アニメを斬る!

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魔導世界の不適合者 ~魔術学科の劣等生~ 第6部(第66話)

第四章  宴の真相、神葬の剣 28 ―創内誠心―

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         28

 

 終わった……
 何ともいえない虚無感が里央を被っていた。
 すでに警視庁捜査特課(通称、魔術犯罪・魔術テロ対策課)の特殊部隊が現場保存と記録に勤しんでいる。
 多くのマスコミも駆けつけているが、警察によりシャットアウトされていた。手際よく世界最大手の警備会社【堂桜セキュリティ・サービス】も連携している。超広範囲の情報隠蔽魔術【結界】――《アブソリュート・ワールド》で電子的な望遠と傍聴も防がれていた。
 里央、みみ架、琉架の身柄も保護されていた。
 簡単な事情聴取を終えたばかりである。
 ハナ子も定位置――里央の頭に戻ってきていた。
 陣頭指揮をとっているのは里央にも見覚えがある刑事――綱義光兼警視だ。
 刑事コ●ンボにかぶれており、意図してくたびれた格好をしているので、とても記憶に残る男性である。五十代後半のいぶし銀だ。コロ●ボよりも大柄で逞しいが、本人的には『もっと●ロンボ体型がいい』との談である。
 基本的に【ソーサラー】同士による魔術戦闘には、警察は可能な限り不介入の姿勢だ。
 けれど今回の事件――MKランキングはともかくとして、明るみになった連続殺人に関しては警察も動かざるを得ない。しかも情報拡散により秘密裏にではなく表立って。主犯が死亡しており、残りは事実確認と事後処理のみでもだ。

 

「オルタさんは大丈夫かな?」

 

 里央は心配になる。此花を殺害したオルタナティヴへの事情聴取は長引いていた。
 捜査本部が設けられている警察署への任意同行を拒否した模様で、オルタナティヴはこの場で全ての聴取を済ませたい意向だ。不足分は後日、弁護士(魔術系の裏社会事件を専門にしているエキスパートが存在している)に丸投げ――というワケである。
 みみ架と琉架が答える前に、保護という名目で付き添っている【堂桜セキュリティ・サービス】の隊員――今回の現場責任者が答えた。
「法的には問題ないでしょう。完璧な正当防衛および緊急避難が成立します。彼女は可能な限り渚此花を殺さない様に尽力しました。戦闘内容からいっても、渚此花の自害に近い結末です。世論の一部から非難は受けるかもしれませんが、警察とマスコミはオルタナティヴさんに関しては追及しないのは確実です」
 みみ架が言った。
「堂桜と警察上層部では、すでに手打ちは済んでいるってわけね」
「はい、みみ架様。マスコミへの圧力も」
 特に〔神〕、〈使徒〉、転生者、平行世界――といった事柄は与太話で済ませたいはずだ。
 真実が必ずしも人を幸せにするとは限らない。知らないままの方が幸せ、という事実は多々あるのである。
「みみ架様が無事で何よりです。何かあったら統護様が悲しみます」
「様付けは勘弁。それに今回、わたしは何もしていないし」
 その台詞に、琉架は自分を指さした。
「ん? あれれ? お姉ちゃん、ランキング2位の私を凹ったじゃん」
「稽古にすらなっていない、低レヴェルな姉妹喧嘩よ。それからアンタがわたしを挑発する為に闇討ちした門下生についてだけど……」
「なんか問題あった? ちゃんと合意の上での魔術戦闘だったけど」
「示談は成立しているし、被害者本人も琉架を怨んではいないわ。けど、そのご家族には迷惑かけまくりなんだから、ちゃんとお父さんと一緒に謝罪に行くコト」
「ぇぇええええええ!? 面倒臭いなぁ、もう!」
 みみ架は琉架の頭を引っぱたいた。
 豪快にKOしてから時間が経っていないのに頭部への衝撃は、と里央が口元を引き攣らせる。
「お父さんがコッチに来た理由は、弁護士としての出張じゃなくて、アンタの親として先方に頭を下げる為よ、このバカ妹。余計な面倒事を増やしたのは、アンタ自身でしょ」
「つーか、戦闘系魔術師の世界に、お父さんとはいえ一般人に首突っ込んで欲しくないなぁ」
「責任問題とは別に、世間体ってのがあるのよ、世間体が」
「鳳凰流の当代なのに、堂桜の劣等生の愛人やっているお姉ちゃんに世間体を言われたくないっての。というか、いくら全勝無敗で世界最強の男だとはいっても、魔術を使えなくなった劣等生なんて、本当にいいワケ? 他にも女が一杯いるみたいだしさぁ」
「余計なお世話よ」
 タイミングを図って、警備隊員が進言してきた。
「お二方、よろしければ病院に行ってくれませんか? ダメージと怪我は浅くないですし」
 里央も言い添える。
「そうだよ、早く病院に行かないと、二人とも!」
 琉架がぼやく。
「仕方がないか。一晩くらいは検査入院してあげるよ。ま、お姉ちゃんは私に受けたダメージで当分は入院だろうけど」
「強がっていないで、大人しく入院しなさい、琉架。わたしも姉として三日くらいなら付き合って入院してあげるから」
「えぇ~~?」と、不満げを演出しながらも、まんざらでもなさそうな琉架。
 行くわよ里央。行くよ里央ちん。ほぼユニゾンで促され、里央は並んで歩き出した姉妹を追おうとした。ふと二人の足取りに気が付く。共に膝が揺れている。踵を引きずる様な感じで、無理をしているのが明白であった。
(意地を張らずに車椅子かストレッチャーを頼めばいいのに……)
 苦笑するしかない。やはり姉妹だと思った。

