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――オンエア、START!
私も格好良い二つ名が欲しいですね。ソウル・ナビゲーターの淡雪です。
短期集中連載の第4回目、Episode02_ソウル・スピードの初回となります。このエピソードで最後のメインキャラ、井ノ原真紀さんが仲間に加わります。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
アシスタントの締里だ。通称で「ソウル・スピードのマキ」だな。
実のところエピソードタイトルでもある《ソウル・スピード》は、アニメでは1度も呼ばれていなかったりするが。昔、そんなモビルスーツがあったな。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
アスラン・ザラさんのインフィニットジャスティスガンダムですね。
ジャスティスガンダムの後継機だったが、劇中ではジャスティスとしか呼ばれていなかった。キラのストフリは発進シーンでラクスが「ストライクフリーダム」と言っているんだが。
アニメ豆知識ですね。
ガンダム関係のネタだから、割と知られている。
陣営をコロコロと変えるアスランさんが乗る機体(MS)なのに「正義」と冠されているのが、最高に制作者サイドからの皮肉が効いていました。
それ以上は言ってやるなよ。CVの石田彰が不憫だろ。
そうですね。アスランさんがお気に入りのキャラだとラジオ番組で言っておりました。「アスランはボクの演じたキャラで31位」。このコメント、あの石田さんの(当時の)お気に入り31位ですからね! これは凄い快挙です。
リスナーの皆よ、いいか、絶対にググるなよ。[ 石田彰 アスラン 31位 ]で検索を掛けてはいけないからな。約束だぞ。
ダチョウ倶楽部っぽいですね。気のせいか。
お前の所為だろ、お前の。
前置きが長くなりましたので、本編に進みましょう。
レビュー開始
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
夜の港から、エピソード2は幕開けます。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
お二人は美浜学園の姉妹校――京船桜が丘の生徒で双子です。
双子ともに【SORD(ソード)】でもある。稲垣バニラとチョコだ。姉が色白の方のバニラで妹が色黒のチョコだな。肌の色の差異のみだから一卵性だろう。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
警護する要人の受取に来た模様ですね。
海路で極秘に運ばれてきた人物は、トーマス・ベネディクト。元【CIRS(サーズ)】職員で、半年前に頭部への銃弾によって植物状態との事だ。
意識不明の重体患者を、武装した【SORD(ソード)】が受取ですか。
これは裏がありそうだな。
連絡員「それが、その、渡せません」
バニラ「大切な荷物だから、学生には渡せないとでも?」
連絡員「消えたんです。輸送していた荷物が」
バニラ「はぁ?」
チョコ「なにソレうける。巫山戯ているの」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
夜が明けて、舞台は美浜学園に移ります。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
野上さんが「京船桜が丘から支援依頼があった」とミーティングです。
京船桜が丘と聞いて、レナが露骨に嫌な顔をした。
野上「依頼の内容は要人の捜索支援。送られてきた資料によれば、公安入国管理局で要人の受け渡し予定が、要人が乗っていた船から消えたとの事」
トーカ「それってハルトの昔の上官からの依頼でしょ。映画とかドラマじゃ、1番ヤバイ相手からの依頼じゃない」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
話の途中だが、ハルトはムラサキに調査命令を出す。そしてムラサキは離席だ。
野上「おい、勝手に進めるな。罠だったらどうするつもりだ」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
ハルトさんは「罠だったら、ウーちゃん――宇川千尋さんが自分を罠に嵌めなければいけない状況に追い込まれている筈だから」と、爽やかに依頼を受けました。「だったら、なおさら助けなければ」と言って。
そして、その宇川千尋と合流するぞ。
レナ「ほぉ~~ん。どちらさんかと思えば稲垣妹じゃん。ひぃさぁしぃぶりぃ。元気してたぁ~~?」
チョコ「やぁだぁ、レナじゃん。超久しぶり。会いたくなかったわぁ」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
凄く仲良しですね、レナさんとチョコさん。
そんな2名を差し置き、ハルトと宇川で情報交換だ。
ハルト「タナトスさん、船から要人が連れ去られたのは間違いないんだ。その辺、調べられる? 無理?」
一姫「貴方、それ誰に言っているの。私に無理なんてないわ」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
