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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
適合者の皆さま、ナビゲーターの淡雪も皆と手を携えたいです。
第143回目の放送となる今回は、シンフォギアXV第10話「卑しき錆色に非ず」をレビューいたしましょう。予想よりも早く黒幕の訃堂さんがストーリーからリタイア、裏切った翼さんも、すぐに仲間に戻りそうですね。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
毎度の、アシスタントの締里だ。私も時に淡雪を裏切りたくなる。
ジジイが独り言で述べていた「神殺し(響)への対抗策」が何なのか、判明する前に呆気なく脱落してしまった。けれど大方の予想通りともいえる。ジジイがラスボス化という予想は少数派だったからな。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
あの、さり気なく「私を裏切りたくなる」って。
バイト代が一向に上がらないから、他のバイト先を探そうかな、と。ほら、今は超人手不足の時代だから。
そんな連れない事を言わないで、共にシンフォギアを楽しみましょう。
そうだな。今は適合者の皆と共にシンフォギアを堪能だ。
私を仲間外れにしないで下さい!
レビュー開始
訃堂「ハハハハ。首輪をつけて神を飼いならそうとした報いがここに」
弦十郎「あんたが仕掛けた事ではないのか!」
訃堂「どうやら風鳴の祈り、護国の願いはここに潰えて果てたとみえる」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
地面からせり上がっている物体はジジイの計画外か。
正直いって、神の力を舐めてましたよね、この方。
未来「不敬である。道具風情が我を使役しようとは」
緒川「道具!? 僕達の事を?」
未来「じれったい。道具の用いる不完全な言語では、全てを伝えるのもままならぬ」
弦十郎「どういう事だ?」
未来「もはや分かり合えぬという事だ」
未来「ああ、それこそが、忌々しき《バラルの呪詛》であったな」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
393、随分と神としての所作と威厳が身について。
もうシェム・ハと呼ぶべきか、未来と呼ぶべきか。
EDキャストが小日向未来でしたので393ですね。
マリア「ここは私に任せて! 司令達は容疑者とパパさんを」
弦十郎「翼、ここは退くぞ」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
ジジイが無抵抗だ。素直な姿が少し笑える。
393が制御不能になった時点で、もう。
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
マリアさんは割と奮闘しています。
八紘はここから助かるのか?
しかし、すでに事切れている感じですけれど。
未来「笑止な。この身を傷付けまいと、矛盾思考に刃が訛っているぞ」
未来「謀るに能わず。全力で来い!」
マリア「銀の、輝き!?」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
物質が銀に換わってしまいました。
錬金術か、または別の力だろうか。
友里「物質変換!?」
藤尭「組成構造を書き換えて!?」
エルフナイン「埒外物理学。錬金術とはまるで異なる強引なやり方で!」
未来「消魂である。今の馴染みではこの程度」
未来「それとも、《ユグドラシル》の起動に力を使い過ぎたか?」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
出ましたね。埒外物理学というパワーワード。
だが、どうやら未来も万全には程遠い感じだ。
とはいっても、神サマですからね、393。
未来「その左腕、フッ! 驚愕だ。貴様面白いものを身に纏ってるな。エンキの末に当たる存在か」
マリア「ユグドラシルとかエンキとか。さっきから訳の分からないことを!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
やはり《アガードラーム(仮称)》は、別の物みたいです。
本当にマリアはエンキの末裔で、そのギアは――
マリア「こうなったら」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
おや? この見覚えある特徴的なシルエットは。
ロケットパンチがアイアンカッターになってるな。
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
退場かと思われた『怪物くん』トリオが復活だ。
マリアさん、素敵な顔芸を披露してくれました。
マリア「【ノーブルレッド】! だけどこの力、以前とは比べ物にならない!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
額に紋様が。大幅にパワーアップしてます。
そして、未来の隷(下部)になっているな。
藤尭「司令以下、各員の撤退を確認!」
友里「もう十分です! マリアさんも戦線を退いてください!」
マリア「ええ、そうさせてもらうわ」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
良い引き際だ。
単騎では勝機ゼロですしね。
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ミラアルク「トロくさい。あれで逃げてるつもりなんだぜ」
エルザ「追わないでありますか?」
未来「理解に苦しむ。世界樹《ユグドラシル・システム》が屹立した今、どこに向かおうと、人類に逃げ場などありはしないというのに」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
