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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
ご機嫌よう、皆さま。ナビゲーターの淡雪で御座います。
第13回目である今回は、前回の続きの後編となりますわよ!
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
リスナーの皆よ、続きを待っていてくれたか? アシの締里だ。
前後編に分割しただけあるヴォリュームで送るから、楽しみにな。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
後編の今回は決着となります。余計な前置きは省きまして、さっそく試合を放送します。
いよいよ第3ラウンドが開始するぞ。
第3ラウンド開始
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
開始早々のダッシュです。リンネさんが勝負を仕掛けてきました。
様子見は終わり。一気にプレッシャーを掛けてきたな。ガードを固め、ガンガン前に出ている。
リンネが強引にいく
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
強引に踏み込みましたね。
プレッシャーが掛かっていたし、決してスピード負けしていないしな。
けれど、真正面ですよ。このポジショニングでは……
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
危惧した通り、呼び込んでのカウンターです。
右と右のライトクロスか。決まれば一発で失神だ。
ヴィヴィオのライトクロス
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
決まった!? いえ……
タイミングはドンピシャだったが、これは!
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
リンネの右拳に注目だ。
振り切っていなく、オンガードに戻っています。これって!
ああ! このシチュエーションを演出したのはヴィヴィオではなく――
クイックネスで上回ったのはリンネさんです!
当然だ。リンネはこの一瞬の停滞だけを待っていたんだから。
超強打者、リンネのリバーブロー
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
な、なんて剛拳! もの凄いリバーブローです!
見事に肝臓(レバー)を打ち抜いた。威力、角度ともに申し分ない。
最初から、この一瞬だけを狙っていたのですね。
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
クロスアームブロックで頭を守りにいったヴィヴィオさんですが。
右ボディアッパーか。練習していたな。
コンビネーションは止まりません。
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
これは――終わる!?
いや、ヴィヴィオも反応しているぞ。
ヴィヴィオ、ダウン
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
辛うじてガードの上ですが、スリップではなくダウン判定です。
予想以上だ。こんなにスペック差があったのか……
ええ。ガードできていなければ、最後の一発で終わっていました。この相手にポイントリードしていたヴィヴィオさんも驚嘆ですが。
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
立ちましたね。
それだけで見事だ。けれど……
そうですね。立ったところで、もう。
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ヴィヴィオ、続行をアピール
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
な、なんだ? リンネの表情が。
ええ。相手が立つ事を想定してニュートラルコーナーで待機してない? もう相手を見下ろして余裕で仕留められる状況の筈なのに?
しかもリンネの表情が分からないのか、セコンドのGOサインだ。
セコンドがGOサインを出す
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
一気呵成にロープ際まで追い込みました。
けれど、決定打には持ち込めないな。
コレは……、ヴィヴィオさん、左足を故障している?
ローキックで破壊されたか。ヴィヴィオに次のラウンドはないな。
普通なら3ラウンド終了TKO勝ちでしょう。セコンドが続行を許可する筈がありませんので。
前回の雪辱で倒し切りたいリンネ本人は分かるが、どうしてセコンドは「深追いせずに流せ」とリンネを引かせないのか疑問だ。
実質、もう勝利しているのだぞ? このまま第3ラウンドを終えればTKO勝利が転がり込んでくる。
※)次の試合でフーカが4回KO勝ちしている。
リンネさん以上に、セコンド陣が冷静な判断を出来ない状態……?
それにヴィヴィオ陣営がタオルを投入しないのも疑問だ。通常の格闘技ならば、とっくにレフェリーストップの筈。
まさか……、まだ、ヴィヴィオさんには手がある?
仕留めにいくリンネ
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
と、止めないと! レフェリーもセコンドもッ!!
いや、待て!!
ヴィヴィオがサウスポーに
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
サウスポーにスイッチしてのカウンターです!
これを隠していたのか。
単なる奥の手ではなく、負傷している左足から右足へと軸足をスイッチする事により、負担を軽減していますよ。
かといって蹴り足が負傷している側になった。長くは保たないぞ。
リズムを崩すリンネ
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
凄い打ち合いです。
どの道、ヴィヴィオに次のラウンドはない。勝算度外視で運任せの捨て身にいくだけだろう。そして、それがベストの選択だ。
そうですね。けれど、リンネさんとセコンドが冷静ならば……。
ああ。だが、それを見越してヴィヴィオは玉砕戦法に出た。ヴィヴィオ本来のスタイルには程遠いが、負けて元々、勝てればラッキーで思い切りいける!
それからリンネさんのアッパーへの防御が気になります。
なんだかんだで、まだまだキャリアが浅いからな。
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アクセルスマッシュ、炸裂
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
ついに、ついにリンネさんが止まりました!
終わらない《アクセルスマッシュ》の連打か。
返しの右が、ちょ、直撃しますッ!
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
決まった。セコンドは早くタオルを――
れ、連打は続きますっ!
ヴィヴィオの猛ラッシュ
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
滅多打ち! ぼ、棒立ちのまま、まともに連打を食らっています。
何をやっているセコンド! 早くタオルで選手を助けるんだ!!
ヴィヴィオ、リンネをKO
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
試合終了です。大逆転の末、ヴィヴィオさんの第3ラウンドKO勝ちで終わりました。
逆転に次ぐ逆転で、いい試合だった。観客は満足だったろう。
締里さんの感想としては?
リンネの精神的な不安定さが気になったな。だが、それ以上にスペック的に明白に劣るヴィヴィオが、見事に格上相手のジャイアント・キリングを達成した事への賞賛が先に立つだろう。
3回KOで試合終了
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
では、この試合を包括、かつラバーマッチ(3度目の対戦)が実現した場合の勝敗予想をすれば?
この試合の総評は、ヴィヴィオが見事だったの一言に尽きる。ヴィヴィオ自身はベストラウンドだった第2ラウンドを貫けなかった事が不満だろうがな。
第2ラウンドのヴィヴィオさんは理想的でしたね。見惚れました。
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ラバーマッチの勝敗を予想するのならば、メンタルの脆さを克服できると仮定すれば、やはり実力とスペックからしてリンネが圧倒的に優位。けれど克服できなければ、最悪そのまま引退もあり得るか。才能と資質は怪物的なのだが。
格下相手のこういった敗戦は、再起に対して不安ですよね。
いっそ格上相手に完敗した方が切り替えできます。
本当に深刻なのは、前戦不覚を取っておきながら、ヴィヴィオを格下と侮った陣営だがな。10回戦えば8回勝てる相手に、フロックではなく実力で落とした。この敗戦は陣営の失態だ。
そして、対するヴィヴィオも第2ラウンドで今後の可能性を示した。あの素晴らしいパフォーマンスを進化できれば、リンネとのラバーマッチの勝利どころか、もっと上のステージで活躍できるだろう。
素晴らしい好試合を披露してくれた両者に感謝しつつ、今回初となる前後編を終えたい思います。リスナーの皆さま、ご試聴ありがとう御座いました。
では、また次回の放送でな。
【引用元――ViVid Strike!(原作:都築真紀、ViVid Strike PROJECT)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。