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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
前振りトーク
親愛なるリスナーの皆さま、ナビゲーターの淡雪が冥界レポートに挑戦です。
本日は第171回目の放送となりますが、2020年の幕開け的な感じですね。アニメFGOバビロニアも新年初放映という事で、気合を入れていきましょう。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
お馴染み、アシスタントの締里だぞ。冬アニメも続々と始まっているな。
前回の「お知らせ」放送の通りに、今回から新フォーマット(レイアウト)になるからな。慣れない者は早く慣れてくれればと思う。
※)Dアシスタント。15歳(高等部一年生)
もしもレイアウトに関して希望がありましたら、コメント欄にでも要望を書いて頂ければと思います。これが正解、と決めつけているわけではありませんので。
――じゃあ早速、年明けに放送再開したアニメFGOのレビューといくぞ。
第12話「王の死」あらすじ
今回のあらすじは以下の通りです。
ついに“冥府の女主人”が登場するぞ。
過労により永遠の眠りについたギルガメッシュ。
動揺が走る藤丸一行。しかしギルガメッシュ王のみならず、ウルク市民の衰弱死も増えているという報告をシドゥリから受ける。
そこで、三女神同盟の一柱“冥府の女主人”がその原因であると推察した一行は、イシュタルとともに冥界に向かい、女神を倒しギルガメッシュの魂を解放することに――脚本:永井千晶
絵コンテ/演出:古橋聡
総作画監督:岡勇一
作画監督:紺野大樹・古橋聡
過労で死んだ後にみせたギルガメッシュのリアクションが受けた。
笑い話ではありませんけどね。
確かに。国にとっては存続に影響さえする天変地異に等しい一大事だ。
本編レビュー開始
ギル「なんという。おぉ! なんという恐ろしさか!」
シドゥリ「ギルガメッシュ王!? 一体どうなされたのですか!?」
ギル「ふはははは」
ギル「ついに《ナピシュテムの牙》の設計図が完成したのだ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
普通に健在ですね、ギルガメッシュさん。
時系列的に回想シーンだろう。
シドゥリ「これは! まさに天才の所業! 王よ 建築家としての道も模索するべきでは!?」
ギル「フッ、褒めるな。真剣に迷うであろう」
シドゥリ「では私は、これを兵器舎まで届けて参ります」
シドゥリ「それまで少々、お休みください」
ギル「うっ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
政務以外に建築家の真似事までしているとは。
人材不足なんですね、この国。
1人になった途端によろけたな。
この後、そのままお亡くなりになるくらい疲労困憊な状態ですから。
ギルガメッシュの最後
ギル「ここ数日、根を詰めすぎたか。玉座とは威を示すもの。体を休めるものではないが」
ギル「今は仕方あるまいよ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この時、せめて横になっていれば。
エコノミークラス症候群かもな。
座ったまま寝るのは身体に良くないので止めましょうね、皆さまも。
玉座の間での会談
シドゥリ「そして私が戻った時、王は玉座にて永遠の眠りに」
マーリン「そんなバカな!」
マーリン「彼は未来を見据えて自ら魔術師になった男だ! 戦場での死を避けるため玉座からの指示に徹すると、この僕と約束したんだぞ!」
マーリン「そのギルガメッシュ王が、死ぬはずないだろう!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
マーリンが珍しく動揺している。
最も想定外な事態だったのでしょう。
ロマニ「その通り! いくらなんでも過労死なんて! 働き過ぎると死んじゃうとか僕も人ごとじゃないし!」
ダ・ヴィンチ「頑張れロマニ。ちゃんと否定しないと君の命も危ないぞ」
ロマニ『それに、この程度で死ぬようなら、今まで何回死んでるか分からないじゃないか!』
