大正時代という設定ですが、学生制服のスカートの丈は現代的にアレンジされていますが。

 

TVアニメは2009年夏クール、全12話だった。

 

J.C.STAFFが元請けを担当しました。

 

 

●ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか

引用元――ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(原作:大森藤ノ/ヤスダスズヒト、ダンまち製作委員会)より抜粋】

 

 

初のGA文庫大賞の大賞受賞作として有名だった『ダンまち』ですね。

 

応募時のタイトルは『ファミリア・ミィス』だったが、商業出版に際してWEB小説時代(削除済み)の元タイトル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか』に戻したという経緯がある。

 

累計1000万部を超えており、GA文庫の大黒柱ですね。

 

TVアニメ化した時には、ヒロインであるヘスティアの服装が話題になり、「例の紐/紐神様」は2015年のアニメ流行語大賞の2位に輝いたぞ。

 

放映は2015年春で全13話、元請けはJ.C.STAFFでした。第1期は原作5巻までとなっており、第2期は全12話、2019年7月からの放映でした。第1期、2期と共にOVA付きですね。第3期は2020年秋クールで全12話でした。

 

 

●ダンタリアンの書架

ダンタリアンの書架

引用元――ダンタリアンの書架(原作:三雲岳斗/Gユウスケ、ダンタリアンの書架製作委員会)より抜粋】

 

 

スニーカー文庫発のダーク・ファンタジーだ。

 

全8巻で完結となっていますが、残されている謎も多いです。

 

アニメは2011年夏で、OVAを含めると全15話構成だ。

 

GAINAXが元請けの作品です。

 

 

●探偵はもう、死んでいる。

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引用元――探偵はもう、死んでいる。(原作:二語十/うみぼうず、KADOKAWA/たんもし製作委員会)より抜粋】

 

 

第15回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》を受賞した傑作ミステリ&異能バトルです。

 

メインヒロインポジの探偵――シエスタが現在では死去しており、メインヒロイン的なキャラも原作4巻で植物人間化してしまうという。

 

タイトルに反して本格ミステリではなく「全部乗せラーメン系」な作品ですが、とにかく評価が抜群に高いです。《名探偵》シエスタさんのヒロイン力も。

 

私達もアニメを視聴したいし、原作やコミック版を読む時間を作れたら読みたい。

 

2021年7月の放映で、元請けはENGIでした。

●中二病でも恋がしたい!

中二病でも恋がしたい!

引用元――中二病でも恋がしたい!(原作:虎虎/逢坂望美、中二病でも製作委員会)より抜粋】

 

 

KAエスマ文庫――要するに京都アニメーション自社ブランドでの作品です。

 

元・中二病の少年と中二病の少女を中心とした学園ラブコメだ。色々と良い意味ですっ飛んだ作品だったな。

 

放映時期は2012年10月からTV12話+OVA1話、第二期も構成は同じで、2014年の1月からとなっております。

●月とライカと吸血姫

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引用元――月とライカと吸血姫(原作:牧野圭祐/かれい、「月とライカと吸血姫」製作委員会)より抜粋】

 

 

ガガガ文庫の傑作が、ついにアニメ化です。吸血鬼が宇宙飛行士という発想が凄いですね。

 

これ、約5年で6冊しか刊行されていない。メインヒロインのCVが林原めぐみだぞ。

 

放映時期は2021年10月で、アルボアニメーションが元請けでした。

●デート・ア・ライブ

デート・ア・ライブ

引用元――デート・ア・ライブ(原作:橘公司/つなこ、「デート・ア・ライブ」製作委員会)より抜粋】

 

 

デッド・オア・アライヴに掛けている作品タイトルだが、基本的にはラブコメだ。SF設定や戦闘美少女もラブコメの為にある。

 

累計発行部数は400万部超えです。コンセプトは「秘密組織のメンバーが大真面目にギャルゲーをやっていたら」との事ですよ。そのまんまの作品です。

 

TVアニメは3期まで放映された。無印、Ⅱ、Ⅲというナンバリングだ。

 

第1期は2013年4月で全12話+1話、第2期は2014年4月から全10話+1話、第3期は2019年1月から放送されました。

 

元請けはバトンタッチし続けて、第1期がAIC PLUS+、第2期がプロダクションアイムズ、第3期がJ.C.STAFFと代わっているぞ。第4期はGEEKTOYSで、2021年秋クールになっている。

 

 

●デュラララ!!

デュラララ!!

引用元――デュラララ!!(原作:成田良悟/ヤスダスズヒト、池袋ダラーズ)より抜粋】

 

 

成田良悟とヤスダスズヒトのコンビによる池袋を舞台とした青春群像劇だ。ライトノベル的なチーマーの物語でもある。

 

オカルト要素もあり、デュラハンが主人公的な存在だったりします。

 

原作は13巻で完結だ。TVアニメは第1期が2010年1月から全24話+円盤特典2話で、元請けはブレインズ・ベースだぞ。

 

第2期は珍しい形式で、承、転、結とパート分けされておりまして、それぞれ全12話+特典1話。2015年1月からパートの合間に1クールずつ休憩を挟んでおります。要するに分割3クール構成です。

 

朱夏が元請けを担当していた。

 

 

●電波女と青春男

電波女と青春男

引用元――電波女と青春男(原作:入間人間/ブリキ、『電波女と青春男』製作委員会/TBS)より抜粋】

 

 