 

 ――ハナ子が威嚇する様に喉を鳴らした。

 

 珍しい。里央は上目でハナ子が見ている方向を確認する。そして視線を水平に戻すと……
 其処には光葉一比古がいた。
 一比古は特殊ゴーグル――此花の専用【AMP】である《デスアイズ》を、自分の意志で外した。視線が合った。一比古は立てた人差し指を唇に当てる。余裕の仕草(ゼスチャー)だ。
(ど、どうしよう……ッ)
 ワケガワカラナイ。一比古は此花の傀儡――《デジタライズ・キョンシー》だった筈。
 死体であるどころか、自己を喪失すらしていなかったとは。一比古は《デジタライズ・キョンシー》のふりをしていたに過ぎなかった。此花は気が付いていなかった。
 里央は真相に思い当たった。
 確かに連続殺人事件の真犯人(黒幕)は、ムサシではなく此花だ。
 けれど、MKランキングという舞台を演出したのは、此花ではなく、やはり一比古である。
 ムサシが此花に誘導されていた自覚がなかったのと同様に、此花も一比古に誘導されていた自覚なしに利用されていたである。
 つまり打倒・黒鳳凰みみ架という事件としては、光葉一比古が犯人だった。
 すなわち〈使徒〉は此花一人ではなく、一比古も〈使徒〉なのだ。
 ハナ子に攻撃させるか。
 それとも、みみ架と琉架に報せるか。
 再び姉妹に呼ばれた。今度は急かそうと大声でだ。視線を一比古から二人にやる。二人の方へ歩き始めながら、一比古を振り返ると……

 

 ――一瞬の隙で、一比古は消えていた。

 

         

 

 美濃輪里央に目撃されてしまった。
(まあ、大した問題ではない)
 一比古はほくそ笑む。全てがシナリオ通りよりも、一つくらい予定外があった方が、今後の張り合いがあるというものだ。
 同志である〈使徒〉――現場に配置されている警察官と、人目を避けて合流する。
 用意してもらっていた愛用のアルマーニのスーツに着替える。
「綱義警視には?」
「大丈夫です。偽コロ●ボには気が付かれていません」
「酷い言い様だな」
「臭いんですよ、あの人のヨレヨレのコート。ちゃんとクリーニングしてくれればいいのに」
「このまま合流して問題ないみたいだな」
「はい。渚此花の捜査についても予定通りにイニシアチブを取れるかと」
 捜査本部に介入できる段取りはついている。
 現場からの反発はあるだろうが、綺麗な後始末の為にも邪魔させてもらおうか。
「感謝する、同志よ」
「ええ。では頑張って下さい、同志。ここからが大変ですよ。

 

 ――創内警視正」

 

 偽名・光葉一比古――本名・創内誠心は気持ちを引き締めた。
 計画通りに、光葉一比古は今宵で『終わり』だ。身代わりとしての死体も用意してある。

 

 ついに始動した〔神のゲーム〕。

 

 雌伏の時間は長かった。この為だけに警察内での地位を得たのである。けれど、ようやく時が来た。第一のイベントである今回は、さしずめ牽制のジャブといったところか。
 実に多くのデータを得られ、そして経験も積めた。
 自分は〔神〕から〈使徒〉に選ばれ、参加を赦された身なのだ。いや、その為にこの【イグニアス】世界に生まれたのだろう。そして勝利すれば〈使徒〉達は【ヴァルハラ】の楽園へ招かれるのである。
 いや、創内の目的は〔神〕の悲願や【ヴァルハラ】ではなく、一人の少年だ。
 決して【エルメ・サイア】の《ファーザー》には渡さない。
 最強を倒すのは、この創内誠心なのである。
「……今から楽しみだよ、堂桜統護。来るべき時に、お前と対峙する、その瞬間が」

 

 

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