立香「確かに」
マーリン「わ、私もあまりのことに、冷静を欠いてしまったが」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ギルガメッシュと同様に働き詰めのロマニが過労死を否定だ。他人事じゃないので認めたくないのだろう。
キャスパリーグさんの主人への気遣いが、なんだかんだで癒やされますね。
マーリンが冷静さを取り戻した。
マーリン「シドゥリ殿、我々がウルに向かってからウルクに異変はあったかな?」
シドゥリ「いえ。――そういえばウルク市内の衰弱死が多く報告されていました」
イシュタル「衰弱死?」
シドゥリ「王の死により動揺しておりましたが異常な数が報告されています」
シドゥリ「まるでウルク全体が死に包まれているような」
ケツァルコアトル「不自然に過ぎるということね。これはもう三女神同盟の仕業じゃなくて?」
立香「三女神同盟っていっても誰が」
ケツァルコアトル「冥府の女主人エレシュキガルしかいないでしょう」
イシュタル「はぁ!? エレシュキガルですって!?」
ケツァルコアトル「ウルクに満ちているのはエレシュキガルの死の香気。彼女の使役するガルラ霊たちは、体力の無くなった者から魂を抜き取っていく」
ケツァルコアトル「ギルガメッシュ王の魂も、ガルラ霊によって冥界に連れ去られたのでしょう」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
さらっとエレシュキガルの名が出てきた。
ガルラ霊についてはアルバイトの日々でのエピソードで触れられています。
ちゃんと伏線になっていたんだな。
三女神同盟のメンバーが明らかに
マシュ「待ってください! 三女神同盟とは女神ゴルゴーン、ケツァルコアトルさん、そして」
イシュタル「私は違うわよ?」
マシュ「えぇ?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
なんとイシュタルさんは三女神同盟のメンバーではありませんでした。
上手くリスリードされていた。
よくよく考えると、イシュタルさん自身は「自分がメンバーだ」とは言っていません。
流れ的にそう思っても無理はなかったし、OP1の映像で視聴者は騙された。
ケツァルコアトル「三女神同盟はゴルゴーン、私、それからエレシュキガルがメンバーですよ」
イシュタル「そんなことよりエレシュキガルまで復活してるってどういうことなのよ!?」
マーリン「おーい! 【カルデア】のロマンくーん!」
ロマニ『はいはーい!』
ロマニ「うん。1度整理しようか」
ロマニ「とりあえず三女神同盟の真のメンバー、最後の一柱エレシュキガルという女神が登場したわけだけど」
マシュ『この時代に残ったシュメルの神性はイシュタルさんだけでは?』
ロマニ「えーっと、シュメル神話においてイシュタルは天の女主人。それに対して、エレシュキガルは冥府の女主人」
マーリン「なるほどなるほど。からくりが読めてきたぞ」
イシュタル「なによ」
マーリン「君さ。君が召喚された時、エレシュキガルも召喚されたのさ」
イシュタル「はぁぁ!?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
金髪になった時ですね。
なるほどな。
表裏一体で一柱カウントは、いかにも奈須きのこ先生らしいトリックです。
こちらはてっきり依り代である遠坂凛との関係だと勘ぐっていたが。
グガランナの件の時の、今日から日記をつける云々にも騙されました。
マシュ「イシュタルさんは巫女たちによって召喚されたのですよね?」
マーリン「その際 召喚に成功したはずの巫女長が死亡している。きっとエレシュキガルに殺されたんだろう」
イシュタル「あぁ、そういう」
ロマニ『そうか。豊穣の女神であるイシュタルは人間の生を表すグレートアースマザーといえる。対して人間の死を表すエレシュキガルはテリブルアースマザーだ』
ダ・ヴィンチ「二柱は表裏一体。とすると、同一の神性を持っているということになるのかな?」
イシュタル「ってことはアイツ、私の体で行動してたかもってこと!?」
マーリン「その可能性はあるだろう。エレシュキガルは冥府から出られない」
イシュタル「いやぁぁああああ!」
