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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
リスナーの皆さま、ナビゲーターの淡雪が作戦を練りましょう。
第162回目の放送となる今回は『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の第7話のレビューといきます。第6話では、立香さんはイシュタルさんにまでフラグを立てた感じですね。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
お馴染み、アシスタントの締里だ。私も作戦立案は得意だぞ。
第6話にて久々ともいえる勝利イベントがきたな。しかも鯖太郎——いや、立香もマスターとしてマスター的な立場で大活躍だった。今回の作戦でも立香の主人公らしい活躍を期待したい。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
それから栄誉な事に、2019年度『ネット流行語大賞100』にて、FGOからの流行語が大賞を受賞しました!
※)アニメ流行語大賞2019は銅賞
まあ、「イキリ鯖太郎」なんだが。
見事に「シャミ子が悪いんだよ」を抑えての栄冠となった。
※)アニメ流行語大賞2019では負けた
シャミ子が銀賞、ゴマすり~が金賞
別にイキってなどいないので、ちょっと物申したくはあります。
某イキリト、某イキリ骨太郎とは違い立香はイキってないからな。
己の分を弁えて、常にマシュさんとアナさんの背中に隠れてますからね。
ゲームだと主人公としてプレーヤーが多彩に操作している場面でも、アニメで表現すると後ろで突っ立っていて叫んでいるだけという少々辛い絵面なのが。
しかし、この第7話のアニメ版立香さんは一味違うので期待して下さい。
うむ。スタートしよう。
レビュー開始
<過去と未来を見通す千里眼を持ちながら、何もしなかった王がいた>
<この世 全ての悲劇、悲しみを把握していながら、何もしない王がいた>
<知らないのであればよい。だが知った上で笑い続ける王がいた。この男、許してはならない>
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
魔術王さんのシーンからですね。
アニメが初見組には助かる演出だ。
<後に続く者のために奇跡を残し神殿を築き上げよ。光帯を重ね上げよ>
魔術王「終局の特異点への道を探せ。そこに魔術王の玉座がある」
魔術王「その空の名はソロモン。終わりの極点、時の渦巻く祭壇、始原に至る希望なり」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
立香さんの観ていた夢でした。
最悪の夢見だったな。
マシュ「マスター、大丈夫ですか?」
立香「マシュ、俺は」
マーリン「眠っていたのさ。君が持ち帰った粘土板を読んでからね」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
天命の粘土板がもたらした内容だ。
立香「アイツを視た」
マシュ「アイツ?」
立香「魔術王ソロモン」
マーリン「そういえばまだ聞いていなかったね。君はソロモンと出会い生還した、その顛末を」
立香「ロンドンで第4の聖杯を回収しようとした時、アイツは闇の中から現れた」
マシュ「魔術王ソロモン! あなたにはあらゆる生命への感謝がない! 人間の、星の命を弄んで楽しんでいる!」
魔術王「娘、人の分際で生を語るな」
魔術王「死を前提にする時点でその視点に価値はない。いずれ終わる命、もう終わった命として何故まだ生き続けようと縋る?」
マシュ「いずれ、終わる命」
魔術王「グランドキャスターたる我より託宣をくれてやろう。灰すら残らぬまで燃え尽きよ。それが貴様らの未来である」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ゲーム本編での因縁が思い出されますね。あの時は衝撃でした。
第4章だから未プレイ者は今からでもFGOをインストールだ。
グランドキャスターの説明がマーリンさんの口から。
マーリン「ふむ、グランドキャスターか」
立香「マーリンと同じ」
マーリン「通常のサーヴァントは英霊同士が戦う聖杯戦争の道具。だが根源に選ばれた真なる七騎、グランドの称号を持つ者たちは違う」
マーリン「とっても強いってことさ」
マシュ「私達では勝負にならない」
マーリン「今のままではね」
マーリン「だからこそ私達には最後の聖杯が必要なんだ。そうだろう?」
立香「うん。ここで立ち止まるわけにはいかない」
マーリン「その意気だ。じゃあさっそく出撃するとしようか」
マーリン「北壁の魔獣たちが大規模な攻勢に出ようとしている」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
残りのグランドの存在が気になるところだな。
北壁の戦況も変わってきた模様です。
マシュ「こんなに沢山の人が働いているなんて」
マーリン「魔獣たちを半年も押し返しているんだ。これくらいの備えは当然あるものさ」
立香「あの向こうが、北の荒野」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
北壁の内部には、これ程の者達がそれぞれの仕事を担当していた。
単に魔獣と戦っているという訳ではありません。
立香「突破された!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
防衛戦壁の内部に魔獣が!
