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――オンエア、START!
ナビゲーターの淡雪がブログという名のステージで、輝きましょう!
この『ゾンサガ』企画も本編の全12話を完走しまして、残すところはこのまとめ記事のみとなりました。当ブログ初の完全攻略作品なので感慨深いです。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
アシスタントの締里だ。こうして最終話までレビューすると愛着も湧く。
しかし、だ。私達はバーンアウトする事なく、次のアニメ作品へと取り掛かっていく所存だぞ。そのケジメとしてのまとめ記事でもあるからな。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
平成最後のビッグヒットとして、日本アニメ史に名を刻みましたね。
うむ。『よりもい』こと『宇宙よりも遠い場所』が平成のラスト覇権アニメかと思っていたが、その後に凄い作品が登場してしまった。
流石に2019年の冬クールに同等の作品は出ませんでしたが。
では、ザッとだが振り返っていこうか。
第1話
グッドモーニング SAGA
主人公、源さくらは芸能事務所のオーディションに応募しようとした朝、トラックに撥ねられて死亡してしまう。ゾンビとして復活するも10年の時が経っていた。さくらを導こうとするのは謎のプロデューサー巽幸太郎。生前の記憶がないさくらに、自我が眠ったままの6名のゾンビ仲間たち。佐賀を救うご当地アイドルになれ。そんな巽の命令で、さくらは仲間と共にデスメタルライヴに飛び入り参加するが――
自我がない6名のゾンビ仲間という存在に、さくらさんの生前の記憶がないという事が、割と視聴者には深刻に感じられなかったんですよね。
見事なミスリードだった。
飛び入り参加したライヴは、ヘッドバンキングとシャウト、そしてモッシュのみで乗り切りました。あくまで出番の中で、ですが。
確かあの時のグループ名は《デス娘(仮》だっけ。
結局は出番が終わった後、自我のない皆さんが客席で暴れはじめてライヴ自体が中止になってしまいました。大惨事でしたね。
翌朝、自我を取り戻した仲間にさくらは「おはようございます!」と挨拶だ。
たえさんだけ自我が目覚めませんでしたが、理由が知りたいです。
第2話
I♡HIPHOP SAGA
自我が目覚めたはいいが、ゾンビ3号こと愛と4号こと純子は、巽への不信感から脱走してしまう。しかしゾンビである現実を思い知らされ、巽の元へとんぼ返りする羽目に。活きる道はアイドルしかない。そう腹をくくったさくら達は、佐賀城で2度目のライヴに臨む事に――
懐疑的だった愛さんと純子さんだけではなく、サキさんも反抗的だったです。
生前、レディースとしての目標であった全国制覇に未練が強かった。
けれど、2度目のライヴで様相が変わります。
この時のグループ名は《グリーンフェイス》だっけ。
さくらさんはラップバトルでサキさんとぶつかり合い、サキさんはさくらさんを認めます。そしてレディースとしてではなく、アイドルとしての全国制覇を志すのです。
ご当地アイドルだから、先に佐賀を制覇するべきだがな。
第3話
DEAD OR LIVE SAGA
アイドルグループとしての出発を誓い、名称は《フランシュシュ》に決まった。リーダーは立候補したサキに。そんな中、巽の命令で駅前ゲリラライヴを行う事になるが、元アイドルの愛と純子は、それを拒絶してしまう。当日、2人抜きの5名でライヴを決行するが――
なかなかグループの足並みが揃わない回だった。
お披露目はまだ早い、と《純愛ツートップ》のお二方はゲリラライヴには乗り気ではなかったんですよね。
なんだかんだで、最後は手を差し伸べてくれたけどな。
この回の3Dモデルは未完成といった印象でした。
そしてゲリラライヴでの初ファンが、アルピノライヴにも来てくれていた。
第4話
ウォーミング・デッド SAGA
ついに全員が同じ方向を向いた――と思った矢先、巽から「活動資金が尽きた」との報告が。早くも切羽詰まってきた《フランシュシュ》であるが、巽は製薬会社から温泉旅館での慰安旅行内ステージの仕事を取ってくる。製薬会社の主力商品はあの「サロンパス」ならぬ「サガンシップ」であった。狙いは宴会を成功させた暁のタイアップだが――
ノリの良い回でしたね。
ゾンビである事がオチとして機能していた。
第5話
君の心にナイスバード SAGA
タイアップ狙いは不発に終わってしまった。しかし後ろではなく前を見るべきである。《フランシュシュ》の面々は佐賀での知名度アップを目標に、世界的ローカル企業「ドライブイン鳥」のCM出演や、世界的ローカルスポーツ大会「ガタリンピック」の表彰台を目指すのであった。
この回で『ドライブイン鳥』は世界的ローカル企業から、世界的知名度を誇る有名な優良企業へと躍進したぞ。
オリンピックに比肩するスポーツ祭典、『ガタリンピック』もですね。
第6話
だってセンチメンタル SAGA
かの「ドライブイン鳥」のCM効果か、佐賀での知名度が増していく《フランシュシュ》。順調かに思われたアイドル活動だが、チェキ会にてトラブルが発生。昭和なアイドルである純子が、現代風のアイドル観(ファンとの距離)に難色を示し、グループ活動をボイコットしてしまうのだ。その一方で、巽は九州最大のイベント「サガロック(通称」の新人枠を獲得してくるが――
中盤の山場ともいえる『サガロック』についての話です。
昭和と平成では、やはり価値観が違っていた。
これからは令和になりますが、平成から色々と変わっていくのでしょうね。
結局、純子は昭和風味を売りにしたが、平成風味も売りになるのかな?