ちなみに《タナトスシステム》こと一姫さんは、集めた情報を基に要人の行方は解析済みでした。流石に仕事が早いです。
このタナトスと繋がっているだけでも、ハルトは凄いアドバンテージだな。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
この屋敷にトーマスが連れ去られている。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
トーマスさんは既に殺害されていました。
そして心臓が取り出されて、持ち去られていた。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
当然、この件についてハルトは宇川に新情報の確認をとる。
宇川「とりあえずあの後、国内の心臓移植待機者リストを調べてみたんだけど」
宇川「石部光則氏の名前を見つけたわ」
ハルト「石部って石塚局長と同期の」
宇川「そう。現行【CIRS(サーズ)】局次長よ」
宇川「必ず(心臓を)取り返せって、石部氏カンカンよぉ」
ハルト「なんか、だんだんやる気なくなってきちゃったなぁ」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
【CIRS(サーズ)】のお偉いさんが心臓を患っていて、その為に違法スレスレであっても移植するドナーを手に入れようとしていたんですね。順番待ちを我慢できない、切羽詰まった病状なのでしょう。
摘出されてしまったので、3時間がリミットだ。冷蔵保存していても、そのリミットを超えてしまうと、心臓は使い物にならなくなる。
そして調査に出していたムラサキさんからの中間報告です。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
心臓を横取りしたのは、ロシアマフィアで最大勢力の犯罪組織のボス、アレクセイ・ニコラビッチだと突き止めた。石部と同じ重度の心臓疾患を抱えるニコラビッチは、安全に移植手術を行う為に日本に来ている。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
変装したムラサキさんはニコラビッチの屋敷に潜入を試みます。
1度、忍び込んではいるが、今度はニコラビッチとコンタクトを取る。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
前に忍び込んだ際、国連の心臓移植待機者リストに彼の名を見つけました。
驚愕の事実として、ニコラビッチは石部から心臓を奪ったのではなく、倍の金額を支払って購入している。つまり石部とニコラビッチは悪くなく、二重に売買契約をした仲介業者がいるというワケだ。
その仲介業者は石部氏との契約者と同一だとも判明しています。
ハルト「その仲介業者は?」
ムラサキ「すまない。その男が逃げようとした時、うっかり撥ねてしまって」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
仲介業者から情報を引き出せなくなった為の、潜入調査でした。
ハルトには黒幕と事件の裏側が分かってきたみたいだな。ムラサキは連絡がとれなくなった仲介業者の仲間になりすまして、ニコラビッチに会いに行く。
ニコラビッチ「おお、ビクトル。来てくれたのか」
コーリャ「俺はコーリャだよ親父。ビクトル兄さんは去年死んだんだよ」
ニコラビッチ「ミハエル?」
コーリャ「違うってんだろ。ってか、うちにはミハエル8人いるぞ」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
心臓を悪くしてから、どうやら認知症が進行している模様です。
一族内で立場が思わしくないコーリャは、なんとしても父親が亡くなる前に跡目の言質をとって、形勢逆転したいみたいだな。
そこへ、ムラサキさんが入室です。
コーリャ「なんだテメエは」
ムラサキ「まいど。カウラカヒ通商の方からきた、タチアナです」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
訛りが強すぎて何を言っているのか分からない、とコーリャさんは苦笑です。
ヒアリングはできてもスピーキングは無理みたいだな。最初の挨拶以外、ロシア語風の発音を使った日本語で誤魔化しているぞ。
コーリャ「(仲介業者?)こんなチビがか」
ムラサキ「チビじゃねーよ、ボぉケ」
ムラサキ「うっせーな、うだうだ言うな。悪かったぁーよ。ヤツならもうヌッ殺したっつーの」
コーリャ「? 前任者はどうしたって?」
ムラサキ「んだ。これ見ろ。おっ死んでんべ。気が済まねってんなら、首、届けさせっど」
コーリャ「そんなもん(死体)より、心臓を持って来いって何度いわせる気だ」
ムラサキ「すぐ来っから、あんま苛つかせるなや」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
これで意思疎通が成立しているのが、ある意味、凄いです。
リスニングは問題ないからな。
その時、心臓を運搬している仲間が襲われ、何者かに奪われたとの連絡が。
