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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
リスナーの皆さま、ナビゲーターの淡雪が思い出話を咲かせます。
第158回目の放送となる今回は『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』の第5話をレビューいたしましょう。初となった王命をクリアした立香さん達。しかしウルの町の人々は救えなかったという苦いオチでしたね。
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
お馴染み、アシスタントの締里だ。トラなのにジャガーとはな。
敗北イベントだった前回のラスト、ギルガメッシュが立香たちの宿舎に単身で訪ねてきた。どうやらお忍びの様子だが、どういった訳か非常に気になるところだ。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
シドゥリさんとの極秘デートの最中、立ち寄ったのかも。
それは無いだろ。
そんなバッサリと。
SN本編ではアルトリアに求愛していたからな。シドゥリに恋愛感情を抱いていた筈がない。加えて言えば史実『ギルガメシュ叙事詩』においてシドゥリは酒屋の女主人だ。
本当に締里さんは乙女らしくない思考回路です。ロマンを分かっていません。
乙女はともかくロマンを名乗るドクターが登場するアニメFGOに話を進めるからな。
レビュー開始
立香「ギ、ギルガメッシュ王!?」
ギル「声が大きいわ。シドゥリめが駆け込んできたらどうする?」
立香「す、すみません」
マシュ「あの、今朝はその、どのようなご用件なのでしょうか? 王様自らここまでいらっしゃるなんて」
立香「まさか何かあったんですか!?」
ギル「なに、たまには趣向を変えようと思ってな」
立香「と、いいますと?」
ギル「今回は俺自らが仕事を言い渡す。喜べ藤丸立香」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
王命の第2弾でした。
呼びつければよかったのに、わざわざ王自らが足を運ぶとは。
気に入られています、立香さん。
立香「ギルガメッシュ王 直々の依頼が、”ペルシャ湾の水質調査”か」
マシュ「ペルシャ湾にある観測所に行って、そこで採取した海水を持ち帰る。荷物運びのお仕事です」
立香「この街道は三女神の襲撃も受けてないっていうし、天気も良いし、なんだか穏やかだな」
マシュ「マーリンさんとアナさんはお留守番なんて、もったいないですね」
立香「あ、通行証が2人分なんだっけ?」
マシュ「はい。ですから久しぶりに先輩と2人の道行き」
立香「うん。そのはずなんだけど」
マシュ「はい。そのはずでしたが」
ギル「おぉ、ザグロス山脈に良い雲がかかっておるわ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ギルガメッシュも帯同していた。
なるほど。この為に政務を抜け出したんですね。
どうやら運命(スタッフ)は、2人のラブコメ展開を徹底的に妨害する方針の様だ。
それから今回はマーリンさんとアナさんの出番はなさそうです。
ギル「ここで一句。”白峰の 雲海遙か 杉の山”。ふむ、特に上手くはなかったか」
マシュ「何故か、ギルガメッシュ王も一緒です」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
邪魔だな、という空気が2人から滲み出ている。
回想シーンに移りますよ。
ギル「このウルクでの移動手段はロバだ。ロバに荷車を引かせ、そこに水瓶を乗せるのだ」
ギル「特別に俺が手配しておいたものだ。なんという手際の良さ。そして配慮か。俺にここまでさせるとは、ほとほと困ったヤツらよ」
マシュ「ありがとうございます」
ギル「さぁ急ぐぞ。俺が同行するのだ。遅れは許されん」
立香&マシュ「「同行!?」」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
このウルクでの王の慕われぶりが明らかになる。特に、子供たち相手のやり取りは、賢王と呼ばれるに相応しい。
で、時系列は元に戻ります。
立香「あの、そろそろ同行しているわけを聞かせてもらいたいのですが」
ギル「ま、俺とて海を見たくなる時もある、ということだ」
立香「海を?」
マシュ「つまりは休暇を取られるということでしょうか?」
ギル「戯け。遊ぶ時間が無い故、こうして忍び旅をしているのではないか」
立香「め、滅茶苦茶ですね」
マシュ「では、シドゥリさんは今頃」
ギル「ふん、シドゥリの目を欺くことなど造作もない」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
その頃、当のシドゥリは——
シドゥリ「はぁ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
シドゥリさんが不憫でなりません。
普通にサボりだよな、これ。
ギル「とにかくだ。俺は職務に疲れたわけでも、刺激が欲しいわけでもないのだ。さぁ、いつも通り、おかしな話でもして俺を楽しませよ」
立香「やっぱり刺激が欲しいのでは?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
王様は退屈の解消をご所望です。
これは悩む。さあ、2人は果たして何を披露すれば良いのか。