マシュ「レオニダス王!」
レオニダス「油断をなさらずに。第2波が来ますぞ」
レオニダス「ファランクス!」
レオニダス「防衛戦において、我らスパルタに敗れる道理なし!」
兵士「おぉおおおおおおぉお!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
素晴らしい手際だった。
気のせいか「我らスパルタ」とか、バビロニアなのに勝手にスパルタ国の一部として認定されています。
割と図々しい。
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立香「あれが古代スパルタの英雄」
兵士「第3波来ます! 数多数!」
レオニダス「ディンギル!」
レオニダス「撃ぇ~~!」
レオニダス「体勢を立て直せ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
凄まじいMAP兵器が。
これだけで十分な気がするぞ。
レオニダス「この程度の攻勢ならば日常茶飯事です」
立香「あの武器は?」
レオニダス「あれはギルガメッシュ王の財宝を射出し、その魔力で敵を吹き飛ばす大型砲です」
立香「財宝?」
レオニダス「王は私に仰いました」
ギル「蕩尽こそ文明の本質だ。それにこの戦いは人が集めた力で神に勝利してこそ意味がある」
マーリン「ディンギルとは、人が認めて神と成すという意味なんだ。彼らしいね」
立香「人の力で神様に立ち向かうための」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
必要な手は貸すが、基本的には他力に縋るなという事だろう。
さすがは賢王様ですね。
レオニダス「いかにも! そして常に鍛え抜いた者こそが勝利するのです! ふむ、まだ鍛え方が足りませぬな。最後に信じられるのは筋肉ですぞ」
レオニダス「何も空を飛べなどと言っているのではありません」
レオニダス「レンガを手に取りここに並べる。それは誰にでもできて最も重要なことなのです」
立香&マシュ「は、はい!」
レオニダス「よろしい! ではマシュ殿共々、石積みトレーニング開始!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
唐突に筋トレを課せられた。
レンガ積みという我流ではなく、ちゃんとメニューを考案して欲しいです。
『ダンベル何キロ持てる?』を視聴後だと、そう感じてしまうな。
レオニダス「プハァ! いやー、筋トレ後のミルクとチーズは最高ですな!」
レオニダス「これこそ戦神アーレスの賜!」
レオニダス「藤丸殿もいかがですか?」
立香「後でいただきます」
マーリン「ところで戦況は?」
牛若丸「私から説明しましょう」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
立香さんとマシュさん、疲労困憊でグッタリしております。
これって明日までに回復するのだろうか?
牛若丸「この北壁より更に北に、ニップルという城塞都市があります。そこにはまだ残された人々がいます」
牛若丸「魔獣の群れの中を強行突破とはいきませんので、女子どもを優先し、夜陰に乗じて少しずつ救出して参りました」
牛若丸「ですが魔獣たちが組織立った行動を開始したのです」
牛若丸「そしてニップルとの連絡が途絶えました」
マーリン「なるほど。それで私たちを派遣するということか」
レオニダス「住民が無事なら救い出さねばなりません。そのためには大規模な攻勢が必要です」
立香「やろう。助けられる可能性が残っているなら」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
立香さんは決意しました。
王命は関係ない。
彼の中の正義の話です。
マーリン「いてて、った痛い」
マーリン「理由もなく人の頬を叩くものじゃないぞ、キャスパリーグ」
マーリン「どうしたんだい? アナ」
アナ「別に。夜風を浴びているだけです」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
黄昏れているアナさんを発見です。
こういったシーンからも、フォウことキャスパリーグの「本当の」主はマーリンなんだと分かる。
ですね。再会時には怒って飛びかかるくらいでしたし。
マーリン「そういう顔には見えないよ?」
アナ「今からでも、彼らに事情を説明した方がいいのかと、思ったのです」
マーリン「おや、いいのかい? いくら藤丸君でも引くんじゃないかな?」
アナ「それでも、私は」
マーリン「よくないよ。大変よくない。感情というやつは基本使い捨てだからね」
マーリン「大切にしないと勿体ない」