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』で衝撃のデューを果たした入間人間先生による第2弾が、満を持してのアニメ化となりましたね。

 

ニートで電波な自称・宇宙人ないとこがメインヒロインだ。主人公も「青春ポイント」とかほざくアレなヤツだし。

 

TVアニメは2011年4月から全12話と、未放送分が1話あります。

 

元請けはシャフトで、新房昭之が総監督をしているぞ。

●とある飛空士への恋歌

とある飛空士への恋歌

引用元――とある飛空士への恋歌(原作:犬村小六/森沢晴行、「とある飛空士への恋歌」製作委員会)より抜粋】

 

 

タイトルからして『とある~』シリーズの外伝かと誤解されそうですが、全くの別で、ガガガ文庫発となる犬村小六先生による『飛空士』シリーズです。

 

『とある飛空士への追憶』に続く第2作目となる。航空機が発達している異世界――という珍しい世界設定だ。

 

放送は2014年1月から全13話、TMS/3xCubeが元請けとなっています。

 

 

●とある魔術の禁書目録(インデックス)

とある魔術の禁書目録

引用元――とある魔術の禁書目録(原作:鎌池和馬、PROJECT-INDEX)より抜粋】

 

 

これも説明不要のビッグタイトルにして、当ブログでも題材にしております。

 

原作小説は『とある魔術の禁書目録』として1度、幕を引き、その後に『新約 とある魔術の禁書目録』として再スタートしている。

 

原作イラストやキャラクターデザインは、はいむらきよたか(灰村キヨタカ)先生で、これを元にアニメ版のデザインは田中雄一先生ですね。名義変更と原作とアニメ版の差異の都合から、引用元からは割愛させて頂いております。

 

TVアニメは現在3期までで、第1期は2008年10月から全24話、第2期は2010年10月から全24話、第3期は2018年10月から全26話だ。

 

J.C.STAFFが一貫して『とある~』シリーズの元請けですよ。

 

 

●東京レイヴンズ

東京レイヴンズ

引用元――東京レイヴンズ(原作:あざの耕平/すみ兵、東京レイヴンズ製作委員会)より抜粋】

 

 

あざの耕平先生の代表作となった「学園 陰×陽ファンタジー」で、《霊災》と呼ばれる霊的な災害に立ち向かう少年少女の物語です。

 

ファンタジー要素のメインは陰陽道だ。

 

TVアニメは2013年10月から全24話、エイトビットが元請けです。

 

 

●図書館戦争

図書館戦争

引用元――図書館戦争(原作:有川浩、図書館戦争製作委員会)より抜粋】

 

 

人気作家、有川浩先生のアニメ化作品です。一般レーベルでの出版がメインの方ですが、先生自身が自分をライトノベル作家と述べている事があり、このページにて紹介&お勧めさせて頂きます。

 

原作は『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』『図書館革命』で、実写映画化もされている。累計で600万部超えだ。

 

表現規制の架空の法律を巡り、良化特務機関と図書特殊部隊が激しい争いを繰り広げているという、ある種のディストピア世界でのストーリーですね。

 

放映期間は2008年4月から全12話+未放送分1話。Production I.Gが元請けを担当しているぞ。

 

 

●とらドラ!

とらドラ!

引用元――とらドラ!(原作:竹宮ゆゆこ/ヤス、「とらドラ!」製作委員会)より抜粋】

 

 

一般にも進出した竹宮ゆゆこ先生、最大のヒットシリーズです。

 

ライトノベル的でベーシックな学園恋愛ラブコメだが、その直球ぶりと作者の筆力の高さから、当時は莫大な人気を博したぞ。

 

2008年10月から全25話とOVA1話での放映でした。

 

元請けはお馴染み、J.C.STAFFが担当だった。

 

 

●トリニティ・ブラッド

トリニティ・ブラッド

引用元――トリニティ・ブラッド(原作:吉田直/THORES柴本、トリニティ・ブラッド製作委員会)より抜粋】

 

 

スニーカー文庫発の大ヒット作でしたが、吉田先生が急逝した為に未完となってしまった作品です。コミック化もされております。

 

未来に起こった大災厄(アルマゲドン)の影響で、人類の文化レベルが中世まで後退し、その上に吸血鬼たちが出現して人類と抗争するという内容だ。

 

人類の《教皇庁》VS吸血鬼の《真人類帝国》という構図です。

 

TVアニメは2005年4月からの全24話、元請けはGONZOだ。

 

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【 ナ行(な~の)】

●ナイツ&マジック

ナイツ&マジック

引用元――ナイツ&マジック(原作:天酒之瓢/黒銀、ナイツ&マジック製作委員会)より抜粋】

 

 

『なろう』が誇るロボット系といえば、この『ナイツマ』一択でしょう。

 

異世界✕メカで、主人公が美少女的なショタ属性も付いて来るぞ。

 

元請けはエイトビットで、2017年の夏放映で全13話でした。

●ノーゲーム・ノーライフ

ノーゲーム・ノーライフ

引用元――ノーゲーム・ノーライフ(原作:榎宮祐、ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会)より抜粋】

 

 

榎宮祐先生がイラストも自身で手かげている人気シリーズです。

 

略称は『ノゲラ』がメインだが様々あるな。ゲーム系ファンタジー小説で、「全てがゲームで決まる」という異世界に天才ゲーマー義兄妹が召喚されるぞ。

 

ゲームが全て、というのは裏を返せば、それ以外の闘争が神によって禁じられているという事でもあります。

 

