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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
前振りトーク
リスナーの皆さま、ナビゲーターの淡雪が会議にて踊りましょう。
アニメFGOのレビュー記事ですが、第17話まで進みまして、魔術王さんを除けば最大の敵であろうティアマト神さんが復活してしまいましたよ。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
お馴染み、アシスタントの締里だ。ピンチにも心は折れないぞ。
サブタイトルからして挑戦⇒撤退という流れは必至みたいだが、対策会議にてどの様な作戦が出てくるのか、その議論内容に期待だ。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
会議がメインっぽいので、今回は作画的にはリソース温存回でしょうかね。
時事ネタになるが、例の新型コロナウィルスの影響で、落とさないことで有名なJCが『超電磁砲3期』の7話を落としてしまった。
しかも総集編を用意する余力(時間)すらなく、第6話の再放送ですからね。
ただでさえスケジュールが崩壊気味なアニメ業界だが、このまま新型コロナの影響が続き、中国アニメ会社が機能不全に陥ってしまうと作画の下請けを中国に頼っている元請けのアニメ会社は、春アニメも落としまくりそうだ。
それでも健康と人命が第一だと私達は考えております。スタッフの皆さま、どうか無理はなさらぬよう。ご自分を大切に。
第17話「会議は踊る」あらすじ
あらすじ紹介からと、今回もいつもの流れで。
どうやら立香が2度目の令呪を使うみたいだな。
ラフムによって回収された聖杯の力により、ペルシア湾は触れるもの全てが魔獣と化す黒い泥の海へと姿を変えてしまう。
黒泥が迫りくる中、ウルクを救うべく藤丸たちは全ての根源であるティアマトを撃破することを決意する。
ペルシア湾の中心に鎮座するティアマトへ、藤丸は令呪を用いイシュタルと共に猛攻を仕掛けるが―――。脚本:永井千晶
絵コンテ/演出:石井俊匡
総作画監督:岡勇一
作画監督:高藤彩・小松麻美・浜友里恵
勝てなかったのは確実な展開かと。
撤退してからの会議が本番だろう。
本編レビュー開始
マシュ「ラフム、海中から湧き出してきます!」
イシュタル「私たちに反応していない。出てきたばかりのラフムは感覚が鈍いようね」
ケツァルコアトル「時間が経てばエリドゥにいたラフムのようになるわ」
ケツァルコアトル「これは新人類ではなくただの終末装置。女神の名にかけて放っておくことはできません」
マシュ「はい。一刻も早くこの無尽蔵の魔獣工場を停止させないと」
ティアマト〈歌声〉
ロマニ『異例の霊気反応確認!』
立香「あれが――ティアマト」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ついにティアマト神さんとご対面です。
立香としてはティアマトが想像よりも可憐な少女といった外見で、少し戸惑いはあるかもな。
外見はどうあれ、今は倒すのみですから。
ティアマトと遭遇
マシュ「敵影、確認しました」
マシュ「あれが本当に、魔獣たちの母にはとても」
イシュタル「間違いないわ。あれが創世の神、ティアマト神よ」
立香「手足が拘束されてる!?」
イシュタル「えぇ。ティアマト神が自由に動けない今がチャンスよ」
立香「倒すなら今しかない!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
聖杯を取り込んだとはいえ、未だに両手両足の拘束はそのままか。
これはチャンスですね。
うむ、先手必勝だ。相手の出方を悠長に待つ必要性はないからな。
ティアマト〈歌声〉
マシュ「体が痺れ」
ロマニ「ティアマト神 内部の魔力反応増大!」
ダ・ヴィンチ「この魔力量、水爆に匹敵する!」
ロマニ「放たれればそこからでもウルクが吹っ飛ぶぞ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
歌声だけでこの破壊力。
魔力を炸裂されると水爆級の威力がウルクにまで達してしまう。
立香さんは接近しようとしますが。
イシュタル「接近は危険よ! 一気に決める!」
イシュタル「藤丸、バックアップよろしく!」
立香「あぁ!」
立香「令呪を使う!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
2度目の令呪です。残り1つに。
