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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
リスナーの皆さま、ナビゲーターの淡雪が女神にチャームです。
第168回目の放送となる今回は『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の第10話のレビューをお届けいたします。第9話では、立香さんは脅威のモテ力によって見事にアンチを唸らせました。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
お馴染み、アシスタントの締里だ。立香の浮気性が少し不安だな。
第9話では寝ている最中に、まんまと浮気されてしまうマシュが不憫だった。牛若丸との逢瀬といい、立香はマシュのマスターかつ先輩として、もっと誠意をもって己を律した方がいいと思うぞ。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
なにを言うのですか、締里さん。Fateシリーズの主人公として女性を虜にしてしまうのは、文字通りフェイト(宿命)なのです。
そうは言ってもだな。
それに第9話で女神イシュタルさんを傘下に収めるという大活躍が評価されたのか、こんなコラボ商品を発見しましたよ!
ひょっとして、もう終了しているけれど、大好評だったこれか?
違います。ハズレです。
じゃあ、正解は?
答えは――特製・藤丸立香カレーです!
初耳なのだが。
これをご覧ください!!
某生鮮系食堂とのコラボ企画です。
止めてくれないか? こういったガセ情報(ネタ)を流すのは。本気にするリスナーがいたら困るだろ。コラ丸出しだから騙される者も皆無だとは思うが。
これを目にした時、立香さんもメジャーになったものだと、感動しましたね。
ダメだろ、鯖太郎として有名になっても。
まあ、このネタは置いておくとして、待望の第10話をレビューしましょう。
レビュー開始
ギル「よくぞ帰った。素晴らしき勇者たちよ」
ギル「そして恥知らずにも出戻ってきた、そこの女神」
ギル「我らが軍門に降った感想を述べるがよい」
イシュタル「誰がアンタの軍門に降ったかっていうの! 私はビジネスパートナーとしてそこのマスターと契約したのよ!」
イシュタル「見てなさい! こいつがすっごいマスターになるまで、死のうが爆散しようが、私が生き返らせるから!」
イシュタル「そしてアンタはこう言うのよ。”おぉイシュタルはまさしく勝利の女神であったか。よし俺 死のう!”ってね!」
ギル「死なぬわ! 戯け!」
イシュタル「なによ! あー来るんじゃなかった!」
シドゥリ「お二人ともどうかそこまでに。何にせよ都市神が実際に舞い降りるなど、この上ない名誉なこと。牧場主からの被害報告などは水に流しましょう」
立香「イシュタルも信心深いシドゥリさんには強く出られないんだね」
ギル「さて貴様の更生は後回しにして三女神の問題だ。イシュタルは陥落したが策の本命は別にある」
ギル「かつてティアマト神の喉を切り裂いたと云われる神具《マルドゥークの手斧》」
ギル「これこそが最大の秘策だ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ギルガメッシュさんとイシュタルさんの掛け合い、味があって良いですね。
神具《マルドゥークの手斧》か。
奥の手的なグガランナとは違った意味で、心強いアイテムです。
そのグガランナには逃げられているという事は、現時点では内緒だぞ。
立香「ティアマト神の喉元?」
マシュ「それならティアマトの権能を得ているゴルゴーンにも!」
ギル「あぁ。その手斧をもってゴルゴーン打倒の要とするのだ。斧はエリドゥに保管されている」
ロマニ「エリドゥ。シュメール神話において最初に天から王権が下りた都市だね」
ダ・ヴィンチ「なるほど。南の密林、ウルを越えたあの場所か」
ギル「でどうなのだ? イシュタル。密林の女神の正体、貴様なら知っていよう」
立香「まさかジャガー的な」
アナ「いえ違います。あのサーヴァントも神霊ですが、あくまで付属物」
アナ「次は剥ぎます」
立香「よかった」
マーリン「うん。正直あれが三女神の一柱だった場合 打つ手が全く考えつかない」
イシュタル「ま、教えてあげてもいっか」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ここで正式に二柱目の女神が明かされます。
ジャガ村はやはり違った。
ククルン呼びからして、想定通りだとは思いますよ。
イシュタル「ウルクの南方に陣取った女神は翼ある蛇。私と同じ金星の女神にして太陽の鳳」
イシュタル「南米の風 ケツァルコアトルよ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ケツァルコアトルで正解だったな。
というか、現在進行形でウルクの門前にいるのですが。
訪問、じゃないよな?