TV放映は2014年春で全12話、元請けはマッドハウスだった。 

 

 

●のうりん

のうりん

引用元――のうりん(原作:白鳥士郎/切符、のうりんプロジェクト)より抜粋】

 

 

GA文庫発の職業モノの人気シリーズだ。農林高等学校が舞台だ。

 

アラフォー独身女教師・戸次菜摘(ベッキー)さんが強烈なキャラでした。

 

白鳥士郎が原作でイラストが切符、そして元請けは SILVER LINK.だ。

 

2014年の冬から全12話で放映されました。

 

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【 ハ行(は~ほ)】

●ハイスクールD×D

ハイスクールD×D

引用元――ハイスクールD×D(原作:石踏一榮/みやま零、ハイスクールD×D製作委員会)より抜粋】

 

 

石踏一榮先生によるヒットシリーズで、お色気満載のバトル&ラブコメです。

 

学園異能バトル系だ。硬派な路線でなかなか日の目を見なかった作者が飛ばした、一発逆転的な人気作品となった。アニメはR15指定での放映だ。

 

TVアニメは実に4期まで放映されております。

 

第1期(無印)、第2期NEW、第3期BorN、第4期HEROとなっており、全て制作委員会方式だな。ただし、第4期からスタッフが大幅に刷新されている。

 

放映期間は第1期から順に、2012年1月から全12話+OAD2話、2013年7月から全12話+OAD1話、2015年4月から全12話+OAD1話、2018年4月から全13話となっております。

 

元請けはティー・エヌ・ケー(第1期から第3期)、パッショーネ(第4期)だ。

 

 

●灰と幻想のグリムガル

灰と幻想のグリムガル

引用元――灰と幻想のグリムガル(原作:十文字青/白井鋭利、灰と幻想のグリムガル製作委員会)より抜粋】

 

 

オーバーラップ文庫による本格派ファンタジー小説のアニメ化作品です。

 

現地主人公ではなく異世界召喚モノだ。完全に特別ではない――とは少々異なるが、それでも等身大の主人公像が、いわゆる『俺tueeeee!!』系とは違い話題を呼ぶ。

 

TVアニメは2016年1月からの全12話でした。

 

元請けはA-1 Picturesだった。

 

 

●這いよれ! ニャル子さん

這いよれ! ニャル子さん

引用元――這いよれ! ニャル子さん(原作:逢空万太/狐印、名状しがたい製作委員会のようなもの)より抜粋】

 

 

パロディ作品の大御所! ニャル子さんですよ。

 

クトゥルー神話を元ネタに、そして特撮系のパロディを中心に、ニャル子というキャラが受けた。「う~~、にゃ~~」というOPもな。

 

多くの方が2期だと思っているでしょうが、実は第3期までの放映です。

 

第1期は『這いよる! ニャルアニ』で、刊行元であるソフトバンククリエイティブがスポンサーで、元請けはDLEが担当している。

 

本格的なアニメ化としては第2期の無印、そして第3期のWですね。

 

XEBECが元請けで、2012年4月、2013年4月と全12話だった。

 

 

●バカとテストと召喚獣

バカとテストと召喚獣

引用元――バカとテストと召喚獣(原作:井上堅二/葉賀ユイ、バカとテストと召喚獣製作委員会)より抜粋】

 

 

刊行当時、ファミ通文庫の売り上げを支え続けた、超人気作です。『バカテス』の愛称を聞いた事がない人は少ないでしょう。

 

井上堅二はこの作品の完結後、マンガ原作へとフィールドを移して『ぐらんぶる』をヒットさせている。『ぐらんぶる』もアニメ化されているぞ。

 

《試験召喚システム》による「学力試験の点数バトル」という変わった題材でした。「バカと美少女達による学園エクスプロージョンラブコメ」という看板に偽りなし、という作品でしたね。

 

TVアニメは2期までで、元請けはSILVER LINK.だ。

 

無印は2010年1月から、第2期(にっ!)は2011年7月からの放映で、それぞれ全13話でした。

 

 

●化物語(物語シリーズ)

化物語

引用元――化物語(原作:西尾維新/VOFAN、アニプレックス/講談社/シャフト)より抜粋】

 

 

西尾維新にとって最大にして最長のヒットシリーズが、この『化物語』から始まった『物語シリーズ』だ。代表としてこの一作のみを挙げさせて貰う。

 

原作だと、①ファーストシーズン『化物語(上・下)』、『傷物語』、『偽物語(上・下)』、『猫物語(黒)』。②セカンドシーズン『猫物語(白)』、『傾物語』、『花物語』、『囮物語』、『鬼物語』、『恋物語』。③ファインルシーズン『憑物語』、『暦物語』、『終物語(上・中・下)』、『続・終物語』。

 

更には④オフシーズン『愚物語』、『業物語』、『撫物語』、『結物語』。それから⑤モンスターシーズン『忍物語』『宵物語』『余物語』『扇物語』『死物語(上・下)』となっているぞ。刊行予定も含むがな。

 

大暮維人先生による講談社コミックス版から追いかけるのも手かも。

 

アニメ化されている部分を時系列で並べると、1.『傷物語』2.『猫物語(黒)』3.『化物語』4.『偽物語』5.『傾物語』6.『鬼物語』7.『終物語(中)』8.『猫物語(白)』9.『終物語(上)』10.『囮物語』11.『恋物語』12.『憑物語』13.『暦物語』14.『終物語(下)』15.『花物語』となる。

 

2009年からアニメ化がスタートして、元請けはシャフトです。

 

 

●はたらく魔王さま!

