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※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
また、権利者様および各関係者様への敬意を忘れず、不利益にならない用法を心掛ける事を明記します。
――オンエア、START!
素直に泣くのも大切です、哀しい時には。ナビゲーターの淡雪です。
本日の放送も『エガオノダイカ』企画となります。この第8話に進みまして、主要人物が命を落とし始めます。無駄な死ではなく、ユウキさんとステラさん、それぞれに相応の意味と心の傷を残すカタチで――
※)ナビゲーター。14歳(中等部三年生)
無理な笑顔は心に良くないぞ。お馴染み、助手の締里だ。
お涙頂戴、といった感動の押し付けで散っていくキャラは皆無だったのが、この『エガオノダイカ』の素晴らしいところだ。必要最低限のキャラの死で、かつその死がとてつもなく大きく、物語に意味を示している。
※)アシスタント。15歳(高等部一年生)
今日、命を散らしてしまう方は、果たして何を遺すのでしょうか。
それはこれから私達と共に確認してくれ。
季節は移り、秋になっております。
レビュー開始
ハロルド『今なら撤退中の敵軍を、我々と《エクセスアルカ》で挟撃できます』
ユウキ「駄目。作戦通り、深追いしないで」
ハロルド『姫様』
ユウキ「無駄な戦闘は無駄な犠牲を出します。今は少ない戦力をできるだけ温存しないと」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
ハロルドさんとユウキさん、意見に食い違いが。
目指しているゴールが異なるからな。
後に深刻な禍根とならなければ良いのですが。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
王宮を脱出してから2ヶ月半も経っていました。
敵は物資が乏しい。応戦可能ならば応戦する。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
勝てないと判断したのならば、時間を稼いで撤退。
撤退前に人と物資を逃がし、帝国軍に利を与えない。
余裕がないのは帝国軍も同じです。
廃墟を占拠するだけの人と物資がないので、やはり撤退だ。
そこに王国軍は物資と人を戻して取り戻す(奪還)のです。
帝国側にはない強みを活かした持久戦を展開していた。
ユウキ「クリサント州のリーゼ辺境伯から救援要請がありました」
ジェイムズ『ほう』
ユウキ「ユニとルネを連れて《エクセスアルカ》でいってあげて欲しいの」
ユウキ「今後はクリサント州も作戦の適応地とします」
ジェイムズ『民を見棄て、王宮から逃げた王女に従う気などない。リーゼ辺境伯はその様にのたまったと、聞いていますが?』
ユウキ「彼は自分の責務を全うしようとしただけ。それに、わたくしが王宮から逃げたのは本当の事よ」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
ユウキさん、逞しくなっています。
だが、心身の疲労は溜まっているようだ。
レイラ「ここでは気を抜かずに」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
新型【クラルス】の増産に励んでいる様子です。
軍としては、それが拠り所だからな。
ハロルドさんはユウキさんに「勝負をかけるべき」と進言します。
その一方で、捕虜のイザナは帝国本国への移送が決まっていた。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
移送されるまで、来賓館での軟禁になりました。
嫌味たっぷりなアイネの挑発にも、イザナは動じない。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
安らぎの一時だ。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
ユウキさんの手作りですが、不安になりますね、これだと。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
食卓での会話からして、作物の育ちが近年では特に悪い様です。
農作物の生産力を上げる為にも、新型【クラルス】は必要だった。
それが今では《テウルギア》の動力源のみ。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
ユウキさんは悩んでいます。勝負を仕掛けるべきか否か。
それから王宮を脱出した日、レイラに12年前のテロについて知らされた。それまでは事故死だと隠されていたが、ついにユウキは真実の一端を知った。
ユウキ「これをイザナが?」
レイラ「はい。もうユウキ様に隠すべきではないと」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
テロを起こしたのは、今は滅亡している【ベルデ皇国】の者達。彼等は【クラルス】そのものを否定していました。あってはならない物だと。
けれど王国と帝国は皇国とは見解を異にした為に、あんな惨劇になった。
ユウキ「なのに、否定する理由をハロルドもイザナも、レイラさんも知らされていない」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
皇国が【クラルス】を否定した理由が、今後の鍵になりそうだ。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
また無茶をしますね、イザナさん。
ここはイザナの庭も同然。少しでも情報が欲しい。
皇帝『アイネ・フリート参謀長。貴君がそこまで新型【クラルス】の使用を渋るのは、やはり【ベルデ皇国】の研究結果を顧みての事か』
イザナ「――【ベルデ皇国】?」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
物語は核心に近づきつつあります。
これ、上層部は王国の方が問題ありなパターンだぞ。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