マーリン「マヤの征服王、トルテカの太陽神か!」
ロマニ「主神クラスじゃないか!」
ロマニ「それ下手したらゴルゴーンより格上だぞ!?」
ギル「ケツァルコアトル。人理が焼却された今、その南米とやらの未来も見えぬ。Dr.ロマン、追ってその女神の情報をまとめるがよい」
一同「「えっ!?」」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
カルデアバックアップ夫婦の詳細な解説が入る前に、事態が動き出してしまった。
カチコミでしたか。
魔獣の群れよりも驚異だ。
兵士「報告! ウルク南門より火急の報あり! 南門が破壊されました!」
兵士「敵影はただ1体! ケツァルコアトルと名乗る女が素手で城壁を粉砕し、ウルク内部に進行! ジグラットを目指して一直線に向かってきます!」
ケツァルコアトル「そーれっ。ウーノ、ドス、トレス」
兵士「来るぞ! 槍兵三重に構え!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
人間をお手玉にしていた。
フライングボディプレスを見舞おうとしていましたね。
カウンターのマシュキックでふっ飛ばしたが、果たしてダメージは。
期待しない方がいいでしょう。
マシュ「逃げてください! 早く!」
アナ「あとは私たちが受け持ちます」
ケツァルコアトル「ワォ! テクニカ! 40点あげましょう!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ノーダメージでしたね。
不意打ちに怒ってすらいない。余裕が迸っている。
ケツァルコアトル「次の相手はあなたたち? みんな活きがよさそうね!」
マシュ「怖いですマスター。あんな風に笑えるのに人を殺すことに何の躊躇もないなんて」
ケツァルコアトル「あら? あなたたちサーヴァント? じゃあ、もしかしてそちらの可愛い男の子が、他所から来たマスターさん?」
マーリン「その通り。彼が【カルデア】のマスター 藤丸君だ。今更だが確認をしていいかな? 君が三女神同盟の1人 ケツァルコアトルで間違いないね?」
ケツァルコアトル「ハァーイ! 遙か南米からちょっとウルクを滅ぼしに来たお姉さんデース!」
立香「どうしてこんなことをするんだ!?」
ケツァルコアトル「えっと、い、いやマスターさん。そんな風に見つめられるとお姉さんのツボ過ぎて反則デース」
ケツァルコアトル「藤丸君が私と婚姻するなら、私そっち側に付いてもイイネ!」
マシュ「婚姻!?」
マーリン「はははっ。今度の女神も予想以上の色物か。よーし話がこんがらがってきたぞ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ケツァルコアトルさんは男性――いえ、主人公を見る目がお有りのようで。
そうか? いきなり婚姻だぞ。
ここで立香さんがケツァルコアトルさんを嫁として娶れば、今回のミッションは早くもコンプリートとなります。
戦わずして配下に収める。最高の主人公です!
いや、立香にはその意思はなさそうだが。
そ、そんな馬鹿な。
ケツァルコアトル「でも残念。流石にそれは大人げないわよね」
ケツァルコアトル「なんでウルクを滅ぼすのか。それは私たちが人間を殺すために母さんに呼ばれたから。でもその方法自体は私の自由」
ケツァルコアトル「なので私は1人1人丁寧に殺して」
ケツァルコアトル「その結果 人類を絶滅させると決めたのデース」
ケツァルコアトル「安心してください。私そろそろ帰りマース」
ケツァルコアトル「試合は1日100人まで。それ以上になると相手のこと忘れちゃうから」
ケツァルコアトル「それでは皆さんアディオス!」
ケツァルコアトル「また明日 太陽が昇ったら100人ぶち倒しに来マース!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
あっさりと帰ってしまった。
彼女を呼んだ『母さん』というのが気になりました。
私はそれ以上に『1日に100人ポッキリ』では、人口増のペースの方が上回っているので、どう頑張っても人類絶滅なんて無理だと思ったぞ。
地球規模ではなく人類=ウルクの民、くらいの認識ではないでしょうか?