はたらく魔王さま!

引用元――はたらく魔王さま!(原作:和ヶ原聡司/029、HM Project)より抜粋】

 

 

和ヶ原聡司先生のデビュー作でもある魔王系ファンタジーです。

 

要約すると、異世界からきた魔王が現代社会にアルバイターとして順応していくというコメディー要素が強い作品だ。『ひなまつり』も同じだな。

 

ファンの間で最も2期が望まれている作品の1つといえるでしょう。

 

2013年4月から全13話、元請けはWHITE FOXだった。第2期は、なんと9年後の2022年7月放映スタートだ。元請けはStudio 3Hzになっているぞ。

 

 

●BACCANO! -バッカーノ!-

バッカーノ!

引用元――BACCANO! -バッカーノ!-(原作:成田良悟/エナミカツミ、Project Baccano!)より抜粋】

 

 

累計100万部を超えている電撃文庫の人気シリーズだ。

 

人気作家にして実力派作家、成田良悟先生のデビューシリーズでもあります。

 

錬金術師達が作り出した不死の酒を巡る不死者と人間の物語で、成田良悟らしさ全開の群像劇となっている。

 

TVアニメは2007年夏クールで全13話と番外編が3話。

 

ブレインズ・ベースが元請けを担当した。

 

 

●バビロン

バビロン

引用元――バビロン(原作:野崎まど/ざいん、講談社/ツインエンジン)より抜粋】

 

 

奇才・野崎まどが贈る『講談社タイガ』文庫の人気シリーズだ。

 

ミステリー系の作品ですね。東京地検特捜部検事さんが主人公です。巨大な陰謀がバックにあり、東京都西部には『新域』と呼ばれる新たな独立自治体が誕生しようとしておりました。

 

『正解するカド』では、ラストに賛否両論が渦巻いたが、果たして今作はどういった評価になるのだろうか。

 

2019年秋クールで全12話、元請けはREVOROOTでした。

 

 

●ハンドレッド

ハンドレッド

引用元――ハンドレッド(原作:箕崎准/大熊猫介、ハンドレッド製作委員会)より抜粋】

 

 

GA文庫によるIS系作品です。原作は完結済み。全18巻です。

 

まさしく量産型といえる作風だが、それ故に安心・安定のクォリティだぞ。

 

放映は2016年春で全12話、プロダクションアイムズが元請けでした。

 

 

●半分の月がのぼる空

半分の月がのぼる空

引用元――半分の月がのぼる空(原作:橋本紡/山本ケイジ、ポニーキャニオン)より抜粋】

 

 

橋本紡が描く感動の恋愛小説だ。いわゆる不治の病系だな。

 

ライトノベルに定義していいのか微妙ですが電撃文庫からの出版ですので。

 

様々なメディアに展開されたが、アニメはグループ・タックが元請けだ。

 

2006年1月からWOWOWにて全6話の放映でした。

●BEATLESS(ビートレス)

BEATLESS

引用元――BEATLESS(原作:長谷敏司/redjuice、BEATLESS製作委員会)より抜粋】

 

 

日本SF大賞にもノミネートされた月刊『NewType』誌で連載された作品です。

 

人型ロボットが社会を運営して、人間はその恩恵に預かっている未来世界だ。

 

人間(ヒト)とモノ(AI)とのボーイ・ミーツ・ガールですね。ディオメディアが元請けでした。放映期間は2018年1月から6月で一時中断、9月に再開でした。全24話ですね。

 

 

●ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

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引用元――ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(原作:しめさば/足立いまる、『ひげひろ』製作委員会)より抜粋】

 

 

ちょっとフェミさんに見つかると厄介な疑似家族系のハーレム作品です。

 

ヒロインがモロ、だからな。

 

沙優エンドにはならないと思いますが、なったらなったで色々と波紋を呼びそうですね。

 

アニメ版の放映は2021年の春クールで、元請けはproject No.9だった。

 

 

●緋弾のアリア

緋弾のアリア

引用元――緋弾のアリア(原作:赤松中学/こぶいち、東京武偵高校/TBS)より抜粋】

 

 

MF文庫Jのエース的作品だ。シリーズ累計800万部を突破している。

 

同じ赤松中学先生の『やがて魔剱のアリスベル』と世界観を共通しているのですが、こちらは電撃文庫からとレーベルが違うんですよね。

 

同じKADOKAWA系列だけどな。スピンオフのAAも此処に含ませてもらう。

 

本編は2011年4月から全12話と未放送分1話。元請けはJ.C.STAFFでした。スピンオフ『緋弾のアリアAA』は2015年10月から全12話です。

 

制作はProjectAA(製作委員会方式)で、元請けは動画工房だぞ。

 

 

●氷菓

氷菓

引用元――氷菓(原作:米澤穂信、映画「氷菓」製作委員会)より抜粋】

 

 

「えるたそ~~」で有名な『氷菓』です。日常系ミステリに分類されます。

 

『〈古典部〉シリーズ』の原作第1巻がアニメのタイトルになっている。米澤穂信のデビュー作のシリーズでもあるな。刊行媒体によってキャラデザが異なっている。

 

キャラは元請けである京都アニメーションのイメージが強いですね。

 