ロマニ「イシュタルが召喚されたのなら、それに連鎖してエレシュキガルも召喚される」
ロマニ「しかもどちらも同じ神性だから、カウント的にはシュメルの神は一柱のみ、となっていたんだ」
イシュタル「なるほどー」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
冥府から出られないから、イシュタルの依り代である遠坂凛を借りたのか。
立香さんはエレシュキガルさんの存在に確信的に気が付きましたね。イシュタルさんとはやはり違っていたと。
マーリン「しかしエレシュキガルか。これは幸運だ」
イシュタル「どこがよ!」
マーリン「彼女がギルガメッシュ王の死に関係しているならば、打つ手はあるからさ」
マシュ「本当ですか!?」
マーリン「あぁ。実際 今ギルガメッシュ王に退場されては困る。シドゥリ殿、王の遺体は?」
シドゥリ「はい。まだ埋葬しておりません。王の魂がまだ冥界にあるというのならば」
マーリン「エレシュキガルを倒し その魂を解放すれば、彼は再び目を覚ますだろう」
マシュ「でしたら、すぐにでも! 行きましょう先輩!」
立香「倒す」
マシュ「先輩?」
立香「うん、大丈夫」
マシュ「ま、戦いは必至だろうね」
イシュタル「本当に行くつもり?」
立香「やれることをやらなきゃ」
イシュタル「冥界よ冥界! どんな英霊だろうが神性だろうが無力化する世界よ!? そんなヤツ相手に倒すって本気!?」
立香「倒すかどうかは会ってからだ」
イシュタル「藤丸」
ケツァルコアトル「はーいイシュタル。あなた冥界への行き方知っていますよね?」
立香「イシュタル、連れて行って欲しい」
イシュタル「あーもう! 分かったわよ! 連れて行けばいいんでしょ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ここで正式にエレシュキガルさんとの冥界イベントが発生です。
ゲーム的に表現するのならな。
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イシュタル「アンタたちは残って。万が一のことがあったらクタに来て」
イシュタル「エレシュキガルと交渉して、藤丸とマシュを地上に返してもらってちょうだい」
マシュ「よろしい。引き受けた。後から私も向かおう」
ケツァルコアトル「冥界では私 役立たず。藤丸の帰りを待ってマース」
アナ「私は地上に、残りウルクの町を調べます。他に原因は無いのか、人知れず亡くなってしまった人はいないのか。やれることがまだあるはずですから」
立香「うん。任せた」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
あんなに苦労して仲間にしたケツァルコアトルが早くも戦力にならないとは。
ジャガーマンさんといい、敵だと驚異でしたのに味方になったら頼りにならなくなるという。バトル系作品ではあるあるですよね。
まあ、ケツァルコアトルは対ゴルゴーンの切り札だしな。
当てにしていたイシュタルさんは、最強の手札グガランナに逃げられてしまっていますしね。
冥界へ下る
マシュ「以前 天命の粘土板を探しに来た場所ですね」
イシュタル「しつこいけど、本当に行くのね? エレシュキガルを倒して全員で生還するか、倒せずに全員が囚われるか、そのどちらかしかないのよ?」
立香「エレシュキガルはきっと悪い女神じゃないよ」
マシュ「先輩」
イシュタル「いいわ。その言葉に懸けましょう」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
あの時、冥界に落ちたのは偶然ではなかったのかもな。
冥界に迷い込んだからこそ、エレシュキガルさんに気に入られたのですしね。
でも、ここからどうやって冥界へ?
イシュタル「マシュ、フォロー任せた」
マシュ「えっ? はい!」
イシュタル「マアンナ 船首砲門に長石収束弾装填!」
イシュタル「出力 ラピスラズリの3分の1の二等辺!」
イシュタル「砕け 冥界の門!」
イシュタル「空なき木に安の光を!」
立香&マシュ「「えぇー!?」」
イシュタル「いっけぇぇ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
イシュタルが砲撃をぶっ放した。
どういう事でしょうか?