マーリン「君が人間から距離を取るのは、彼らが嫌いだからではなく、彼らが怖いからだ。自分の本性を知られることを恐れている。嫌われてしまうのではと恐れている。それは得難い感情だ」
マーリン「君という神性が持つ良心と言っていい。その良心のあるなしが、君と彼女の最大の違いだ。良心を自分から捨ててしまうなんて、とんでもない」
アナ「黙って隠していろというのですか?」
マーリン「あぁ。それが一番賢い。非人間なる者が非人間性を隠して何が悪い」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
2人の正体が暗示されます。
打算だからこそ偽善ではないと、マーリンの真意がハッキリした。
マーリン「かくいう私もその1人さ。感情というものがないから人の夢に寄生し、彼らから心の機微というものを収穫している」
マーリン「私がこうして優しいお兄さんでいられるのも、今まで手に入れた感情を燃料として消費しているからだ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この様にして寝ている者からこっそりと感情を補充している夢魔――それがマーリンさんです。
アナ「マーリンは人でなしです」
マーリン「そうとも。私たちは文字通り人でなしだ。でも、人でなしだから人間の敵に回らなくてはいけない、なんて決まりはないだろう?」
アナ「それはそうです」
マーリン「”楽しいから味方する”でいいと思うよ。人に愛されるか、人を愛せるかはまた別の問題だ」
アナ「マーリンは人間を愛しているのですか?」
マーリン「まさか。私は君も知っている通り外道だよ」
マーリン「でもそれを隠していたって、藤丸君が気にすると思うかい?」
アナ「それは――」
マーリン「彼はあるがままを受け入れる。いま共にいる私や君をね。だから正体を語る必要なんてない」
アナ「屈辱です。マーリンに教えられるなんて、最大の汚点です。最終的には殺します」
マーリン「魔獣の女神にとって君の存在は、予想だにしなかった急所になる。全てを投げ出す時は一度だけだ」
アナ「はい」
マーリン「などと思わせぶりなことを言いつつ私は、そんな結末は勘弁だけどね。だってつまらない」
マーリン「涙の別れなんて私の主義じゃない。一方的に騙し貶め、こっちは無傷で勝利する。人間らしくいこうじゃないか」
アナ「はぁ、呆れます。マーリンは都合のいいことばかり」
アナ「でも、そうなるよう努力することは嫌いではありません」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
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魔獣の女神にとってアナは急所、か。
神性という単語も出ていました。
夜が明けて出陣の朝だ。
レオニダス「深呼吸なさい。藤丸殿」
レオニダス「恐怖は薄れませんが筋肉は楽になります」
立香「レオニダスさんでも怖いんですか?」
レオニダス「怖いですとも。怖いから日々鍛えているのです」
立香「いつも、戦いの度に思うんです。もっと強ければって」
レオニダス「マスターとして時代を巡ることに魔術の才能はそう重要ではありますまい。我らの敵は神々、そして人類史そのものを消し去ろうとする魔術王」
レオニダス「どのような天才、どのような才人であれ、この天変地異の前には等しく無力なのです。であれば、恐怖を克服し困難から目を背けぬ資質、それがあれば魔術の才など取るに足らぬこと」
立香「はい。背けません。何があっても」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
レオニダスからの金言だった。
彼の出番はここまでです。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この数だと徒歩で進軍するしかない。
時代的に仕方ありませんね。
牛若丸「それでは藤丸殿。ご武運を」
立香「背中は任せたよ、牛若」
牛若丸「お任せあれ!」
牛若丸「我こそは源義朝が末の子 牛若丸!」
牛若丸「有象無象の化生ども!」
牛若丸「我が首に挑む勇気はあるかァ!?」
牛若丸「ぬるい。平家の駄馬にも劣るわ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
いい顔です、牛若丸さん。
普通に戦闘狂のサイコパスだからな、このキャラは。
マシュ「始まりましたね」
立香「ああ、こっちも急ごう」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この戦闘を陽動に、立香さん達はこっそりとニップルへ。
弁慶が地味なのが地味に気になる。