前回に続いてイシュタルとのコンビプレーだ。
令呪発動、イシュタル全力全開
立香「頼む! イシュタル!」
イシュタル「まっかせなさーい!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
さあ、必見の一撃をご覧あれ。
イシュタル「ゲートオープン!」
イシュタル「これが私の全力全霊!」
イシュタル「打ち砕け!」
イシュタル「《アンガルタ・キガルシュ》!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
イシュタル版の《スターライトブレイカー》といったところか。
まさに金星の女神に相応しい一撃でした。
イシュタル「よし!」
立香「ドクター!」
ロマニ「海中のティアマト神 霊気崩壊を確認! 魔力炉停止!」
立香「それじゃあ」
ロマニ『倒したんだ!』
マシュ「や、やりました! やりました先輩!」
ケツァルコアトル「本当に消滅デスか?」
ロマニ『あぁ。あとは海の正常化を待って、聖杯を回収すれば、ミッションクリアだ』
マシュ「先輩、大丈夫ですか!?」
立香「あはは。ものすごく疲れた」
イシュタル「体、大丈夫なの?」
立香「ありがとうイシュタル」
イシュタル「久々に全力出せてスッキリしたし、おあいこよ」
ケツァルコアトル「結局 私全然活躍できなかったデース」
マシュ「そんなことありません!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
これで決まったみたいですね。
次の展開としては「お約束」になると思うぞ。
やはりそうでしょうか。
ダ・ヴィンチ「さてコフィンの状態は良好。いつでも大丈夫だぜ?」
ロマニ「はぁ、了解」
ダ・ヴィンチ「こらこら。2人を無事帰還させるまでがお仕事だろ?」
ロマニ「はぁーい」
ダ・ヴィンチ「ん? ロマニ、これ」
ロマニ「は?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
案の定でした。
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本体、顕現
シルビア「拡散からのメガストラクチャーに変化! スケール上昇! 霊気、再構成を確認!」
ロマニ「まさかさっきまでのティアマト神は頭脳体で、こっちが本体か」
ダ・ヴィンチ「ペルシア湾の水位急速に上昇! ロマニ!」
ロマニ『全員退避!』
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
倒したのは頭脳体に過ぎず、こちらが本体でした。例の宇崎ちゃんTシャツ風に表現すれば「SUGOIDEKAI」です。
気の所為かCGの質感がちょっとだけだが、その、なんだ、浮いている様な。
残念な話ですが、各所で「東京モード学園」風だと悪い意味で話題になりましたから。おそらくは予算の都合かと。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ついに地上にまで。
本当に終わりの始まりだ。
戦略的撤退
立香「あいつウルクを見てる!」
マシュ「これは、こんな」
イシュタル「あれが本命ってわけ!?」
ケツァルコアトル「一度ウルクに戻り、ギルガメッシュと合流しましょう」
立香「何とかしないと!」
ケツァルコアトル「落ち着いて。あれには絶対に勝てないわ」
ロマニ『ケツァルコアトル、南米の最高神である君の力 宝具をもってしても、ティアマトには勝てないかい?』
ケツァルコアトル「たとえイシュタルの権能でも、今メソポタミアにあるどんな手段を使っても」
ケツァルコアトル「このティアマト神には傷1つ付けられません」
立香「戻ろう」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
撤退を決断するしかない流れだ。
悠木碧さんの熱演が光りますね。
え。いやセリフ無しでひたすら「あーー」と歌声を出しているだけだが。
場面はジグラットに移ります。
ナピシュテムの牙
「黒泥 ラガシュ市を呑み込みウンマ市、ウルク市方面に向かって流出!」
「黒く燃え上がる炎のようです!」
「ウンマ市の城壁では到底耐えられません! 到着まであと」
ギル「よい、碇をあげよ! 《ナピシュテムの牙》展開!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
混乱するジグラットでしたが、とりあえずは黒泥からの防御に成功しました。
一時凌ぎっていう感じだけどな。
でも今はその一時が貴重で大切ですから。