ロマニ「王様も随分とまぁ無茶振りを」
ダ・ヴィンチ「ロマニばっかりズルい! ダ・ヴィンチちゃんも聞きたいぃー!」
ロマニ「なんだい、そのテンション」
ダ・ヴィンチ「だって、おもしろ話を聞いた王様が、腹筋大崩壊するかもしれないんだろ?」
ダ・ヴィンチ「これは是非、モニタリングしないと」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
普通に悪趣味ですね、カルデアバックアップ夫婦のお二方。
冷静に考えると、どんなに立香とマシュが2人きりで良い雰囲気になっても、この2人に観測されているんだよな。
マシュ「それでは1番手、マシュ・キリエライトいかせていただきます」
マシュ「やはりここは、旅の話がいいかと」
ギル「ほぅ」
マシュ「その為には、まず私と先輩の出逢いから」
マシュ「先輩は初めてお会いした時、【カルデア】の通路で寝ていまして」
ギル「マシュめ、貴様 話を盛っておるな? 通路で眠るヤツがあるか」
立香「いやぁ~~」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
詳しくはゲーム本編で。
もしくは大好評発売中である『Fast Order』のアニメでな。
2人の馴れ初めに王様は大笑い。
ダ・ヴィンチ「あははははっ! いいぞマシュ、話題のチョイスがいい!」
ロマニ「本人至って真面目だから、それが王様にツボってるのかな?」
ロマニ「というか今の僕らってすごく出歯亀だよね。マシュ、藤丸君ごめーん」
ダ・ヴィンチ「君もなかなか真面目な男だよね」
ダ・ヴィンチ「ま、ほどほどにね」
ロマニ「さっきコーヒーを溢したのは君じゃないか」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ロマニさん、今のマシュさんに色々と満足しているのでしょう。
幸せそうだもんな、マシュ。
で、惚気話がひと段落つきました。
ギル「――ふむ、実に退屈だった」
立香「お気に召しませんでしたか?」
ギル「どれもこれも貴様らばかり楽しそうな話題だったではないか」
ギル「しかし、良い旅をしてきたのは分かった。土産話とは旅した本人が1番楽しいものだからな」
立香「あぁ、なるほど」
ギル「本人が楽しそうなのだ。それは良い旅だったのだろう」
立香「ギルガメッシュ王には、ありますか?」
ギル「ん?」
立香「旅の思い出とか、土産話とか」
ギル「全て覚えている」
ギル「輝かしい英雄譚も、くだらぬ道行きも争いも」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
その記憶こそが、かの『ギルガメッシュ叙事詩』というわけです。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ペルシャ湾に到着だ。
ギル「此度持ち帰る水は、この観測所の研究員が集めたものだ」
マシュ「本格的に水質の調査をしているんですね。やはりこの時代、水は貴重だからですか?」
ギル「行くぞ」
研究員「ギルガメッシュ王! 王自らいらっしゃるとは。政務はよろしいのですか?」
マシュ「先輩と同じリアクションです」
立香「あはは」
ギル「なに、ちと用事があってな」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
なかなか立派な研究所ですね。
紀元前なんだよな、これ。
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立香「え。暇潰しじゃ」
ギル「貴様、俺のことを舐めているな? それか阿呆だと思っているだろう?」
立香「め、滅相もない!」
マシュ「先輩先輩、きっと王様は暇潰しに見せかけて、何か重要なお仕事をなされているのかと。凄いです」
ギル「ははは。いいぞマシュ。畏敬をもって俺を称えよ」
ギル「貴様らもこの娘を見習うがいい」
研究員「もちろんでございます。ですが、せめて一言連絡をいただけると、職員一同 心穏やかに励めるのですが」
立香「確かに。当然来られると心臓がもたない」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
マシュさん、意外にギルガメッシュさんの扱い方が上手いですね。
粘土板に記録がされているが、現代の情報量からすると、やはり大したデータとはいえないだろう。
一説では、平安時代の平民が得られる一生分の情報量は、現代人の1日分の情報量よりも少なかったかもしれないと。
現代人もスマホ(によるネット)の普及で、(一般人が)得られる情報量が劇的に上昇した。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
これで任務は果たしました。
ウルクに帰るまでが任務だぞ。
マシュ「フォウさーん! あまり遠くへ行ってはダメですよー!」
立香「ひと段落だね」
マシュ「先輩、ありがとうございます。あの、これは?」
立香「研究員の人たちがお疲れ様ですって」
マシュ「そうですか」
立香「”王の思い付きに付き合うのは大変でしょう”だって」
マシュ「あの、そのギルガメッシュ王はどこに」
立香「それがなんだか調べることがあるらしくて、観測所に残るってさ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
心が癒されるデートタイムですね。
ギルガメッシュには、やはり相応の理由があった様だ。
ロマニ『穏やかでいい日だね。いっそここで休日になれば、海で泳ぐこともできたのに、残念だ』