マシュ「無事ですか? マスター」
立香「なんとか」
イシュタル「よし! 成功!」
立香「イシュタルはなんでこう、こういう感じなの?」
イシュタル「な、なによ! ちゃんと冥界に来られたんだからいいでしょ!?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
どうやら地下に冥界がある様だ。
これには驚きです。
立香「ここが、冥界」
ダ・ヴィンチ「観測はできるけど通信はできないって感じだね」
ロマニ「こちらはこちらで、できることをするしかない」
立香「まさかクタの地下に冥界があるなんて」
マシュ「別の次元の領域とかではなく、ほんとのほんとに地続きなんですね」
イシュタル「そりゃそうよ。神代だと天上も地上も冥界も同じスクロールの上にあるの」
イシュタル「それは地上で死んだ人間の魂よ」
イシュタル「その中に囚われた魂は、消えることさえも許されない。エレシュキガルはね、気に入った人間の魂を籠に入れて、何万年も手元に置いて楽しんでいるのよ」
マシュ「地上で衰弱死した方たちの魂も、ここに?」
イシュタル「そうでしょうね。数が以前よりも多いもの。三女神同盟を組んでから増えたんでしょ。死者の王国でもつくる気なのかしら、アイツ」
立香「エレシュキガルはどこに?」
イシュタル「この先。7つの門を越えた所に、エレシュキガルの宮殿があるの。そこにエレシュキガルはいるわ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
神代だと冥界と天界は地続きだった。
だとしたら空の先に天界があるんですね。
ロマンに溢れた時代だな。
立香「イシュタルは冥界に詳しいんだね」
イシュタル「えっ?」
立香「場所も知ってたし、冥界のルールにも詳しいし」
マシュ「言われてみれば」
イシュタル「な、なんていうか。ほら女神パワーっていうか」
マシュ「でも確か冥界では神性は効かないと」
立香「あっ! でもイシュタルは女神だから、俺たちが知らないことも当然知ってるのかも!」
マシュ「そうですよね。イシュタルさんは頼りになりますから」
イシュタル「あーもう! 来たことあるの! 冥界に!」
イシュタル「言うつもりなかったんだけどなぁ」
マシュ「あの、なんだかすみません」
イシュタル「謝ることないわ。私の方こそ八つ当たりだもの」
イシュタル「失敗してるのよね。冥界下り」
マシュ「失敗、ですか?」
イシュタル「えぇ。エビフ山を攻略した私に、できないことは何もない、って調子に乗って冥界に乗り込んだんだけど。結果はボロ負けよ、ボロ負け」
イシュタル「7つの権能も剥がされて、最後は裸のままアイツの前に引きずり出されて、槍で滅多刺しにされたのよ」
立香「それは確かに」
マシュ「あまり話したいことではないですね」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
イシュタルとエレシュキガルには冥界下りの際に因縁があった。
姉妹神とはいえ、普通に敵なんですね。
多くの神話における親兄弟は、現代日本でいう普通の親族とは感覚が違うしな。
さあ、冥府の軒門に到着しました。
魂の善悪を問う2択
イシュタル「それ以来 大の苦手なのよねアイツ。私たちがこれから行くのは、そういうヤツの所なのよ」
マシュ「マスター」
エレシュキガル『答えよ――答えよ』
エレシュキガル『冥界に落ちた生者よ。その魂の在り方を答えよ』
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
冥界の門における魂の選択が始まる。
2択の問題に答えていきます。
イシュタル「さぁ2択の質問が来るわよ。冥界の門は魂の善悪を問う 公正にして理性の門」
立香「魂の善悪?」
イシュタル「それが7つ続くの。前来た時に私の権能を剥がしたのもこの門よ」
エレシュキガル『では、罪深き者 藤丸に問う』
イシュタル(名指し!?)