ギル「なんとか持ち堪えたというところか。さて、ようやくここに到ったか。この半年 鉛を飲む思いで待たされたぞ」
ギル「原初の母 百獣母体ティアマトよ。この先は俺にも見えなかった神話の戦い。貴様が世界を飲むか、それとも人類はこの世界を広げるにたる者なのか、答えを出す時が来た」
ギル「神代世界、最後の戦いを始めようではないか!」
立香「ギルガメッシュ王!」
ギル「よくぞ戻った」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
察するに、ギルガメッシュはこの展開を千里眼で見通していた様だ。
ここから会議に入ります。
今回はここからがメインだな。
立香「500、そんな」
マシュ「間違い、ですよね?」
マシュ「残された人が、たった500人だけだなんて」
ギル「そう。ラフムによる2度の襲撃とティアマトによる海洋の侵食により、ウルク第一王朝は崩壊した」
ギル「たとえこの窮地を乗り越えようと、王国は維持できぬ。衰退するのみであろう」
立香「ウルクを、この時代を俺たちは守れなかった」
ギル「案ずるな。我らが滅亡しようとシュメルの文化が生き残れば、後に続く者が現れよう」
マシュ「シュメル文化?」
イシュタル「シュメル文化の象徴であるウルクとこのバカが生き残れば、メソポタミア文明は守られるのよ」
ギル「つまり人類史を守りたければティアマトを止め、ウルクを守らねばならんということだ」
マシュ「先輩?」
立香「まだ、やれる!」
マシュ「はい!」
立香「ティアマトを止める!」
マシュ「はい!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
立香さんの心は折れておりません。
マシュの繰り返しの「はい!」は、イントネーション的にもとても良い感じだ。
ええ。高揚していく感じが口調から伝わってきます。
ギル「聞いたか【カルデア】の。藤丸の心はまだ折れてはおらんぞ。よもやそちらが諦めてなどおらぬだろうな?」
ロマニ「当たり前だ!」
ダ・ヴィンチ「分からせてやろうぜロマニ。君がどんなに執念深い男か」
ダ・ヴィンチ「こっちがどれほど修羅場をくぐってきたかをさ!」
「「「「 おう!! 」」」」
ロマニ「ティアマトのデータを送る!」
ロマニ「仕切り直しだ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ロマニも立香に触発されたか。
絶望している時間すら惜しい状況です。少しでも考えを巡らせないと。
対策会議、スタート
ロマニ『移動する生体工場。星間すら航行可能な魔力量』
ロマニ『体内に貯蔵した膨大な生命原種。人類があと数百年かけて到達すべき神の箱船』
ロマニ『これがティアマト神の正体だ』
ギル「貴様! ティアマトの太鼓持ちか!」
ギル「弱点らしきものが一切書かれていないではないか!」
ロマニ『僕だって攻略法の1つくらい書きたかったよ! でもこれが現実なんだ!』
ロマニ『あれは物理的にも神話的にも欠点のない、完全な存在だ! 僕らでは太刀打ちしようがない!』
ダ・ヴィンチ「やや乱暴な仮説なんだけど、ティアマトには生まれつき死の概念が無いようなんだよ。彼女は生命の母だから」
ロマニ「僕たちが生きている、ということ自体が彼女の存在を証明してしまうんだ。地上にまだ生きている生命がいる限り、ティアマトに死は訪れない」
マシュ「それでは本当に倒せません」
マシュ「ティアマト神を倒すには、全人類が死に絶えなければならないということですよね!?」
立香「それじゃあ意味が」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
マシュさん、いきなり消沈してしまいます。
ティアマトがこれだけ圧倒的な存在だとな。
しかも「死という概念」が観測者である人間が存在する以上、無いのではという仮説まである始末ですし。
このままでは打つ手なしだ。
ギル「ジャガーマンどうだ? 貴様の目から見たティアマトは」
ジャガーマン「うん。でっかいわ。そしてとてもカッコいいと思うわ」
ギル「戯け。貴様に人としての理性など求めておらぬわ。野生の勘を語れ、野生の勘を」
ジャガーマン「あっそういう話? あのスピードだと、岸に上がってウルクまで2日ってところね」
立香「2日」
ギル「さすがに早いな。もはや迎撃以外に策の打ちようがない」
ギル「しかし《ナピシュテムの牙》も先の攻撃の影響で、かなり崩壊が進んでいる。補修を進めてはいるものの、あれでは撃退はできん」
立香「他になにか」
エレシュキガル『ギルガメッシュ~』
イシュタル「げっ」
エレシュキガル『地上はどうなっているのかしら~?』