2012年4月から全22話とOVA1話があった。

●Fate/Apocrypha

Fate/Apocrypha

引用元――Fate/Apocrypha(原作:東出祐一郎/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/TOKYO MX/BS11)より抜粋】

 

 

TYPE-MOON BOOKSから刊行された『Fateシリーズ』の1つですね。

 

近衛乙嗣のキャラ原案で、石田あきらによってコミック化(角川コミックス・エース)されてもいる。

 

2017年7月から総集編2回を挟み、全25話でのTV放映でした。

 

元請けはA-1 Picturesだったぞ。

 

 

●Fate/Zero

Fate/Zero

引用元――Fate/Zero(原作:虚淵玄/TYPE-MOON、アニプレックス/星海社/ノーツ/ニトロプラス/ufotable)より抜粋】

 

 

ufotableによる『Fateシリーズ』のアニメ作品を世に知らしめ、そして一般的な知名度と人気を更にブーストさせたといえる作品です。

 

最初はTYPE-MOON BOOKSからで、次いで星海社文庫から刊行された。

 

シリーズに深みと広がりを与えました。TVアニメは分割2クールです。

 

第1期が2011年10月から、第2期が2012年4月からの全25話だ。

 

 

●BLACK BLOOD BROTHERS

BLACK BLOOD BROTHERS

引用元――BLACK BLOOD BROTHERS(原作:あざの耕平/草河遊也、BBB Partners)より抜粋】

 

 

あざの耕平先生による吸血鬼ファンタジーですね。オーフェンのイラストで有名な草河遊也先生とタッグを組んでいます。

 

原作は本編11巻完結とコンパクトにまとまっているな。

 

TVアニメは2006年9月から全12話でした。

 

元請けは今は無きグループ・タックと、 スタジオ・ライブだったぞ

 

 

●ブラック・ブレット

ブラック・ブレット

引用元――ブラック・ブレット(原作:神崎紫電/鵜飼沙樹、ブラック・ブレット製作委員会)より抜粋】

 

 

ガガガ文庫でデビューしてから電撃文庫に移籍した神崎紫電によるヒット作だ。

 

通称は『ブラブレ』です。寄生生物《ガストレア》に対抗できる幼女――《イニシエーター》と彼女らを指揮する《プロモーター》のコンビによる戦いが描かれているディストピアものですね。

 

TVアニメ放映は2014年春からで全13話、元請けはキネマシトラスとオレンジだ。

 

アニメ終了後あたりから原作刊行がストップしており、神崎紫電先生も音沙汰がない状態が続いておりますので、復活が待たれます。

 

 

●フルメタル・パニック!

フルメタル・パニック!

引用元――フルメタル・パニック!(原作:賀東招二、ミスリル)より抜粋】

 

 

古きラノベファンにはお馴染みの超ヒットシリーズの『フルメタ』です。

 

説明不要だな。原作イラストは四季童子だぞ。アニメ版でキャラデザがかなり変わっているから記載は省いたが、四季童子の代表作ともいえるだろう。

 

TVアニメは第4期までで、第1期が原作本編、第2期の『ふもっふ』が原作短編のアニメ化、第3期『The Second Raid』(R15+指定)第4期『Invisible Victory』が本編のアニメ化となっております。

 

第3期と第4期の一部エピソードはドラマCDで補完された。

 

放映時期は第1期が2002年1月から全24話、元請けはGONZO・ディジメーションでした。第2期は2003年8月から全12話で京都アニメーションが元請け。製作はフジテレビ、陣代高校生徒会となっております。

 

第3期は2005年7月から全13話、元請けは京都アニメーション。製作委員会はFull Metal Panic! Film Partnersだ。

 

第4期は2018年4月からで変則的な全12話、元請けはXEBECが担当しまして、制作委員会はFMP!4ですね。果たして原作ラストまでとなる第5期はあるのでしょうか?

●ヘヴィーオブジェクト

ヘヴィーオブジェクト

引用元――ヘヴィーオブジェクト(原作:鎌池和馬/凪良、PROJECT HO)より抜粋】

 

 

鎌池和馬による『とある~』シリーズ以外の人気作だ。

 

巨大兵器《オブジェクト》を生身の主人公コンビが打ち破っていく――という、色々とはっちゃけた作品です。

 

TVアニメは2015年10月から全24話、元請けはJ.C.STAFFだぞ。

 

 

●変態王子と笑わない猫。

変態王子と笑わない猫。

引用元――変態王子と笑わない猫。(原作:さがら総/カントク、「変猫。」製作委員会)より抜粋】

 

 

累計200万部を超えたMF文庫Jのヒットシリーズ、全12巻です。

 

イラストはカントクで、第1巻はレーベル史上最高の初動売り上げを達成した。「笑わない猫」像によって、要るなにかを得て、要らない何かを他人に渡した少年少女による学園ラブコメだ。

 

建前をヒロインに渡し、本音しか言えなくなったので主人公は《変態王子》と呼ばれる様になってしまいます。

 

2013年4月から放映の全12話、J.C.STAFFが元請けだ。

 

 

●ベン・トー(BEN-TO) 

ベン・トー

引用元――ベン・トー(原作:アサウラ/柴乃櫂人、HP同好会)より抜粋】

 

 

今は無きスーパーダッシュ文庫の数少ないヒットシリーズだな。

 

半額弁当を巡って店内でバトルするというアレな作品で、全12巻完結です。

 