牛若丸「順調順調」
牛若丸「これは戦いが終わったら頭を撫でてもらえると見ました」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
牛若丸さんは立香さんに近づく気、満々といった感じです。
マシュもうかうかしてられないな。
兵士「予想よりも数が多い!」
弁慶「しかし解せませぬな」
弁慶「ヤツら我らの陽動にあまりにも容易に乗りすぎたのではありますまいか?」
牛若丸「違う。釣り出されたのは我ら。ヤツらの狙いは藤丸殿だ」
牛若丸「私はニップルへ向かう」
弁慶「し、しかしギルガメッシュ王には入城まかりならぬと」
牛若丸「藤丸殿は私を友と呼んでくれた方だ。友を裏切って、どうして武士と言えようか」
牛若丸「弁慶、ここは任せたぞ」
弁慶「牛若丸様!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
陽動に騙されていたのは、こちら側だったというオチだ。
命令を無視してでも、牛若丸さんは馳せ参じる事に迷いはありませんでした。
立香「子供まで」
マシュ「間に合わなかった」
マーリン「どうかな?」
マーリン「藤丸君らしくもないな。その血痕はどこに続いていると思う?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
このパターンは。
血だらけの人々を引きずった跡を追った先には――
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エルキドゥ「ようこそニップルへ」
立香「お前は」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
エルキドゥが待ち構えていた。
まんまと誘い出された格好です。
マーリン「また会ったね。自称エルキドゥ君」
立香「町の人たちをどこへ連れ去ったんだ!」
エルキドゥ「人間という栄養は貴重だからね。ありがたく利用させてもらうよ」
立香「魔獣たちの目的は北壁の破壊じゃなかった?」
エルキドゥ「彼らにとって北壁は資源が集まる場所としての認識なのさ」
兵士「やっぱりおかしいと思ってたんだ!」
エルキドゥ「そう。僕らはまだ一度も侵攻なんて仕掛けていない。それはこの後 第2世代の魔獣が生まれてからの話だからね。君たちは彼らを作り出すための素材に過ぎない」
立香「人を一体何だと思ってるんだ!」
エルキドゥ「より優れた生命体を生み出すための苗床だよ。意義のあることだろう?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
侵攻ではなく、素材や餌を調達に来ていただけだったとは。
つまりは意図して陥落させていなかったんですね。
エルキドゥ「ギルガメッシュの前座くらいは務まるだろう?」
エルキドゥ「コイツと遊んでいくといい!」
マーリン「あれは魔獣ウガル。ティアマトの子供たちの中でも最大の太陽の獅子だ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
小さいヤツはウガルではなかったか。
デザインが同じだから勘違いしていましたね。
再びティアマトという神の名が出てきたな。
アナ「斬りがいのありそうな相手ですね」
アナ「強い」
エルキドゥ「不死殺しの刃か。その辺の魔獣なら一撃だったろうね。残念」
立香「マーリン、援護を頼む」
マーリン「こういうの柄じゃないんだけどねぇ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ここでマスターとして、立香さんが命令を下しました。
そうだな。
適切な状況判断に冷静な命令。まさしく100の働きといえるでしょう。
う、う~~ん。さすがに持ち上げ過ぎでは?
マーリン「真面目にやるさ キャスパリーグ。さすがに私もおふざけはなしだ」
マーリン「彼らに上質な夢を食べさせてもらってる、お礼をするとしよう」
エルキドゥ「夢魔か」
マーリン「同じ人でなしだけど、私は人間がいなければ生きていけないんでね」
マーリン「立場の違いさ。偽エルキドゥ」
マーリン「こういうところでどうかな?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
鎌にバフが入りました。
アナ「これなら」
アナ「やりました。狙い通りです」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
なんと一撃、いや一斬。
見事だった。
アナさんを使役し、マーリンさんに命令を下した立香さんの戦果にして手柄。強敵ウガルをあっさりと倒す恐るべき主人公、それが鯖太郎さんです!