立香「この声」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
おや、ここで待望のあの方が再登場ですよ。
エレシュキガルだ。彼女が登場して、どう作戦に影響が出るのか。
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再登場のエレシュキガル
エレシュキガル『後から後から魂がわんさかわんさか来るのだけど、おかげで冥界は今 大混乱です!』
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
鏡の角度が合っていません。
死者が多いという状況だから、普通に悲報だ。
立香「エレシュキガル!」
エレシュキガル『ん?』
エレシュキガル『って藤丸!?』
エレシュキガル『冥界の神エレシュキガル! 華麗に参上したわ!』
マシュ「エレシュキガルさん、ものすごく優雅に登場し直しました!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ここで一気にギャグテイストに。
まあ、シリアスに意気消沈していてもプラスはないしな。
秘策、冥界落とし
エレシュキガル『この鏡を使うということは、私に何か用かしら? ウルクの王』
ギル「使っておらぬ。貴様が勝手に交信してきたのだ」
マシュ「あの、先ほど仰られていた魂というのは」
立香「ウルクの人たちの?」
ギル「現在、ティアマト神がウルクに向かっている。これを倒さねばメソポタミアは滅びる」
エレシュキガル『えぇ。そのようね』
ギル「しかしティアマト神は地上に命がある限り死なぬ、というところでどん詰まりというわけだ」
エレシュキガル『残念だけど私にアイデアはないわ』
イシュタル「ちょっとは考えてから言いなさいよ」
エレシュキガル『あのねぇ。見ての通り冥界は今 魂が溢れかえっていて大変なの。本来ならこんなにも賑わっていてはいけないのに』
立香「前と全然違う」
マシュ「これではウルクの様相とまるで逆です」
エレシュキガル『それでも冥界は死したる魂の眠る場所。この光もみんな、生きてはいないのだわ』
立香「それが冥界。冥界は死の国」
ギル「俺と同じ閃きとは小癪なヤツよ。よいぞ、言ってやれ」
立香「エレシュキガル! お願いがあるんだ!」
エレシュキガル『はい!』
立香「ティアマトを冥界に落としたい!」
エレシュキガル『はい?』
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
冥界落とし! その手がありましたか。
神代という舞台設定だからこその策だ。
ですね。神代でなければ、生者が冥界に堕ちるのは、現世で倒され生を失った後ですから。
イシュ&エレ「『ぅぇぇえええぇえええぇぇ!?」』
ギル「命ある世界では死を知らぬというのなら、命なき世界に落とすまで」
立香「冥界でティアマトは唯一の命。つまり倒せる」
ロマニ「い、一見無茶苦茶だけど、これはもしかするともしかして!」
ダ・ヴィンチ「いけるんじゃない?」
エレシュキガル『っていうか落とす!? 落とすって言った!?』
立香「ああ!」
エレシュキガル『ここに!?』
ギル「冥府の女神エレシュキガルよ」
ギル「王の名の下に貴様に命じる」
ギル「このウルク全土に冥界の門を開け!」
ギル「ティアマト神を語る災害の獣を、地の底に繋ぎ止めよ!」
ギル「それが三女神として狼藉を働いた貴様の役割! 唯一の罪滅ぼしである!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
一気に希望が見えてきた。
あの巨大な体躯を落とす穴って、かなり大変そうですけどね。
比喩抜きにウルク全土を覆う規模だろう。
エレシュキガルさんの反応は――
某クロエを思い出す富士山みたいな口だ。
エレシュキガル『無理も無理! 絶対無理! ウルクの下に冥界を持ってこいって言うの!?』
立香「やっぱり、難しい」
エレシュキガル『まぁ、やるしかないけど』
エレシュキガル『だって、そうしないと、メソポタミアが滅びるじゃない』
立香「ああ、だからこそ頼みたい」
エレシュキガル『でも、ウルク全土を覆う死の穴なんてそんな簡単に準備できないわよ?』
立香「どれぐらいかかる?」
エレシュキガル『本来なら10年かけてもギリギリね』
ギル「10年か、それはさすがに」
立香「本来なら?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
可能とはいえ、10年ですか。
でも本来って事は、本来じゃない期間で可能そうだぞ?