2011年10月から全12話、元請けはdavid productionだ。

●ぼくたちのリメイク

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引用元――ぼくたちのリメイク(原作:木緒なち/えれっと、KADOKAWA/ぼくたちのリメイク製作委員会)より抜粋】

 

 

木緒なち先生の著作という事で、皆さま、だいたいの作風は予想できますよね。

 

エ/ロゲライターとして有名だったからな。主にシナリオ系の作品メインで。

 

タイムスリップ系です。しかもクリエイター業界を扱っているという。

 

なち節を楽しむ作品だ。

 

2021年の夏クールに放映されました。元請けはfeel.です。

 

 

●僕は友達が少ない

僕は友達が少ない、はがない

引用元――僕は友達が少ない(原作:平坂読/ブリキ、製作委員会は友達が少ない/TBS)より抜粋】

 

 

ブリキ絵による平坂読の出世作――通称『はがない』だ。

 

ぼっち系の学園青春モノの元祖といえましょう。実際は全然ぼっちじゃありませんですが。この作品、原作のラストが物議を醸しました。

 

TVアニメはNEXTが付く第2期まで放映されている。

 

元請けはAIC Buildでして、第1期は2011年10月から全12話+OVA2話。そして第2期は2013年1月から全12話となっております。

 

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【 マ行(ま~も)】

●魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

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引用元――魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~(原作:秋/しずまよしのり、KADOKAWA/Demon King Academy)より抜粋】

 

 

いわゆる『なろう』系ですが、『さすおに』と同じく電撃文庫からの刊行です。電撃デビューは恵まれていますね。

 

主人公が「魔王の始祖」であり「魔王学院」に通うという、まあ、典型的ななろう系ハイ・ファンタジーだ。よく比較されているSF系統の『さすおに』とは、基本的に別路線だな。

 

既刊7巻で累計100万部ですから、アニメブーストでどこまで知名度を伸ばせるのかが、KADOKAWAさん的には勝負でしょう。アニメ成功で電撃の次期エースになれるか。

 

元請けはSILVER LINK.で、2020年夏クールの放送だ。

 

 

●魔術師オーフェンはぐれ旅

魔術師オーフェンはぐれ旅

引用元――魔術士オーフェンはぐれ旅(原作:秋田禎信/草河遊也、TOブックス/魔術師オーフェンはぐれ旅製作委員会)より抜粋】

 

 

かつて富士見ファンタジア文庫の看板作品の1つでした『魔術師オーフェン』シリーズですが、今はTOブックスにレーベルを移籍して正統続編を展開しております。

 

過去、アニメ化も2度されており『魔術士オーフェン』『魔術士オーフェンRevenge』として2期に渡って放映されていた。時期は1998年と1999年だな。

 

それが2020年に生誕25周年記念として、再び完全新作アニメ化です。

 

アニメ技術の進化に合わせて、ビジュアルも原作準拠で再現されているぞ。

 

旧アニメ版の2期目はほぼオリジナル展開でしたので、今度こそ原作通りを期待したいです。

 

2020年1月からの放映で、元請けはスタジオディーンだ。第2期として「キムラック編」の放映が2021年の1月からになっている。

 

 

●魔女の旅々

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引用元――魔女の旅々(原作:白石定規/あずーる、魔女の旅々製作委員会)より抜粋】

 

 

15歳という若さで魔法使いの最上位「魔女」となったイレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語だ。

 

短編連作方式の原作ですから、アニメ化とは相性が良さそうです。

 

喩えるのならば魔法ファンタジー版の『キノの旅』といったところか。

 

2020年秋クールでの放映で、C2Cが元請けでした。

 

 

●機巧少女(マシンドール)は傷つかない

機巧少女は傷つかない

引用元――機巧少女は傷つかない(原作:海冬レイジ/るろお、機巧少女は傷つかない製作委員会)より抜粋】

 

 

魔術によって人形に生命を吹き込まれた《神性機巧(マシンドール)》と、機巧魔術を扱う人形使い達によるファンタジー作品です。

 

MF文庫Jからで全17巻で完結している。

 

ラルケが元請けで、2013年10月から全12話放映でした。

 

 

●魔法使い黎明期

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引用元――魔法使い黎明期(原作:虎走かける/いわさきたかし、魔法使い黎明期製作委員会)より抜粋】

 

 

実はこの作品、第20回電撃小説大賞受賞作『ゼロから始める魔法の書』の第2部的な位置づけになります。

 

『ゼロ書』は全11巻で終わってしまった。累計発行部数は70万部には、ちょっと。

 

メディアミックスしましたが、ヒットしなかった上にレーベルが電撃文庫から講談社ラノベ文庫へ変更になってしまいました。電撃からは戦力外通告でしょうか。

 

第20回電撃小説大賞が行われた2013年の頃には、電撃デビューできたら勝ち組みたいな雰囲気があったなぁ。

 

まさか2022年の現在、電撃ブランドがまだ健在たった頃から9年後にはここまで世の中のブームが様変わりしていようとは。

 

この作品も2018年8月31日に第1巻で、第4巻が2021年11月2日刊行だ。『サキュバスアイドルの契約者 ボクっ娘サキュバスと秘密のルームシェア(講談社ラノベ文庫)』や、青い鳥文庫の『呪イアツメ』シリーズとゲームシナリオの収入を考慮しても、専業だとお世辞にも裕福とはいえない印税になるな。

 

このアニメ化で作者さんの作家生活が上向きになればいいと、密かに願っておきましょう。

 