エレシュキガル『美の基準は千差万別のようで絶対なり。黒は白に勝り 地は天に勝る』
エレシュキガル『であればエレシュキガルとイシュタル、美しいのはどちらなりや?』
立香「ん?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
いきなりギャグ全開に。
どっちの女神ショーの開幕だ。
イシュタル「ちょっと待った! 前と違うわよ!」
マシュ「これは非常に難しい問題です!」
エレシュキガル『答えよ、こーたーえーよー』
立香「えぇ」
イシュタル「迷うこと、ないわよねー?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
これは立香さん、辛い立場です。
このプレッシャーには抗えないよな。
立香「答えはイシュタル!」
イシュタル「おほほほっ! さっすが藤丸!」
イシュタル「片や植物と腐敗の女神」
イシュタル「片や美と豊穣の女神」
イシュタル「美しさの勝負なら100人中1000人が、私を選ぶに決まってるわよね」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
いい性格してますね、イシュタルさん。
遠坂凛よりもアレだよな、性格的に。
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イシュタル、黒焦げにされる
イシュタル「うわぁぁあぁぁあああああ!」
マシュ「イ、イシュタルさん!?」
マシュ「大丈夫ですか!?」
エレシュキガル『バーカーがー』
立香「答えは、エレシュキガル」
<ピンポンピンポンピンポン>
エレシュキガル『よーろーしーいー』
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
エレシュキガルも負けていなかった。
答え直しが可の2択って。
立香「疲れたぁ」
マシュ「お疲れ様です」
立香「どっちの女神ショーがこんなに続くなんて」
マシュ「今ので6つ目の門ですから」
イシュタル「残る門はあと1つ! 私はこんなんになっちゃったけど行くしかないわ!」
マシュ「イシュタルさん本当にお体は大丈夫なのですか?」
イシュタル「戦いには参加できそうにないけど、それは元々分かっていたことだし、エレシュキガルに握り潰されないよう自衛するからご心配なく」
立香「心強いけど無理はしないでね」
イシュタル「ちょ、ちょっと!」
ギル「フハハハハハッ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
こ、この笑い声は!
というか、この時点でイシュタルは事実上のお役御免な気がするぞ。
ギルガメッシュと合流
ギル「出迎えご苦労」
マシュ「エ、エレシュキガルに囚われているのでは?」
ギル「フッ、此度は油断して死んでしまったが、冥界なぞ俺の庭。簡単にやり過ごしてやったわ」
ギル「ガルラ霊どもが来る前に物陰に隠れて呼吸を止め、瞑想に浸り気配遮断。完璧に奴らの目から逃れ、機をうかがっていたのだが」
ギル「フハハハハハッ! あまりの素っ頓狂な展開に然しもの俺も我慢の限界、思わず爆笑と共に登場してしまったというわけだ」
ギル「藤丸よ、このやや愛らしいサイズのイシュタルはなんだ?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
死んでも全く堪えていませんね、この方。
う~~ん、ガルラ霊から隠れて逃げていたのを自慢げに話されても。
とにかく合流できて何よりです。
目的はギルガメッシュの蘇生だしな。
立香「それはエレシュキガルの呪いで」
ギル「今さら己の愚かさに気付いてかしこまりまくったのか?」
イシュタル「エレシュキガルの呪いだっつってんでしょ!」
マシュ「イシュタルさんは昔、冥界下りに失敗した際に呪われているそうです」
イシュタル「だからあの門をくぐるたびに神性を奪われちゃって、どんどん縮んでんのよ」
イシュタル「やっぱりアンタなんて助けに来るんじゃなかったわ!」
ギル「フハハハッ! 此奴め! ハハハハッ!」
ギル「貴様が俺を助けるなど、もしや俺、さらなる過労死を迎え、幻でも見てしまっているのかな?」
イシュタル「えぇ。そうだったら後腐れなく見捨てられたのにね。このまま深淵まで落ちれば?」
ギル「ハッ、そんなつまらぬことするわけがなかろう」
ギル「俺にはまだやらねばならぬことがある」
立香「このまま地上へは戻れないんですか?」
ギル「無理だ。一応 今の俺は死者の身だからな。ヤツの許しなくして冥界からの出国はかなわぬ」
ギル「だからこそエレシュキガルめを懲らしめて、快く冥界を去ろうとしてやっているのだ! ハハハハッ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
戦う気満々のギルガメッシュさん。
実際に戦えるのは、生者として冥界に侵入した立香とマシュだが。