あれは神(シェム・ハ)による世界樹システムとの事。
樹というか、形状的には『バベルの塔』に見えるが。
訃堂「親不孝者め。弱きを束ねるは神の力。歌で世界を救うなどと世迷言を」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
訃堂さん、荒々しかったのに、すっかりしおれてしまって。
神頼みだった時点で、ジジイは小者だったな。
その一方で、仲間の元に戻った翼さんは――
弦十郎「全ての調査・聞き取りは完了した。現時刻を以て、行動制限は解除となる」
翼「調査と聞き取りだけ? あの、《アマルガム》の不許可使用についての処断は」
緒川「翼さんが発動させる直前、使用許可が下りています。八紘氏がかねてより進めて来られていたのです」
弦十郎「兄貴の葬儀に、間に合わせられなかったこと。本当にすまなかった」
翼「敵に付け入られた不徳です」
翼「何より、手錠をかけられたままでは合わせる顔がないと申し出たのは、私です」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
八紘の葬儀が行われたという事は、あれから数日は経過している。
身内のみでの葬儀でなければ、それなりの立場の方なので、おそらく1週間は経っているかと。
その間、翼も拘留されていたというわけだ。
当然、事情聴取は入念に行われたでしょう。
エルフナインの証言から、ミラアルクの『魔眼』の存在(影響)も確認できただろうな。
響「全部、聞きました! 未来のこと、翼さんのお父さんのこと」
響「正直、今はまだ頭の中ぐちゃぐちゃで混乱しています。だけど1つだけはっきりしてるのは、翼さんが帰ってきてくれて本当によかった。嬉しかった」
響「わからないことはこれから考えていきたいです。だから明日や明後日、その先のこれからを、また一緒に」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
響さんが翼さんへと、その手を差し伸べました。
そうだった。5人の内、翼のみが最初から仲間で、差し伸べられた響の手を取るという儀式をやっていなかったんだな。他の5名はこれを経ている。
心憎い演出ですよね。
翼「あなたと私、また一緒に?」
クリス「あたしら全員このバカと手を繋いできたんだ。先輩だけなしだなんて、許さねぇからな」
響「一緒に戦って下さい」
エルフナイン「わぁ~~。お帰りなさい、翼さん!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
まだ翼には弱冠のしこりは残っているが、総じて「雨降って地固まる」といったところか。
照れている翼さんが新鮮でしたね。
黒服1「半径2km以内にて【ノーブルレッド】の発見ならずとの報告!」
黒服2「捜査範囲を広げろ! 連中の逃走速度より早く!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
逃げるどころか《ユグドラシル》の真下にいました。
まさに灯台もと暗しだ。
ヴァネッサ「それは?」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
あれが未来ではなく、本来のシェム・ハの容姿か。
未来「面白かろう? 我を拘束せしめた戒めより、我の断片を逆流させている。我は言葉であり、故に全てを統治する」
ヴァネッサ(これもまたシェム・ハの力。あの時、確かに私達は殺されたはず。現代に解き放たれた超抜の存在に)
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
ここから回想シーンに入ります。
未来「遺憾よの。我が力、かつての万分の一にも満たぬとは」
ミラアルク「ふざけたこと、言わせないぜ!」
ミラアルク「なに? 一体どういうわけだぜ?」
ミラアルク「体に漲るこの力、まるで本物の!」
未来「まるで本物の怪物とでも? ああ、そうさな。歪な形であったお前達を完全な怪物へと完成させたのは、我の力の一摘みよ」
エルザ「完全と、完成?」
ミラアルク「まさかそれって、もう人間には戻れないってことなのか!?」
未来「愚問である。完成させるとはそういうことだ」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
人間に戻るどころか、なんと真逆の方向へ。
3人にとっては最悪のオチだった。
これならばいっそ、あのまま――
ヴァネッサ「人の群れから疎外される恐怖と孤独は、最早癒されることはなく」
ヴァネッサ「ああ、怪物はとうとう、どこまでも異物に」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
ジジイの命令で7万人を殺害した報いか。
でも、前腕が十徳ナイフになるのは便利そうです。
補給やメンテナンス要らずのメカ娘だからな。
未来「気鬱たる。ならば我に仕えよ。この星の孤独も阻害も、全て我が根絶やしにしてくれるわ」
ヴァネッサ「――神よ」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
絶望のヴァネッサさん、そして神に縋る事に。
自害すら難しそうだし、他に選択肢はないか。
エルザ「ヴァネッサが神と仰ぐなら、わたしとミラアルクも従うであります!」
ミラアルク「で、神様はどうやって、うちら怪物の孤独や疎外感を拭ってくれるんだぜ?」
未来「知れたこと。この星の在り方を5000年前の形に戻すのだ」
ミラアルク「5000年前? そいつは、先史文明ゾッコン期だぜ」
未来「申しつけた物はどうなっている?」
エルザ「これで、ありますか」
未来「敬聴せよ怪物ども。これより使命を授けてしんぜよう」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
ゾッコン期って何でしょうか?