マシュ「行ってしまいましたね」
一同「「ん?」」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
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再びのジャガーマンさんです。
兵士を回収する為に、こんなところにまで出張とは。
良い笑顔ですね、非常に。
アナ「あのふざけたフード姿」
ジャガーマン「もう、ククルンったら豹使い荒いんだからぁ」
立香「ジャ、ジャガーマ――」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
以前の借りを返すべく、アナが問答無用で攻撃した。
ジャガーマン「よう諸君」
ジャガーマン「久しぶりー! でも今バタバタしてるから留守電だけ残しといて!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
しかし、ジャガーマンさんには通用しませんね、現状の実力差だと。
アナも同じ神霊だと思うが、まだ未覚醒という感じだしな。
マシュ「せ、先輩。と、とにかくこのあからさまな人攫いを止めないと!」
ジャガーマン「おっと。荷物は降ろさないし そうは問屋も卸さない。現実はいつも過酷だからにゃ」
ジャガーマン「私を殴ることに関しては一切手加減なしのククルン。あの冷酷なケツァルコアトルが、こんな重大任務に護衛を付けないとでも?」
ジャガーマン「付けてくれなかったんだなー! これが!」
立香「そ、そう」
ジャガーマン「なので私が厳選した森の仲間たちが私を守る! 来たれ 大いなるジャガーの戦士たちよ!」
豹マン「「「「オォー!」」」」
ジャガーマン「ヒュー! 見ろよこの逞しい豹マンたちを!」
ジャガーマン「ボーイズ&ガールズ! 今夜は寝かさなーいぜ!」
ジャガーマン「じゃ! あとは任せたにゃ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
サクッと撤退されてしまいました。
凄まじくあっさり風味で展開が流されたが、兵士たちを回収されてしまったので、イベント的な意味では普通に敗北だ。
前回の敗北イベントとは異なり、イシュタルさんがいるので逃したのは痛かったです。
マーリン「これはこれで大変なことになった。まさかケツァルコアトルが自ら乗り込んで来るとは」
ギル「まったくだ! あんなものが市内で暴れれば魔獣戦線の士気にも影響するわ!」
シドゥリ「職人たち兵士たちも南市場から離れてしまいました。王ご自慢の秘密工作もこれでは」
マシュ「秘密工作? ギルガメッシュ王、何か作っておられるのですか?」
ギル「いや」
立香&マシュ「「明らかに!」」
ギル「えぇいイシュタル! あれは貴様の同類であろう! 分かりやすく何とかせよ!」
イシュタル「同類じゃないわよ。ま、迷惑なのは確かよね。いちいち1人1人 人間と喧嘩していくとか」
マシュ「明日も来ると言っていました」
シドゥリ「犠牲になった兵士はちょうど100人です。遺体は運ばれてしまったため埋葬もままなりませんが」
マシュ「先輩はどう思いま――」
ギル「撃退しようにも歯が立たぬしな」
ギル「何か策はないか? Dr.ロマンとやら」
ロマニ「えぇ!? 普通こっちに振るかい!?」
ロマニ『そっちにはマーリンがいるんだろ!? 千里眼でも何でも使ってケツァルコアトルの様子を見てみればいいじゃないか!』
マーリン「そうしたいのは山々だが、女神の観察なんかしたら確実に相手にバレてしまう。覗き見をされた女神が何をするか、多くの神話が雄弁に語ってくれている」
イシュタル「えぇ。殺すでしょうね。全権能を使ってそいつのいる場所に宝具ぶっ放すわ」
マーリン「ほらね。女神を怒らせるのはまだ早い。それにちょっと他のことに魔力を使っていてね」
ダ・ヴィンチ「やっぱりね。おかしいんじゃないかってロマニと話してたんだ」
ロマニ「あぁ。どうりでマーリンにしては後手に回っていると思った。君もう自分にできる手は打った後だったのか」
マーリン『理解が早くて助かる。それでロマニ・アーキマン、君からの提案は?』
ロマニ「単刀直入に言えば 潜入しかないだろう」
立香「潜入」
マシュ「本拠地を叩くということですか?」
マシュ「でも どこに」