立香「ドクター」
ロマニ「2人ともお疲れ様。肉眼で見るペルシャ湾はどうだい?」
ロマニ「オケアノス。第3特異点で体験した海とは、随分違うだろう?」
マシュ「はい。この先にインド洋が広がっているかと思うとドキドキします」
ロマニ『じゃあ更にドキドキする話を。この第7特異点は今までの特異点より規模が大きいようだ』
マシュ「規模、ですか?」
ロマニ『ペルシャ湾の先、インド洋まで観測結果が届いているんだ。メソポタミア世界にとって海は欠かせないファクターなんだろう。それ故にこうして形成されているんじゃないかな?』
立香「なんだかすごい途方もない話になってきた」
マシュ「どれほど過去の世界だろうと、人間は海と向き合い、そして渡ってきたのですね」
マシュ「私は——」
立香「マシュ?」
マシュ「先輩、私はちゃんと向き合えてるでしょうか? 向き合ってそして、自分の本当の望みを知ることができるんでしょうか?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
マシュさんの心の深淵です。
第0話からマシュも変化している。
今まで壮大な旅を経ましたから。
ドレイク「アンタはもう望みを持ってるよマシュ。人間、誰だって望みは持ってるんだ。望みがない人間は、生きていられないからね」
マシュ「人間——でも、私は」
ドレイク「悪人が善行を為し 善人が悪行を為すこともある。それが人間だ。それがアタシたちだ」
マシュ「それが、人間?」
ドレイク「きっと最後に分かるさ。アンタは何がしたいのか、アンタは何をする為に、最後までその盾を振るうのかってね」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ドレイク姐さんの言葉が心に刺さります。
思い出すな、第3特異点での壮大な冒険を。
立香「これまでの旅で、俺はマシュを1番近くで見てきたよ」
立香「自分と向き合うって簡単そうで難しい。何をすべきか、何が望みなのか」
立香「持っている答えを、俺は聞きたい」
立香「きっとマシュは見つけられるはずだから」
マシュ「はい」
ロマニ「きっと、そうなるさ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
このまま時が止まってしまえば。
まあ、そうはいかないがな。
いい雰囲気でしたが、一転、フォウさんが危機を報せてくれました。
マシュ「ドクター! 9時の方角を! 何かが一直線に飛んできます!」
ロマニ「こちらも確認した! 神代のマナ濃度の中で、時速500km!?」
ダ・ヴィンチ「接触まで、3、2、1」
ダ・ヴィンチ「マシュ、シールドを」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
時速500キロか。
002さんより遅いですね。
そういう比較するなよ。
エルキドゥ「呆れた。随分と危機感が薄いんだね 君たちは。こんな人気のない所に護衛もなしでやって来るなんて」
エルキドゥ「自分たちの強運に慣れてしまったのか、それとも舐めているのか」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
エルキドゥ、再びの来襲だ。
マシュさんしか鯖がいません。
大ピンチだ。
立香「エルキドゥ、君はもう死んでいるはずだ」
マシュ「マスター、彼から魔術王の気配を感じます。目前の敵個体はエルキドゥではありません」
エルキドゥ「君たちは正しい。僕はエルキドゥとしては偽物だ」
立香「じゃあ、君はいったい」
エルキドゥ「ちょっと持ち主が替わっただけで、人間は本当にどうしようもない」
立香「持ち主が、替わった?」
エルキドゥ「でもそんなのは些末なことさ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この微妙な言い回し。
やっぱりエルキドゥだよな、変貌してしまっているが。
魔獣の女神に再生(リサイクル)されたっぽいですね。
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マシュ「マスター、きます!」
エルキドゥ「僕は壊れるまで人間の敵だ。何があろうとそこは変わらない」
エルキドゥ「それを今 君たちの命で証明しよう」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
マシュ単騎でどれだけ戦えるのか。
ロマニ「この戦い方はまさしく、英雄王ギルガメッシュの十八番だ!」
エルキドゥ「当たり前だろう? 無尽蔵に刃をつくり惜しみなく叩き付ける。それがこの体が行う、戦闘の最適解だ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
呆気なくノックダウンです。
もう戦えないっぽいぞ。
立香「マシュ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
身を挺して、がむしゃらにマシュさんを守りました。
なんという胆力、そして行動力。これそ真の主人公というやつだ。
全然、イキリ鯖太郎なんかじゃありませんよ、立香さんは。
イキってはいないし、太郎呼びも勘弁してくれ。頼むから。
ネットでは皆さん、立香さんを鯖太郎鯖太郎って、本当に。
もう、それいいから。
エルキドゥ「同じ戦い方をするのなら、むしろそいつの方が僕の真似をしているのさ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
絶体絶命です!