ジジイの手下だった頃は『怪物くん』が元ネタだったが、今は『バビル二世』に変わっているな。ミラアルクがロプロス、エルザがロデム、ヴァネッサがポセイドン的なオマージュだろう。
そんな感じですよね。この3人ってシリーズを通しても、かなり練られているキャラ設定だと思います。
その一方で、響達はどうしているのかというと――
弦十郎「現在、本部は鹿児島県種子島に向けて航行中」
クリス「種子島だぁ!?」
弦十郎「そうだ。目的地は種子島宇宙センターとなる」
エルフナイン「先だって風鳴邸に出現した巨大構造物《ユグドラシル》と呼応するかのように、月遺跡よりシグナルが発信されているのが確認されました」
調「まさか、私達に」
切歌「月遺跡の調査に行けというのデスか!?」
緒川「検討段階ではそういった話もありました。ですが今回月に向かうのは、特別に編成された米国特殊部隊となります」
マリア「確かに、あの《ユグドラシル》は放って置けないものね」
クリス「だからって、こうも簡単に都合つけられるものなのか? 探査ロケットって」
大統領『ミスター八紘の置き土産だ』
翼「お父様の?」
弦十郎「プレジデントの判断と対応には感謝に堪えません」
大統領『先の反応兵器発射による国際社会からの非難を躱せたのは、ミスター八紘が提案した日米の協調姿勢によるところが大きい』
大統領『その象徴であった月ロケットを活用することに、どうもこうもあるものか。だが、これで借りは返した。後はせいぜい派手に貸し付けてやるつもりだから、そう思っていてくれたまえ』
弦十郎「諸君らの任務は、三日後に発射が迫る月遺跡探査ロケットの警護である! 敵の襲撃は十分に予想される! 各員、準備を怠るなよ!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
月遺跡が次の舞台になりそうだ。
第1話からの伏線(街頭での映像)はここで回収ですね。
企画書にあった風鳴の名は、八紘の別名でいいのか?
マリア「定時報告。こちら異常なし」
響「こちらも異常ありません」
調「発射予定時刻まであと24時間。引き続き警戒に当たります」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
警備と発射準備は順調な模様です。
組み合わせはいつも通りだ。
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調「内緒だけど、ちょっとだけ月に行けるかもと期待しちゃった」
切歌「私もなのデス!」
切歌「およ? デ~~ス」
藤尭『《アルカ・ノイズ》の反応を検知』
友里『《装者》各員は施設防衛に当たって下さい』
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
案の定の《アルカ・ノイズ》でしたね。予想通りです。
今回の変身バンクは調だったぞ。
藤尭「《シュルシャガナ》と《イガリマ》、エンゲージ」
緒川「まずは、こちらの読み通りですね」
弦十郎「敵が《バラルの呪詛》を語るのなら、そこからの予測と対策は不可能ではない。後は打ちあげ施設を守り切れば――」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
絶好調のきりしらです。
エルザ「さすがのシンフォギア。こちらの行動を先読みしていたのでありますか」
エルザ「ですが、超越人知の力の前には無駄なことであります!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
エルザが参上だ。
複数アタッチメントで強キャラ感が満載です。
加えて、当然ながらエルザのみではなく――
ミラアルク「シェム・ハから授かったこの力――最早、賢しい手段も全血清剤も《ダイダロス・エンド》も!」
ミラアルク「お前達を倒すのに必要なさそうだぜ!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
シリーズ最弱の敵から最強の敵になった。
悪役に徹している感じが、私的にはGoodです。
響「ヴァネッサさん! みんなと仲良くなりたいって、だったらこんなこと!」
ヴァネッサ「ええ。仲良くなりたいわ。でも怪物と人間が仲良くなることなんてできないのよ」
ヴァネッサ「だから!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
顔芸が。目がイッちゃってます。
心が壊れているな、ヴァネッサは。
クリス「今だ!」
ヴァネッサ「私達はみんなを怪物にする事にしたの!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
歪んでしまいましたね、ヴァネッサさん。
真に怪物になったのは身体よりも心の方だ。
弱かった頃の人間味が消えてしまいました。
全員が怪物になれば、自分達の孤独も消える――わけないよな。異物としての疎外感って、そういう方向性じゃないぞ。
藤尭「《装者》、【ノーブルレッド】に圧倒されています!」
友里「このままでは、交戦域にロケット発射台が巻き込まれてしまいます」
緒川「くっ。近づけるわけには」
エルザ「月の遺跡に調査隊など、派遣させないであります!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
エルザはパワーアップする前と、そんなに精神状態が変わらない様に見える。
少なくとも歪んではいません。
調「気を付けて、切ちゃん」
切歌「合点デス! きっと、これしきの攻撃では」
切歌「いないのデス」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
地面の下に姿を消しました。
それだけじゃない。
調「地中を掘り進んで!」
切歌「やりすごしたデスか!?」
エルザ「オールアタッチメント! Vコンバインであります!」
ミラアルク「そのまま行け、真っ直ぐだぜ!」
ヴァネッサ「月への足をヘシ砕いて」
エルザ「わたくしめ等【ノーブルレッド】――決して卑しき錆色などではないであります!」
ミラアルク「やったぜ」
クリス「してやられた!」