ロマニ「それも当たりがついてるんだ。恐らく本拠地は彼女を祀る神殿そのものにある」
ダ・ヴィンチ「土着の神でないはずなのに、彼女は圧倒的な力を我々に見せつけた。その理由はどこかに神殿を造っているからとしか考えられない」
ロマニ「実は先日 藤丸君がウルの調査に向かった時、南にひときわ強い魔力反応があったんだ」
立香『じゃあそこに神殿が』
ダ・ヴィンチ「更に言えば、それがギルガメッシュ王が言っていたエリドゥ市だと推察される」
ロマニ「そう。そして神殿を成立させるには象徴となるシンボルが必要なんだ」
ダ・ヴィンチ「だからシンボルを破壊して神殿を停止させ、ケツァルコアトルの神格を落とす」
ロマニ「その通り。その後ならケツァルコアトルが相手でも多少の勝機はある」
ギル「話は決まったようだな。藤丸よ 今回の任務を言い渡そう。女神退治その2を許す!」
ギル「密林を越えエリドゥに向かえ!」
ギル「彼の地にてケツァルコアトルを打倒し、ついでにエリドゥに保管された神具《マルドゥークの手斧》を回収してくるのだ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ギルガメッシュといいマーリンといい、今後の展開への伏線を張りまくりだったな。
ケツァルコアトルさん攻略の為の目的地と標的がハッキリしましたね。
立香「マシュ? どうかした?」
マシュ「先輩、今回の作戦うまくいくでしょうか?」
マシュ「ケツァルコアトルのあの笑顔が頭から離れないんです」
マシュ「人を殺していたのに。彼女がああいう性質である以上 話し合いもできないでしょうし」
立香「話し合い」
マーリン「いや、それで戦闘を回避する可能性はあるかもだ。彼女はこう言った”母さんに呼ばれたから人間を滅ぼす”と。ということは、人間と敵対しているのは彼女自身の考えじゃない」
マシュ「そうなんでしょうか? だとしたらその母さんというのは誰なんでしょう?」
マーリン「まぁ順当に行けば魔獣たちの母、ティアマトになるのだけど」
マーリン「さて」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
野営です。
また貴重な一晩が過ぎていく。
トータル10日ですからね。
イシュタル「こんばんは。また1人で見張り?」
イシュタル「はいこれ。差し入れ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
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今回も女神との会話イベントだ。
浮気タイムです。
そういう表現は控えような。
本当にマシュさんは油断しているのか、隙だらけですね。
イシュタル「今夜はね 少し忠告に来た――はっくしゅっ!」
立香「また?」
イシュタル「なによ。クシャミなんて誰でもするものでしょ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
クシャミで変化したが、今夜は衣装までエレシュキガルになってしまった。
うっかり度合いが増しています。
イシュタル「人が親切に教えてあげようっていうのに、随分な反応ね」
立香「あ、うん。ごめん」
イシュタル「まぁいいわ。ケツァルコアトルのこと。いい? アイツは善なる神。善性の頂点よ」
立香「善性の頂点。そうなんだ」
イシュタル「逆説的に善なる者では敵わないの。アイツに有効打を与えられるのは悪性の者。だから間違っても私に頼らないこと」
立香「さすが女神様だね」
イシュタル「えぇ当然よ。私はメソポタミアで最も賢く聡明な女神なのだから」
立香「でも何というか、割と世間知らずなところあるよね」
イシュタル「そ、それはまぁ」
イシュタル「基本的には神殿にいるから 私。外のことは知識でしか知らなかったのよ。生まれてからすぐ職務を与えられて、自由なんてなかったし」
イシュタル「こうしてまともに話してくれる友達なんて、本気であなたが初めてだし」
立香「初めての友達か」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
喪った友が脳裏を過ぎったか。
過去の女というか、浮気に成功した愛人1号って感じですね。