2022年春クール放映で、手塚プロダクションが元請けになる。

 

 

●魔法科高校の劣等生

魔法科高校の劣等生、さすおに

引用元――魔法科高校の劣等生(原作:佐島勤/石田可奈、魔法科高校製作委員会)より抜粋】

 

 

『電撃の最終兵器』と、これ掛け枠だった人気シリーズです。

 

SAOと同じくWEB小説出身だが、商業化にあたりWEB小説からは撤退した。満を持してTVアニメ化されたが、シリアス路線からシュール逆路線に舵切りを変えて、見事に愛され作品として一般にも認知される様になる。

 

定着した『さすおに』や愛されキャラ『お兄様』と、前例にないヒットのし方をしましたね。数々のコラボレーションとか。

 

2014年4月から全26話、マッドハウスが元請けだったぞ。

 

劇場版で映像化は一区切りかと思われておりましたが、ファン待望の第2期『来訪者編』が2020年の10月から放映されました。第3期『追憶編』は2022年1月からと順調にシリーズを伸ばしています。

 

 

●魔法戦士リウイ

魔法戦士リウイ

引用元――魔法戦士リウイ(著作:水野良、イラスト:横田守、富士見ファンタジア文庫)より抜粋】

 

 

『ソード・ワールドRPG』の背景世界《フォーセリア》を舞台にした壮大なヒロイック・サーガだ。

 

原作第1巻の旧版だけ士貴智志先生がイラストを担当していたんですよね。

 

筋肉と腕力が自慢の魔法使い、というコンセプトはリウイが元祖だろう。

 

2001年4月から全24話でした。原作のメインヒロインはミレルですが、アニメ版だとメリッサが勤めております。

 

元請けはJ.C.STAFFだった。

●無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

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引用元――無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜(原作:理不尽な孫の手/シロタカ、「無職転生」製作委員会)より抜粋】

 

 

長らく『小説家になろう』にて総合1位をキープしていた作品です。

 

かつては「なろうの代名詞」であり、異世界転生系のなろう的パイオニアでもあった。

 

ルーデウス・グレイラットという人物の壮大な人生叙事詩となっております。

 

細かい説明はここでは省こう。完結済みとはいえかなりの大長編だ。アニメではどこまで映像化されるのだろうか。

 

2021年1月から放映スタートで、スタジオバインドが元請けですね。分割2クールで、第2クールは同年の秋スタートでした。

 

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【 ヤ行(や、ゆ、よ)】

●薬師寺涼子の怪奇事件簿

薬師寺涼子の怪奇事件簿

引用元――薬師寺涼子の怪奇事件簿(原作:田中芳樹、女王陛下執務室/ガンジス)より抜粋】

 

 

田中芳樹先生による伝奇アクション小説シリーズのアニメ化作品です。

 

警察を舞台にしている。某リナのごとく『ドラよけお涼』と畏怖される破天荒な女性が主人公だ。イラストとコミック版は共に垣野内成美が担当しているぞ。

 

動画工房が元請けで、2008年7月より全13話で放映されました。

 

 

●やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

引用元――やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(原作:渡航/ぽんかん⑧、やはりこの製作委員会はまちがっている。/TBS)より抜粋】

 

 

『はまち』『俺ガイル』で知られている人気作だ。発売当初は『はがない』のデッドコピー作品と揶揄されていたが、『はがない』の完結に伴いこちらの方が人気になったという経緯がある。

 

当初は1巻完結予定だったそうですね。

 

うむ。それがTVアニメも第3期まで作られるなんてな。

 

放映期間は第1期が2013年4月から全13話+OVA1話、話数は同じで第2期は2015年4月から。完結編となる第3期は2020年7月放映です。元請けは第1期がブレインズ・ベース、第2期と3期がfeel.でした。

●勇者、辞めます

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引用元――勇者、辞めます(原作:クオンタム/天野英、「勇者、辞めます」製作委員会)より抜粋】

 

 

勇者であった主人公が、今度は魔王軍の立て直しをするという、分かり易くも面白そうなストーリー骨子の作品だ。

 

第2回カクヨムWeb小説コンテストファンタジー部門の大賞受賞作で、『カドカワBOOKS』より全3巻が刊行されています。『富士見ファンタジア文庫』による文庫化も始まりました。

 

原作タイトルは『勇者、辞めます〜次の職場は魔王城〜』となっている。

 

コンパクトに完結しているので、アニメ版も綺麗に〆られるでしょうね。

 

2022年の春クール放映で、元請けはEMTスクエアードが担当している。

●ようこそ実力至上主義の教室へ

ようこそ実力至上主義の教室へ<

引用元―― ようこそ実力至上主義の教室へ(原作:衣笠彰梧/トモセシュンサク、ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会)より抜粋】

 

 

エロゲ『あかべぇ』系列コンビによる人気作『よう実』です。

 

MF文庫Jからの刊行で、累計で230万部を超えているぞ。

 

最初はメインヒロインが堀北さんかと思いきや。まあ、『堀北ルート』というスピンオフで救済されてはいますけれど。

 

それからアニメオリジナルで堀北を優遇したシーンが物議をかもした。きっとスタッフは黒髪ロングが好きだったのだろう。

 

TVアニメは2017年7月から全12話、Lercheが元請けでした。

 

 

●幼女戦記

幼女戦記

引用元――幼女戦記(原作:カルロ・ゼン/篠月しのぶ、幼女戦記製作委員会)より抜粋】

 