ヴァネッサ「さすがはエルザちゃん。優等生」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
あえなくロケットを破壊されてしまいました。
あっさりと【ノーブルレッド】 側のミッションコンプリートとは。流石は超電磁ロボをオマージュしただけある。とはいっても名称だけだが。
米国月派遣隊の皆さんの出番はなしという事で。
エルザ「わたくしめ等はずっとずっと、壁に囲まれて疎外感に苛まれてきたであります。利用されて、裏切られて」
エルザ「それでも、いつか孤独を埋める方法が、見つかると信じて」
エルザ咆哮
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
きりしらのお二人に言うところが悲哀ですね。
今が不幸だから、過去の温かさも否定、か。
けれど、閉じ込められてきたのは【F.I.S.】の出身者も同じです。
ただ「不可逆の怪物」とまではいかなかったしな。
人間としての苦しみは同等でもオチに差があります。
エルザ「不可逆の怪物と成り果てるなら、優しさなんて知らなければよかったであります!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
切歌さん、ピンチです。
切歌「調!!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
ミラアルクも2人を相手に圧倒だ。
翼「ありがとう立花。一緒にと繋いでくれた手は、温かく、嬉しかった!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
おいおい、めっちゃフラグを立てている物言いだ。
まるで今生の別れを決意した様な雰囲気です。
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エルザ「シェム・ハの企ても、わたくしめ等の悲しみも、最早、止められないであります!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
エルザも割と自棄っぱちだった。
ミラアルクさんはどうでしょうか。
比較的にだが、まともに思えるな。
エルザ「そのギアは!」
調「制限が解除された」
切歌「《アマルガム》デス!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
これで響、翼、きりしらと計4人が披露した。
2人とも原典における本来の形状ですね。
そうだな。翼も剣だったし。
響さんだけが、槍ではなく拳と異端です。
そこにも意味が込められているんだろう。
エルザ「小癪なであります!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
楯と思いきやヨーヨーで、しかも変形で人型に!
合体技へと移行だ。
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
獣罠というか、巨大トラバサミで捕獲しました。
このノリこそが、まさしくシンフォギアだよなぁ。
ミラアルク「いくらなんでも、そいつはヤバいぜ!」
ヴァネッサ「エルザちゃん!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
ええと、鋏恋夢で何と読むのかは分かりません。
きょうれんむ、かな。
おや、元ネタを知っていますね、締里さん。
おそらくポリフィルス狂恋夢だ。
切歌「孤独を埋めるのに、心を怪物にする必要はないデスよ」
調「あなたの心にある壁は、誰かを拒絶するためじゃない。それはきっと、誰かの想いを受け止めるために――優しさを忘れないで!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
良いことを言いますね、お二方。
まあ、怪物化したエルザがそれを受け入れられればいいんだけどな。周囲以前に己を受け入れられていない状態だ。
ミラアルク「やってくれる! だが、痛み分けだなんて思わないことだぜ!」
ヴァネッサ「月遺跡への探査ロケット破壊というこちらの目的は、既に果たされています」
翼「そいつを使えば、貴様達の喉元に食らいつけるのだろう? この命に代えても、小日向は必ず!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
やはり責任を感じていましたね、翼さん。
こういうケジメの付け方は良くないと思うぞ。
意図を察した響さん達が急いで駆け寄ります。
響「翼さんを独りぼっちにさせるな!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
翼さんがSAKIMORIからぼっちキャラに。
響の言い方がド直球で、つい笑ってしまった。
藤尭「ギアからの信号、検知できません!」
友里「スキャニングエリア拡大中! ですが!」
エルフナイン「世界からの消失? まさかそんなことが」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
全員でワープしてしまいました。
転移先は地球外みたいだな。
響「ここは? クリスちゃん」
クリス「おい、こいつは一体なんの冗談だ」
響「え、え? まさか! ここは!」
【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
ついにステージは月遺蹟へと。
残り3話もあるし、ここがラストではないと思うぞ。
そうですね。普通ならばクライマックスへ――でしょうが、シンフォギアのテンポですと次話で普通に月遺蹟から地球というか日本に戻っていそうです。
この辺りでカストディアンの謎が明かされるかも。
第11話も待ち遠しいです!
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【引用元――戦姫絶唱シンフォギアXV(原作:上松範康・金子彰史、ProjectシンフォギアXV)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。