色々とブチ壊すなよ、貴様。
立香「ありがとう。嬉しいよ」
イシュタル「う、嬉しいって。そうなの?」
イシュタル「も、もしかして気が合うのかしらね 私たち」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
もう立香さんにメロメロです。これぞ主人公の中の主人公でしょう。
割と真面目に、この女たらし力しか今の立香には優位点がないもんな。
ガサガサ
イシュタル「2人きりのところ誰かに見られた!?」
イシュタル「なんだ小動物か」
イシュタル「ってまた災厄の獣か。あなたよくそんな物騒なの連れてるわね」
立香「フォウ君ってば物騒なの?」
イシュタル「あぁもう分かったわよ。戻ればいいんでしょ」
イシュタル「そろそろ寝るのだわ。しっかりね」
立香「うん」
イシュタル「えっと。ふ、藤丸」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
まるでメインヒロインの様ですね。
アナもヒロイン的に台頭してきたし、正直マシュのメインヒロインとしての印象は薄くなっている気が。
マシュ「すみません。やっぱりどうしても気になるのですが」
「昨日の話?」
イシュタル「なになに? 昨日の話って」
「女神たちの母親についてだったよね? 人類排斥をケツァルコアトルたちに命じたのは誰なのか」
マシュ「はい。イシュタルさんならそれを知っていますよね?」
マシュ「やはりティアマト。いえゴルゴーンなのでしょうか?」
イシュタル「知らないわよ。三女神同盟のことなんて」
マシュ「えっ?」
イシュタル「はい?」
マーリン「ん?」
ジャガーマン「にゃっはははは! 予想通りノコノコ現れたにゃ 獲物ども!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
イシュタルさんが三女神ではないと、改めて明示されました。
エレシュキガルという裏の存在を念頭に、アニメ初見組は第1話から見直してみるのも面白いかもな。
マーリン「まぁともかく、ケツァルコアトルとて南米の主神だ」
マーリン「いかにゴルゴーンが聖杯で強化されているとはいえ、理由もなしで従うとも思えない」
マーリン「彼女にも事情があるのかも知れない」
マーリン「いずれにせよ会話を試みるのはいいことだ」
マーリン「そう会話」
マーリン「会話こそ人間の真心であり優しさだからね 藤丸君」
立香「はい」
ジャガーマン「もう全然説得力がねぇ!」
ジャガーマン「今 目の前で会話すらしてもらえない神が1匹、涙で瞳を曇らせていると思えないのかにゃ!?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ギャグはキレッキレだ。
GIFにしてもいいくらいですよね、ここのシーン。
アナ「木彫りの虎ぐらいにしか見えませんでした」
ジャガーマン「よーし殺す!」
ジャガーマン「ここで1000年にわたる光と闇の戦いに決着をつけてやる!」
ジャガーマン「なんだぁ? その程度かぁ?」
ジャガーマン「にゃはははは 痛くなーい。めちゃくちゃ痛くなーい」
イシュタル「うわ やっば。まともにヒットしたわあれ。頼まれたから撃っちゃったけどよかったの?」
アナ「大丈夫です」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
イシュタルが味方なので、ジャガーマンも驚異ではなくなっている。
対ケツァルコアトル戦でイシュタルさんが有用でないのが惜しいです。
ジャガーマン「そこ! 殺したらサーヴァントといえ死んじゃうでしょ! 同じはぐれサーヴァントとして私の気持ちが分からないはずはにゃい!」
マシュ「はぐれサーヴァント!?」
立香「てっきりケツァルコアトルの手下かと」
ジャガーマン「ククルンとはただの腐れ縁です。マスターがいないから、とりあえずククルンのおこぼれに預かっているだけなのにゃ」
マーリン「なるほど。ただのたかりだったのか」
マーリン「藤丸君」
マーリン「味方は多ければ多いほどいい。あとは分かるね?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
こ、このパターンは。
さあ、藤丸立香さんこと鯖太郎さんの真の実力を発揮する時!