でも鯖太郎さんに戦闘はちょっと。
マシュの後ろで叫ぶだけにならなければいいと今から危惧してしまう。
ギル「これが門とやらだな? 問いなど聞く必要もなし、答えは俺」
<ブッブー>
エレシュキガル『おーまーえーでーはーなーいー』
ギル「イシュタルがこれでは、エレシュキガルとの戦いは厳しくなるか」
イシュタル「そもそも私は役に立たないっつーの」
マシュ「女神エレシュキガルは、どれくらいの戦力なんでしょうか?」
立香「マシュ?」
マシュ「ギルガメッシュ王の仰るように、この後は戦いになるはずです。ですから、どのような力を持っているのか知っておきたいのです」
ギル「比べるのならば、そこのイシュタルほどの神性はない」
立香「ギルガメッシュ王もエレシュキガルのこと知っているんですね」
ギル「ま、それなりにな」
ギル「イシュタルが欲しい物は全て手に入れてきた女神だとしたら、エレシュキガルは何も望まなかった女神だ」
ギル「あれは冥界ができた時 その定礎として冥界に捧げられた者。冥界にはどれか一柱が赴任しなければならなかった」
ギル「その責任を押し付けられたのがエレシュキガルだ」
ギル「生まれたばかりのエレシュキガルは千年、万年 亡霊たちの管理をする神として冥界に押し込まれたということだ」
立香「それは悲しいな」
マシュ「外に出られないことが悲しいのではなく」
マシュ「新しい世界・新しい出会いがないことは、とても悲しいことだと思います」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ギルガメッシュの話だけを聞けば、まるっきりイシュタルが悪者だ。
姉が妹に面倒を押し付けられて不幸になったというパターンですから。
こういった姉妹関係で、よくイシュタルは冥界に侵攻したな。
この件に関しては、どうしてもエレシュキガルさんに感情移入してしまいます。
ギル「その代償としてエレシュキガルは冥界において無敵となった。英霊も神々もこの冥界では力を失う」
イシュタル「でもそれも相手が生者なら話は別よ。まず殺さなければ冥界の法律に縛れない。つまりマシュと藤丸なら対応できる」
ギル「神性・権能的には中級の相手よ。勝ち目は十分にある」
イシュタル「さーて、お喋りはそのくらいにしておきなさい。ここがエレシュキガルの宮殿よ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
エレシュキガルは神としては大した強さではないのか。
冥界での戦闘に特化している様ですね。
エレシュキガルの神殿へ
マシュ「これは」
ダ・ヴィンチ「ロマニ! 藤丸君たちの前方、巨大な空間がある!」
ロマニ「現状変化無し。磁場も安定と――ん?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
気温が急激に下がっていく。
マシュ「これはただの広野です」
ギル「それが冥界というものだ。ここには華美なものなど何一つとして存在しない」
ギル「そうであろう? 暗黒の空を眺めるガルラ霊たちの女王よ!」
ロマニ「気圧500hPa!?」
ダ・ヴィンチ「断熱冷却による気温低下。恐らく体感-6度」
ロマニ「生命活動の限界に近いじゃないか!」
ロマニ「藤丸君、急いでその場を離脱するんだ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ロマニさんの警告も、この冥界においては届きません。
太陽神殿の時には意図して無視したから、逆にこれは渡りに船な状況ではあるな。
でも、本当に危険な状況ですよ。
エレシュキガル「恐れよ、祈れ」
エレシュキガル「絶望するがいい。人間どもよ」
エレシュキガル「我こそ死の管理者、冥界の女主人、霊峰踏み抱く者」
エレシュキガル「エレシュキガルである」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
まとめ&感想
第12話要約
- OP2はOP1の2番で新曲ではなし
- いきなり戦力外になるケツ姐さん
- 冥界は地下にあった
- クイズ「どっちの女神ショー」
- ギルガメッシュは冥界でもギルガメッシュ
- ミニサイズになったイシュタル
- 割とあっさりと神殿に到着
- ロマニの命令はまたしても不発に
- 骸骨巨人な方が本当のエレちゃんなの?
- 新EDもグッドであった
エレシュキガルさんが登場して次回に続くです。
もの凄い見た目なのだが。
依り代がないとコレがデフォルトな外見なのでしょうか。
これでヒロイン的な立ち位置は無理だから、きっとフェイクだと思うぞ。
例の金髪美少女が正体でしょうね。
マシュ対エレシュキガル、楽しみだ。
戦闘にならずに鯖太郎さんが口説いてしまうかもしれません。
答えは次回のアニメFGOバビロニアで。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。