 

『なろう』ではなく小説投稿サイト『Arcadia』出身のWEB小説だな。

 

おっさんが幼女に転生して世界大戦が行われているヨーロッパで軍人として成り上がっていく骨太なストーリーですね。『なろう』的なので中には『なろう』と勘違いする方も。

 

2017年1月から全12話、元請けはNUTだった。

 

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【 ラ行(ら~ろ)】

●落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)

引用元――落第騎士の英雄譚 (原作:海空りく/をん、「落第騎士の英雄譚」製作委員会)より抜粋】

 

 

落第生だけれど最強に近い実力者――という学園ファンタジーです。

 

《伐刀者(ブレイザー)》でも落第騎士(ワーストワン)と蔑まされていた主人公だが、無冠の剣王(アナザーワン)と賞される様になるが、割とすぐに。

 

TVアニメは学園内の全国大会選抜予選で幕を閉じました。同時期に放映されていた『アスタリスク』との共通点が話題になりました。

 

2015年10月から全12話で、SILVER LINK.とNexusが元請けだった。

●Re:ゼロから始める異世界生活

Re:ゼロから始める異世界生活

引用元――Re:ゼロから始める異世界生活(原作:長月達平/大塚真一郎、Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会)より抜粋】

 

 

説明不要の『なろう』の大作『Re:ゼロ』だ。スケールが半端ないぞ。

 

エミリアさんよりもレムさんの人気が凄いです。というか、作品人気すら上回っているレムさん人気といえましょう。

 

異世界転生+ループ、が基本骨子だ。世界観に様々な謎が散りばめられている。

 

2016年4月から全25話、WHITE FOXが元請けでした。第2期は劇場版やOVAを挟み、2020年7月からの2クール放映となります。

●レンタルマギカ

レンタルマギカ

引用元――レンタルマギカ(原作:三田誠/pako、レンタルマギカ製作委員会)より抜粋】

 

 

魔法が実在している架空の現代社会を舞台にした異種魔法戦闘ファンタジーですね。高校生の主人公は、父親の失踪を機に継ぐこととなった魔法使い派遣会社《アストラル》を介して、様々な戦いに巻き込まれていきます。

 

角川スニーカー文庫の別作品『クロス×レガリア』と世界観が共通しており、最終巻でバトンタッチを示唆する描画がある。

 

TVアニメは2007年10月から全24話で、ZEXCSが元請けでした。

●ロウきゅーぶ!

ロウきゅーぶ!

引用元――ロウきゅーぶ!(原作:蒼山サグ/てぃんくる、TEAM RO-KYU-BU!)より抜粋】

 

 

電撃文庫から放たれたロリ✕バスケという異色作です。

 

コーチ役である主人公が高校1年としても、メインヒロインが小6だからな。年の差が4歳しかないとはいっても、これは……

 

フィクションなのに派手なスーパープレイは抑え気味なんですよね。

 

原作は全15巻で完結、アニメは第2期までだ。

 

放映期間は第1期は2011年7月から全12話+OVA、第2期(SS)は2013年7月から全12話、そして元請けはproject No.9で、第1期のみStudio Blancも加わっております。

 

 

●ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

ロード・エルメロイII世の事件簿

引用元――ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-(原作: 三田誠/坂本みねぢ、アニプレックス/ノーツ/TROYCA)より抜粋】

 

 

Fateシリーズのスピンオフ作品だ。

 

Zeroでのメインキャラ、ウェイバーさんが成長した姿が描かれています。

 

虚淵玄から三田誠という豪華リレーでの外伝となっている。

 

これには奈須きのこ先生もニッコリ&ほっこりでしょう。

 

成長してエルメロイの名を継いだウェイバーを是非とも見てくれ。

 

2019年夏クールで全13話、TROYCAが元請けを担当しました。

 

 

●六畳間の侵略者!?

六畳間の侵略者!?

引用元――六畳間の侵略者!?(原作:健速/ポコ、ころな荘管理組合)より抜粋】

 

 

HJ文庫が送るラングラン&ロングセラー作品です。

 

訳あり「月5000円・敷金礼金無し」の格安物件である築25年のアパート『ころな荘』を舞台に繰り広げられるトタバタ系のコメディ作だ。

 

SILVER LINK.の元請けで2014年7月から全12話で放映されました。

 

 

●ログ・ホライズン

ログ・ホライズン

引用元――ログ・ホライズン(原作:橙乃ままれ/ハラカズヒロ、NHK)より抜粋】

 

 

『なろう』出身でもNHKによるアニメ化というメジャー作だ。

 

MMORPGのルールが現実化している剣と魔法の世界【エルダー・テイル】を舞台にした異世界転生ものですね。

 

残念ながら作者の脱税騒ぎの方が有名になってしまった。

 

TVアニメは第2期までで、第1期の元請けはサテライト、第2期の元請けはスタジオディーンとなっております。

 

放映は第1シリーズが2013年10月から全25話、第2シリーズが2014年10月から同じく全25話だった。続編の映像化は絶望的だろう。

 

追加情報で、3期は無理だと思われておりましたが、なんと2020年10月放映予定(後に新型コロナの影響で2021年1月スタートに延期)という――世の中って何があるか分からないものですね。

 

【 わ、を、ん】

 

 

 

 

引用元――ソードアート・オンラインⅡ(原作:川原礫/abec、SAO ProjectⅡ)より抜粋】

ソードアート・オンライン

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