これだけ頑張っても新型【クラルス】搭載機の増産は24機です。
王宮にいる帝国軍に動きがあったとの、偵察部隊からの入電だ。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
ハロルドさんは戦力を集中させて、迎え撃つべきとの意見です。
対するユウキは、これまで通りの持久戦をと主張を変えない。
オペレータ「偵察部隊より入電。(王宮の)敵艦が出撃を開始。目的は北ロビア州です」
ユウキ「北ロビア州の民間人と物資を、予定径路に沿ってセラス州に移動」
イザナ「すまないが、意見を聞かせて欲しい。子供の名前だ」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
ワンパンマンぶりを発揮のイザナさんです。
命を賭けての行動に出たか。
ユウキ「12年前。【ベルデ皇国】はテロを起こしてまで新型【クラルス】の使用を妨害しました。帝国はその理由を?」
アイネ「ッ!!」
ユウキ「知っているのですね」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
降伏勧告に対して、ユウキは対価として「新型【クラルス】について皇国の研究データおよび帝国が握っている情報」を求める。
アイネ『残念だ。先の心配よりも今、目と鼻の先にいる同胞の心配をするべきだったな』
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
アイネさんが皇国の情報開示を拒否したので、交渉は決裂です。
しかも王国軍の動きを読んでいて、待ち伏せしていた。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
なかなか不敵にして有能な将だ、アイネ・フリートは。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
イザナさんはボートでの脱出より皇国の情報を優先しました。
《エクセスアルカ》より先行しているユニからの通信だ。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
アイネさんがいる主艦に、ユニさんとルネさんは特攻を申し出ました。
当然、2人は戦死必至だが、引き替えに敵の参謀長を道連れにできる。
そうなれば、一気に戦争の局面が変わります。
しかしユウキはその作戦を拒否した。ユニが虎の子の戦力としても、アイネとの引き替えならば、ここはやるべきなのだがな。
情に流されたユウキさんを、ハロルドさんが批難しました。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
激しく2人が対立する一方で、イザナは――
イザナ「馬鹿な!」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
隠されていた真実を目の前に、イザナさんは驚愕です。
己の身を顧みずに、緊急入電だ。これで帝国に色々とバレた。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
これにはユウキさんとハロルドさんも愕然です。
イザナが処刑されるのは、もう確定だからな。
イザナ「ユウキ様、今から極めて重要なデータを送ります」
ハロルド『バカ野郎! 見つかったら殺されるぞ』
イザナ「分かっている」
ハロルド『だったら』
イザナ「このデータはソレイユの未来を左右するものだ」
イザナ「ここに【ベルデ皇国】による【クラルス】の研究データが記されております」
イザナ「これを見れば、何故、12年前に【ベルデ皇国】が事件を起こしたのか分かるでしょう」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
やはり見つかってしまいました。
ユウキ「イザナ!」
ハロルド「姫様、出撃の許可を!」
イザナ『ハロルド、お前が取り乱してどうする』
ハロルド『生まれてくる子の名を、エリザに』
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
別れの時です。
子供の名は――シエル。故郷の母星で空を意味する言葉。
ユウキ「私じゃ駄目だよ。イザナが自分で伝えなきゃ。自分で呼んであげなきゃ」
イザナ『最後まで、無茶をおっしゃる』
ハロルド「イザナ」
ハロルド「次に会う時は、酒に付き合え」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
そしてイザナは倒れ込み、映像から見切れた。
後の画面(モニタ)は、無情にも銃声が連なるのみです。
ユウキ「イザナァァ!」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
静かに息を引き取りました。
Cパートだ。
エリザが無事に出産したとの報告が入る。
ノエル「ユウキ様、あたし弟ができた。お姉ちゃんになったんだよ」
エリザ「ユウキ様、抱いてやってください」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
散った命に、新しい命、か。
ノエル「ユウキ様、泣いてるの?」
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
微笑むだけで精一杯です。
次回予告だ。
次回予告
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
次回も王国パートになりますよ。
イザナが散った。次もある人物が最後を迎える。
悲しみは連鎖していきます。
【引用元――エガオノダイカ(原作:タツノコプロ、エガオノダイカ製作委員会)より抜粋】
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――次回もお楽しみに!
※)引用したキャプチャ画像に関しては、著作権権利者様より異議申し立て・削除要請があれば、速やかに対処いたしますのでご承知置き願います。
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