逆だ逆。名前が反対だぞ。
つ、ついうっかり。
お前もエレシュキガルを笑えないな。
立香「自信はないですけど」
ジャガーマン「話は聞かせてもらったわ! だって耳が4つあるから! どんな声もばっちりキャット! だが そんな素敵な可能性はないと断言しよう!」
立香「ジャガー、あなたの魔猪の如き艶やかな毛並み、ゲイザーめいたつぶらな瞳」
立香「あまりにも美しい」
マシュ「それって褒めてるんでしょうか?」
ジャガーマン「んんっ」
ジャガーマン「にゃおーん!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
これでジャガーマンさんを鯖としてゲットです。
なんかチョロい女ばっかりだ。
立香さんだからこそですよ、最高の主人公にしてマスターであるFGOの頂点、立香さんだからこそ!
ジャガーマン「はい味方になった」
アナ「藤丸 最大の悪手です。マーリンが余計なことを言わなければ」
ジャガーマン「うっす ジャガーマンっす! 今日から藤丸さんのお世話になるっす! みんなよろしくね!」
マシュ「よろしくお願いします ジャガーマンさん。マスターの正式サーヴァント マシュ・キリエライトです」
ジャガーマン「お、おう。そこはかとなく怖い子だというのは分かったわ。よろしくねマシュちゃん」
イシュタル「またうるさいのを仲間にしちゃって」
マーリン「この密林はジャガーマンの庭だから、ウルからエリドゥまでの案内は彼女にお願いしよう」
ジャガーマン「それなら任せて! 超特急で案内するわ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
威圧的な笑顔でしたね、マシュさん。
そりゃそうだろうな、彼女的には。
正妻ぶっていますが牛若丸さんとの浮気を知ったら、どんな笑顔になるのでしょうか。
止めないか? 浮気浮気と連呼するのは。立香に悪気はないんだし。
ジャガーマン「ここを抜けたらエリドゥや~♪」
立香「助かったよ」
兵士「あ、アンタたちはカルデア大使館の!」
マシュ「連れ去られたウルクの皆さん!? 生きてらっしゃったのですか!?」
兵士「あぁ。アレで死ななかったのは我々も驚きなんだが」
ジャガーマン「そうそう。一見殺してるように見えたでしょう? 実際 殺してるんだけど 即死級の一撃を与えた瞬間、即死級のリヴァイブをかけてるのよ あの子」
立香「ということは死傷者ゼロ」
マシュ「で、でもそんな回りくどいことを」
ジャガーマン「ん~~。ククルンのポリシー? 命を捨てる覚悟で挑んでくるなら応える。けどその覚悟ができない人間は助けるって」
マシュ「でも皆さんはここに閉じ込められているようですが」
兵士「そうなんだよ。そこの女神見習いがウルクに帰るのを邪魔するんだ」
ジャガーマン「だって大切な生贄だからね。来たるべき時のためにククルンの兵士になってもらわないと」
兵士「俺たちはウルクの兵士だ! 1日だって町から離れられるか!」
ジャガーマン「まぁまぁそう言わないで。ウルも楽しいわよ? 住人たちは気合い足りないけど そこはそれ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
犠牲者はゼロというオチでした。
メタ的に見ると、殺しまくりだと味方になった後に気まずいからな。
そもそも善性の頂点ですしね。
ジャガーマン「頑張れ人間もいれば頑張れない人間もいる。戦える者があり戦えない者がいる。その許容範囲の広さは人間社会だけの特徴だ。そうククルンは語っていました」
ロマニ「ククルン」
ダ・ヴィンチ「トルテカでは神官王ケツァルコアトル。マヤでは征服王ククルカン」
ロマニ「神でありながら時に人の王として登場する。それら全ての記憶、経歴をあの女神は継承しているのかもしれない」