特例的な何かでもあるんでしょうかね。
エレシュキガル『実は、ウルク憎しでずっと前から企んでいたから、3日もあれば準備できるのだわ』
マシュ「す、すごいですエレシュキガルさん!」
エレシュキガル『そ、そう? 地道に毎晩呪ってきた甲斐があったわね』
イシュタル「照れるところじゃないでしょうに」
ギル「フハハハハッ! 見事だエレシュキガル! だが貴様には後で話がある!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
酷いオチだった。
結果オーライとはいえ、これは何とも言えない微妙な。
ギルガメッシュの引き攣り具合がナイスだった。
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切り札、グガランナ
ケツァルコアトル「となると、あとは時間の問題ね」
マシュ「ティアマト神がウルクに到達するまであと2日。エレシュキガルさんの冥界門の準備ができるまで、3日」
ケツァルコアトル「せめて1日押し止めなくてはいけないわ」
イシュタル「でもどうする? 《マルドゥークの斧》は、もう壊れて使えないし」
ギル「何をもったいぶっておる。勝ち筋は見えているではないか」
イシュタル「だーかーらー その方法を」
ギル「貴様だ、イシュタル」
イシュタル「――私?」
ギル「フハハハハッ!」
ギル「此奴め、切り札の見せ方を心得ているとは!」
ギル「憎い憎い!」
イシュタル「ちょっ、やめっ! 藤丸!」
立香「グガランナだよ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ついに、ついにイシュタルさんにとって、恐れていた「この時」が来てしまいました。
そりゃ、使えているんだったらゴルゴーン戦でも使っているだろうし。
ゴルゴーン戦だと巨大過ぎる力なので未使用だったと言い訳できますが。
どう考えても、第1話の落とし物だもんなぁ、グガランナ。
マシュ「女神イシュタルの従える、シュメル最大の神獣! 《天の牡牛グガランナ》で!」
立香「ティアマト神を足止めするんだ!」
ケツァルコアトル「そうでした! グガランナは、あのティグリスすら干上がらせたと聞きマース! 楽勝デース!」
ジャガーマン「流石だわ。イシュタルさん」
イシュタル「ちょっ、あの、グガランナって、実はそんな大したヤツじゃないっていうか」
ジャガーマン「グッガランナ!」
ジャガーマン「グッガランナ! グッガランナ!」
ケツァルコアトル「イシュタル! イシュタル!」
ジャガーマン「グッガランナ! グッガランナ!」
ケツァルコアトル「イシュタル! イシュタル!」
キャスパリーグ「フォーウ! フォーウ!」
イシュタル「ティアマト神の前じゃ何の役にも立たないっていうか」
ギル「アハハハハハッ!」
ギル「おい、どうした? 様子がおかしいではないか? いつもの貴様なら甲高い笑い声と共に、自分の力でもないグガランナを自慢しきっていたはずだが」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
盛り上がるだけ盛り上がっていますね、皆さん。
フォウことキャスパリーグまで。
この「これで勝てる!」みたいな雰囲気、ネタが分かっている視聴者には最高です。
駄女神、正直に白状する
イシュタル「ありません」
ギル「は?」
ギル「貴様 今」
イシュタル「はい。ありませんグガランナ」
ケツァルコアトル「あ?」
ロマニ&ダ・ヴィンチ「は?」
キャスパリーグ「フォ?」
立香「えぇ」
マシュ「え?」
イシュタル「ないの! 落としたの!」
イシュタル「どっかでなくしちゃったのよー!」
立香「なくし」
ジャガーマン「グッガランナ! グッガランナ!」
立香「あぁ、あの時にはもう」
イシュタル「メソポタミア中 探し回ったのに、グガランナのヤツ影も形もないんだもの!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
皆さん、ナイスなリアクションでした。
コアトルの固まりっぷりが最高だった。
ギル「このバカ女神が! 何のために貴様をスカウトしたと思っている!」
ロマニ「ハァ」
ダ・ヴィンチ「コーヒー、淹れてくるよ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
さあ、1日の時間稼ぎ、どうすればいいのか。
こうなってくるとロマニさんの分析に期待するしかないのでは?
倒すのは無理でも時間稼ぎだったら、何か作戦が出せるかもな。
会議は解散
ギル「よい、解散だ。一旦休憩とする」
ギル「夜明けまでの短い時間だが、これがウルクでの最後の休暇となろう」
ギル「我らは諦めて眠るのではない」
ギル「明日、生き延びるために、この夜を過ごすのだ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
会議は明日に持ち越しです。
翌日には迎撃に打って出る必要があるから、今宵がウルク最後の夜だな。
踊っていたのはジャガーマンさんでしたね。
内容的にはエレシュキガルからイシュタルと踊っていた。
まとめ&感想
第17話要約
- 美少女モードは頭脳体だったティアマト
- 東京モード学園のCG風な本体は超巨大
- 令呪を使っての一撃、無駄に終わる
- 立香たちは一時撤退
- ティアマト来襲まで残り2日
- エレシュキガルが再登場
- ティアマトを冥界に落とす作戦
- 3日で冥界落としの準備可能
- 1日だけ時間稼ぎの必要あり
- 切り札、グガランナに湧く一行
- イシュタル、グガランナを無くしていた
- 会議は解散し、最後の休息を
絶望に満ちたシリアスな雰囲気でしたが、要所要所にて型月らしいコミカル&ギャグが挟まれており、苦痛なく視聴できましたね。
次は18話か。もうラストが近いな。
ティアマト戦と魔術王さんとのラストバトルで〆ですかね?
ここにきて、一気に色々な伏線が機能し始めてきた印象だ。
伏線といえば、偽弁慶さんは果たしてどうなるのでしょう。
出番ないまま、あれでフェードアウトとは思えないよな。OP2の映像的にも。
その辺も含めて、次回からのティアマト戦に注目ですね!
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。