第7話
けれどゾンビメンタル SAGA
価値観の違いから生じる軋轢により、純子は部屋に引きこもってしまう。そんな純子の分もと、愛は練習に励む。さくら達は純子の帰還を信じつつ本番の日を迎えた。そこには吹っ切った純子の姿が。いざフルメンバーで本番――と思いきや、ステージに雷雨が降り注ぎ、落雷が死因であった愛のトラウマが蘇ってしまう。
愛がトラウマを克服する回でもあった。
ええ。「アツクナレ」は《フランシュシュ》屈指の名曲だと思います。まさしく中盤のクライマックスにして分水嶺でしたね。
この頃のさくらは、まだセンターヴォーカルとして半人前だった。
主力は愛さんと純子さん――《純愛ツートップ》でした。
第8話
GOGO ネバーランド SAGA
「サガロック」の大成功により、まだまだ佐賀限定とはいえ、《フランシュシュ》は大躍進する。だが、良い事ばかりではなかった。リリィの父親がさくら達の前に現れたのだ。そしてリリィの過去が明らかになる。後悔に囚われている父親に対して、リリィの選択は――
まさかリリィさんの本名が……
各メンバーの掘り下げ回でも、異色だった。
そしてラストシーンへと繋がる伏線でもありましたね。
ゆうぎりはともかく、他のメンバーも関係者は存命している筈だしな。
純子さんのご両親は高齢でしょう。
第9話
一度は尽きたこの命 なんの因果か蘇り 歌い踊るが宿命なら 親友への想いを胸に秘め 貫くまでよ己の SAGA
生前、レディースをやっていたサキであったが、その時の親友(初代《怒羅美》総長)はレディースを引退後、母親になっていた。そして娘の万梨阿は第八代目総長へと。しかし母から娘へと受け継がれた総長ではなく、しかも構成員たった3名(友達が付き合ってくれている)と風前の灯火という始末。そんな現状を見かねたサキは――
パロディ満載の回でしたね。特に『特攻の拓』。
リリィ回とは違い、サッパリとしていた。
第10話
NO ZOMBIE NO IDOL SAGA
ついに500人規模の会場で、初の単独ライヴが決まった。場所は「会館アルピノ」である。生前の記憶が戻らない事に焦りを覚えるさくらであったが、アルピノライヴに対し尋常ではないやる気をみせる。だが、それがマイナスに働き、さくらは暴走気味。周囲とのズレを懸念した巽は、さくら達にレッスンの延長として山籠もりを命ずるのであった。
アルピノライヴ編に突入する。実に3話を使ったクライマックスだ。
純子さん、愛さん、リリィさん、サキさん、と掘り下げが終わり、いよいよ本命ともいえるさくらさんの番です。
山籠もりのAパートでは、いつの間にかさくら以外のメンバーの絆が、こんなにも強くなっていたのか、と感心した。
そうですね。加えて、皆の中心(センター)としてのさくらさんがクローズアップされます。
第11話
世界にひとつだけの SAGA
生前と同じシチュエーションでトラックに轢かれてしまったさくら。意識を取り戻した時、記憶は復活していた。生前のみの。入れ替わるようにゾンビになってからの、《フランシュシュ》での記憶を喪失してしまっていた。そして明らかになるさくらの過去。その辛い記憶ゆえ、さくらは仲間とのアイドル活動を拒絶してしまう……
多くは語りません。さくらさんの過去が明らかに。
メンバーを牽引してきたさくらが、一転して逆の立場になる。
最終話への盛り上げはバッチリでした。
第12話
グッドモーニング アゲイン SAGA
第12話 グッドモーニング アゲイン SAGA
巽の発破、仲間の励ましに背中を押され、さくらはステージに立つ決意を固めた。けれど「持っていなかった」生前のさくらを嘲笑うかの様に、本番当日は未曾有の大雪に見舞われてしまう。そんな悪天候にも関わらず多くのファンが詰めかけてきた。期待に応えようと歌いだすさくらであったが、大雪の影響でステージが大破してしまい――
巽さんの正体が衝撃でした。
彼がさくらを特別扱いしていた理由も判明だ。
曲名もシンプルに「ヨミガエレ」です。気持ちどころか魂が籠もっています。
その「ヨミガエレ」を歌いながら、さくらは完全復活する。この最終章では、さくらがセンターヴォーカルとして一貫していた。《フランシュシュ》が目指した本来のかたちだろう。
最高のエンディングでした。特に最後の「佐賀、お早うございます」は。初回は仲間のみへの挨拶でしたが、最終話は皆さんへの挨拶となりました。
リスナーの皆も、私達と同じ感動を『ゾンサガ』を通じて味わって欲しい。
共に、この作品の2期を待ちましょうね。
【引用元――ゾンビランドサガ(原作:広報広聴課ゾンビ係、ゾンビランドサガ製作委員会)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。