イシュタル「はぁ、神のくせに忙しいのね。他の土地の神性ってみんな働き者なのかしら?」
マーリン「人間の何たるかを理解した上で滅ぼそうとしてくる女神ということだ。これはこれで厄介だが」
マーリン「どうかな? 藤丸君。話し合いの見込みは」
立香「えっと、結局ケツァルコアトルは誰も殺していないし、彼女の本質は善性だというし、その言動を踏まえてみても」
マーリン「君にしては言葉が多いな。結局どう思ったんだい?」
立香「できると思います」
ジャガーマン「私は無理だと思うわよ。本性を出したあの子はゴルゴーンより恐ろしい。あの子はね 戦うのが楽しい系のモンスター。言葉じゃ絶対に倒れない」
立香「分かってる。言葉でやりとりするつもりじゃないよ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
迷いを吹っ切った立香さんは実に爽やかですね。頼もしいです。
言葉ではないのならば、一体なにでやりとりするのだろうか?
大丈夫です締里さん。信じましょう、立香さんの主人公としての活躍を!
マーリン「どうする? ケツァルコアトルがウルクに向かうのを待つという手もあるが」
立香「ウルクにこれ以上の犠牲は出せない。行こう」
立香「ケツァルコアトルと」
立香「魂の真っ向勝負だ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
魂のやりとり。真っ向勝負。ゾクゾクしちゃいました。
うむ。決まっていたな。
これ以上の犠牲者――というフレーズに誤解が生じない様に説明を。(ケツァルコアトルによる)これ以上の犠牲者ではなく、(ケツァルコアトルを仲間にできなければ勝てないゴルゴーンによる)これ以上の犠牲者、という意味ですよ、きっと。
語尾にさりげなく小声で「きっと」を付けるなよ。
かつて《ピンクの教祖様》と崇拝されたラクス・クライン嬢も、己の推論を披露した最後に「おそらく」と付け加えていたのを真似しました。
あれ、視聴者から「おそらく」かよ、と盛大にツッコミを入れられていたよな。
とにかく第11話での立香さんの超ウルトラ大活躍は保証しましょう!
その自信の根拠は?
すでにTV放映済みの第11話の視聴者の皆さまの反応ですよ。
このブログは時間差を置いてアップされる『dアニメストア』が基準となっているぞ。それから『Amazonプライム』にも加入した。
では視聴者の立香さんへの称賛をご覧あれ。
しかし、アレだな。なろう産である『イキリ骨太郎』は一般に浸透しなかったのに、なろう産ではない『鯖太郎』はすっかり立香の別名として定着したよな。
ええ。立香さんと呼ぶのが申し訳なく感じる程に、皆さん、鯖太郎と自然に言っております。私も気を抜くと、つい鯖太郎さんと。
この熱い視聴者の反応の数々。私も早く第11話での立香の活躍を目にしたい。
最後に、コラボ企画の宣伝を。
© JRA © TYPE-MOON /FGO7 ANIME PROJECT
JRAとのコラボです。
JRAコラボ“絶対競馬戦線アリマニア”だ。
2019年12月22日開催の第64回有馬記念に先駆けてのコラボ企画で、5日からサイトが公開されております。絶大的人気を誇るFateシリーズとJRAのコラボレーションは昨年に続き2度目ですね。
イベントは15日で終了しているが、有馬記念はこれからだぞ。
皆さま、サイトを訪問してスペシャルムービーを堪能しましょう。
全ムービーを制覇したら、オリジナル壁紙を入手できるからな。
さあ皆さまも、有馬記念へレイシフト(霊子転移)!
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
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