うっかり鯖太郎呼びになってるぞ。
エルキドゥ「そうだねぇ。狙い通りだ」
立香「アナ!」
エルキドゥ「不死殺しの鎌にその瞳。君はどうやら少々面倒な存在らしいね」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この時点でゲーム(アプリ)本編を未プレイでも、Fateシリーズを知っていればバレバレですからね、アナさんの正体は。
神性捕縛されているから絶体絶命に近いピンチなんだよな、今は。
エルキドゥ「君にはここで退場してもらわないと」
立香「アナぁぁあああああ!」
エルキドゥ「うるさいよ」
マーリン「キャスパリーグ、何とかしなさい」
マーリン「どうせ魔力を溜め込んでいるんだろう?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ここでキャスパリーグの真の力が!
マーリンさんだからこそ命令できるって雰囲気が良いですね。
マーリン「ここでパーッと使ってしまえ」
アナ「フォウ、あなたは」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
令呪でも不可能とされる神性呪縛をキャンセルした上に、ワープして逃げました。普通に奇跡レベルです。
型月世界における魔法の領域だ。
エルキドゥ「天の鎖から逃れたというのか!?」
エルキドゥ「そんな。堪え性がないのか!? 彼女は!」
牛若丸「あれは、まさか」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ここで中盤のボスがお目見えといったところでしょうか。
三女神の内の二柱目だし、ラスボスは魔術王だろうしな。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
巨大にも程があります。
光の巨人サイズじゃないか。
マーリン「アーキマン、あれの分析を急げ。信じられないがあれもサーヴァントだ」
ロマニ「やっているとも!」
ロマニ「霊基は神霊クラス。分類はアヴェンジャーだ」
ダ・ヴィンチ「アヴェンジャー。怨嗟ゆえに復讐を為す、ありえざる第8のクラスか」
ティアマト「騒がしいな、人間ども」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
またまた新しい特殊クラス――アヴェンジャーの登場です。
見た目といい声といい、正体はモロバレって感じだ。
隠す意図はありませんね、スタッフに。
そしてEDに突入だ。曲はない。
ティアマト「人類の怨敵 三女神同盟の首魁。百獣母神ティアマトが姿を見せてやったのだ。平伏し祈りを捧げるべきであろう?」
マシュ「あれが、ティアマト」
エルキドゥ「母上、今日もお目覚めになられたようで何よりです」
ティアマト「エルキドゥか」
エルキドゥ「ですが予定が些か違います。再生の日までそのお体は大事に扱うもの」
ティアマト「ふ。そう言うな。あれが人類最後のマスターとやらか?」
エルキドゥ「ええ」
ティアマト「小さい」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
百獣母神ティアマトと名乗りあげた。
EDテロップがアヴェンジャー表記ですから自称ティアマトです。
もしくはティアマト(仮)か。
ティアマト「何とも弱々しい命よな。これが人類史の残滓か?」
立香「身体が」
マシュ「先輩」
マーリン「邪眼の類か」
ティアマト「今 私はとても空腹だ。恐怖の内に我が贄となるがよい。美味ではなかろうが珍味ではあろうからな」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
魔眼で動けなくなってしまいました。
石化しなかっただけ幸運だった。
立香「マシュ、深呼吸だ」
立香「恐怖は薄れないけど筋肉は楽になる」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
なんと! ここでレオニダスさん直伝の呼吸法――深呼吸が炸裂です!
そんな大げさに言うなって。
マシュ「動く」
立香「よし」
ティアマト「ほぅ。いいだろう。我が子よ、下がっていろ」
エルキドゥ「しかし母上」
ティアマト「ヘビイチゴを摘むように人間どもの希望を潰す」
ティアマト「そのような終わりも、甘く楽しいものだろう?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
魔獣ウガルを倒し、魔眼も打ち破った頼もしい主人公、立香さん。
過程を省き結果のみを抽出するならば、確かに間違いではない。
誰ですか!? 彼を鯖太郎だなんて馬鹿にする愚か者は!
興奮するなよ、頼むから。
この第7話の活躍だけでも、たとえ間接的にせよ魔獣ウガルを倒し、神性捕縛をキャンセルし、魔眼すら打ち破った立派な主人公じゃないですか、鯖太郎さんは!
また鯖太郎呼びになってるぞ。
ピンチは続きます。第8話「魔獣母神」での立香さんの活躍をお楽しみに!
無駄にハードルを上げるなよ。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。