ギル「ほぅ、それは異な事を。これは俺の記憶違いか?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
間一髪、ギルガメッシュさんが助けに来てくれました。
死別して以来の対面か。
ギル「あの時 我が脳裏に閃いた新戦法は、”無駄遣いの極み”と罵られたはずだがな」
エルキドゥ「違う。あれはお前、が」
エルキドゥ「お前が、ギルガメッシュ!」
ギル「他の何に見えるか、マヌケ」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
切ないな、ギルガメッシュの表情とエルキドゥをマヌケという声音が。
さあ、バトルが始まります。
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ギル「冷静沈着な兵器としての無駄の無さはどうした?」
ギル「戦闘を楽しむなぞ、貴様らしくないぞエルキドゥ」
マシュ「あれは偽物! 本物のエルキドゥさんではありません!」
ギル「ほぅ、それにしてはよく出来ているではないか!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
これぞ英雄王の戦い方。
本家本元の戦法ですね。
ギル「余程よい魔力を得たのだろう。三女神とやらの差し金か」
エルキドゥ「黙れ!」
エルキドゥ「この地球上で、最強の創造物は僕だ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
白熱の戦闘シーンです。
よく動く。作画も良い。
エルキドゥ「お前のような半端なつくりものは、要らない!」
エルキドゥ「愚かなウルクの王、母さんの敵。お前は僕が必ず殺す!」
エルキドゥ「この世界は、お前の死と共に終わらせてやる!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
ギルガメッシュが「半端なつくりもの」?
意味深な台詞が。
それに捕まったぞ。これはマズイ。
エルキドゥ「お前は何だ!?」
立香「ギルガメッシュ王!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
迎撃はもう間に合わない。
回避も無理ですよ、これ。
エルキドゥ「はっ!」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
外れたのではなく――
ええ。外しましたね、無意識に。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
心臓にトラブルが発生か?
心筋梗塞? 不整脈?
ロマニ「ふぅ、助かった」
ロマニ「エルキドゥ、ウルク北部方面に撤退したようだ。これ以上は追えない」
ダ・ヴィンチ「どうして撤退したのかまるで分からないけどね。ひとまず安心していいよ」
マシュ「先輩、お怪我はありませんか?」
立香「大丈夫。マシュは?」
マシュ「ギルガメッシュ王のおかげです」
ギル「そろそろ来るだろうとは思っていたが、見事な悪運だったな」
マシュ「ありがとうございました」
ギル「馬鹿者。俺の手助けなどで戦力差は覆らぬ。今回助かったのは向こうの気まぐれよ。あ奴がその気なら貴様らと共に死んでいたわ」
立香「あの、何か苦しそうだったのは?」
ギル「さあな。何かの故障か、心肺機能が停止していたようだ。そういうこともあるだろう。どちらにせよ過ぎたことだ。気にするな」
立香「気にするなと言われても、どう見ても様子が」
ギル「ウルクに帰るぞ。調べるべきものは調べ、見るべきものは見た。それに思い出したこともある」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
さらっと心肺機能停止と言ったな。
ギルガメッシュさんは今のエルキドゥさんの正体を掴んでいそうです。
色々と悲しい背中だ。
エルキドゥ「僕の方が強い。あの王より、僕の方が強いはずなのに」
エルキドゥ「なのに、どうして撤退なんかしているんだ、僕は」
エルキドゥ「記憶が秩序立っていない。以前の記憶ばかり閲覧している」
エルキドゥ「分からない。この胸の故障はなんだ?」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
そういえば彼は人間という生命体ではなく、元々からして「造られた人形的な存在」でしたよね、エルキドゥさん。
型月世界でいう「人形」そのものっぽいな。
エルキドゥ「アイツは殺すべき相手だ。でも話を。いや会話をする余地はない。ただ殺す、殺す、殺さなくちゃ、殺さなくちゃ、殺さなくちゃ、母さんの為にも、殺さなくちゃ」
エルキドゥ「そうだ。僕は、エルキドゥではないのだから」
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
エルキドゥさんは心が壊れつつあります。
最後は碇シンジっぽかったな。
同じ月夜を仰ぐギルガメッシュさんの心境は如何に。
一度は死別した親友同士、今度はどういった結末を迎えるのか。
第6話は牛若丸さん、アナさん、そしてイシュタルさんにスポットが当たりますから、彼女達のファンはお楽しみに。
お使い的な箸休め回と思ったら、凄い戦闘シーンで息を飲んだぞ。
次回のFGOも期待しましょう。
【引用元――Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、アニプレックス/ノーツ/ディライトワークス)より抜粋】
この番組は以下のスポンサーでお送り致しました
――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。