コーリャ「おい、どういう事だ!?」
ムラサキ「こっち見んなや。知らんがな」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
敵の正体は不明。しかし武装しており、1人射殺されたとの事。
ここでコーリャはニコラビッチが個人で雇っている殺し屋――マキに命令する。井ノ原真紀。《ソウル・スピードのマキ》だ。
コーリャ「お前は親父の飼い犬なんだから、親父の為に働いてこいって言っているんだよぉ!」
マキ「わかった」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
部下さんの話では、マキさんは基本的に任務に入ると以後の命令は聞かず、障害や邪魔者を無差別で排除しにかかる狂犬みたいな方との事。
なんか人選ミスっぽいよな、任務内容的に。だがコーリャの「親父に死なれたら全てパァだ。出し惜しみしている場合じゃない」というのも理解できる。
場面はその襲撃現場に移ります。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
襲撃したのはレナさん達でした。
1名生きているな。貴重な情報源だ。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
バニラさんが撃ってしまいました。降伏していたんですが。
これにはクリスも困り顔だ。ジュネーブ条約以前の問題だな。
条件反射的に、つい撃ってしまったと弁明していますが。
トーカ「その男に喋られると都合の悪い事でもあったんじゃないの」
バニラ「なにソレ。わたし達を疑ってるの」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
まあ、トーカと同じ考えを抱くよな。
心臓を発見しました。
宇川「心臓は取り返した?」
ハルト「多少、手荒な事になったけど、何とか無事に取り返したよ」
宇川「心臓を出来るだけ早く運ぶ為の輸送要員を向かわせたわ」
宇川「彼等に心臓を渡したら、後の事は全部まかせてその場から撤収して構わないから」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
クリスさん、バニラさんはこの展開に疑問を覚えます。しかし、宇川さん曰く「ボス(石部氏)は電話に出ない」そうです。
レナが追いかけて確認するといって出発してしまう。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
ハルトさん達も追おうとした時、再び、ムラサキさんから連絡が。
仲介業者の記録を確認できたがニコラビッチへの転売記録はなかった。つまり、仲介業者ではない第三者(ドナーの未権利者、もしくは帳簿外の裏仲介業者)が転売していたという事だ。
ムラサキ「ニコラビッチの手下が動き出した。相手が誰でも知らないヤツには心臓を渡さない方がいい」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
次いで、レナさんから緊急通信です。心臓を奪われたと。
先程の男は、宇川が寄越した運送要員ではなかったのか?
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
完全に嵌められた。レナはマキを追跡中だ。
トーカ「で? どうすんの」
ハルト「もちろん追うよ」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
レナさん、ぐんぐんマキさんに迫っていきます。
レナ「深見玲奈、体当たり、敢行!」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
メチャクチャな女だ。
マキ「あ」
レナ「え」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
レナさんが押し勝ちました。
マキ「シックス……」
レナ「バックス!?」
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
共に崖下へ墜落です。逃走は阻止しましたが、果たして。
ちなみに《シックス》とはレナが過去に使っていた偽名で、同じく《バックス》もマキの偽名だった。そして互いに偽名で呼び合う2人は――
次回のchapter2でレナさんとマキさんの過去が明らかになります。
同時に因縁もな。
そして互いの信念をぶつけ合い、対決です。
レナVSマキ、決着までレビューするから楽しみにな。
【引用元――グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(原作/製作:フロントウイング)より抜粋】
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――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
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